型番 | 波長タイプ | ビーム | レンズ | 各チャンネルのスペクトル 青ch / 白ch / ブレンド |
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センター ライン |
サイド ライン |
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KR90FW | フルスペクトル フレッシュウォーター 400nm + 420nm + 475nm + 500nm + 8000K + 4000K | 散光 | 60° | 70° | |
KR90DR | ディープスペクトル ディープリーフ 420nm + 450nm + 475nm + 500nm + 8000K | 散光 | 60° | 70° |
前バージョンの月齢機能はすべてマイコン任せでしたが、最新モデル(ver 3.03)では
満月日と時間帯と調光設定を可能にしました。
例えば、以下の左グラフのような調光設定がある場合、ここへ当日が半月となるような満月日(約15日前)を設定し、
時間帯を18:00~6:00、月齢調光レベルを20%とした月齢設定を割り当てると、
右グラフのようにブルー範囲が月齢実行時間帯となり、設定値の20%(破線)は半月により50%に減光(実線)されて点灯制御されます。
尚、この月齢設定による点灯制御は調光タイマーよりも優先的に実行されます。
尚、新月から満月までの月光強度は以下の算定式で表されます。
月齢月光強度 Lunar = 月齢調光設定 % × 月齢変化 (新月0%~満月100%)
= 0~月齢調光設定 % (数%の誤差を含む)
前バージョンとの違い
KR90シリーズの機能拡張に伴い、視認性と操作性を向上させるため、大型液晶を搭載した新型パネルが採用されました。 これによって、従来の7セグメント×3桁表示パネルでは表示できなかった様々な情報が表示できるようになったと同時に、 雷設定や月齢周期等の機能実現と年月日を含む時計設定が可能になり、本体温度もモニター可能になりました。
大型液晶パネル採用モデル(ver 3.02)で追加された機能
「栽培」でも「養殖」でもない、自然な"育成"を追求した集大成がここにあります。
やはり辿り着いた答えは、"太陽の恵み"でした。
植物育成の分野でありがちな青と赤の混合ライトをそのまま水草に持ち込んだような製品や、 家庭照明用の白色LEDをそのまま流用して飼育可能を謳う製品が後を絶ちません。それらの説明の中の 「クロロフィルの吸収スペクトルをカバー」と言うのはまだ良心的ですが、 「十分な成長」「緑が綺麗」など、一見要件を満たしてそうで、 実はそうでないものも多く見受けられます。
十分に成長すると言うのはどの種を検証した結果なのか?
例え綺麗に見えても成長に必要な波長は確保されているのか?
自然界には淡水の水草だけをとっても数え切れないほどの種が存在し、 果たして光合成に必要な波長の考察がクロロフィルだけで済むのかどうか、 「不要なモノ」を排除し「必要なモノ」を足し算してゆくには、 まだまだ解明されていない部分が多いのではないか?と言った懸念があります。
そこで逆転の発想です。
水草はそもそも自然下では太陽光を浴びて光合成している植物の仲間です。
それならば、まずは太陽光を用意すれば良いのでは?と誰もが理解できるでしょう。
何が不要で何が必要なのかと考える前に、まずは水草本来の生育環境に注目し、
光合成の対象となるすべての波長を当たり前に整えること。
そんな成功への近道を形にした製品が、
太陽の恵みを再現した究極の水草モデル"KR90FW"です。
KR90FWの白チャンネルには、水草向け基準光源として申し分の無い太陽光のようなフルスペクトル白色光を構築しております。
これで水草が要求するあらゆる波長に対応できる準備が整いました。
KR90FWには、水草の生育環境と同じ、光合成に必要な波長が十分に確保されていることがお判り頂けたと思います。
では、鑑賞性はどうでしょう?
どんなに必要な波長が整えられていても、見た目の演色性が悪ければ、
アクアリウムとしての価値は見いだせません。
なぜなら、アクアリウムの目的は栽培や養殖ではなく、鑑賞のウェイトが非常に高いからです。
もちろん、青と赤の波長だけで構成された植物育成ライトなどは論外です。
そこでKR90FWは、太陽のフルスペクトルだけではなく、究極の演色性までも実現してしまいました。
それが、KR90FWの色温度自在なチャンネル設計です。
KR90FWのベースとなるKR90には、白チャンネルと青チャンネルが用意されていますが、 その2つのチャンネルを有効に活用すべく、KR90FWでは実に1年以上の開発期間をかけ、 多様な水草水槽への設置を試みながら、5回もの試作を繰り返してきました。 その結果辿り着いた答えが、ベース光源となる色温度16000Kの白チャンネルと、 色温度4000Kの青チャンネルとの組み合わせにより、 フルパワー時に色温度8000Kが得られるような、水草の生育と鑑賞性を両立したチャンネル設計でした。 そして遂に、16000Kの白チャンネル100%時~8000Kのフルパワー時までを通して、 一律Ra85の高演色性を保持することに成功したのです。
KR90FWは、太陽光フルスペクトルと、8000K~16000Kまでの自在な色温度と、 高演色性Ra85をキープできる、業界唯一の最高傑作と言えるでしょう。
KR90スタンダードモデルは、色温度の高い白色LEDと深い色合いの青色LEDを採用しているため、 サンゴの蛍光色がとても綺麗に発色しますが、実は厳密に見るといくつかの蛍光色は十分に発色できていませんでした。 その原因は、一般のLEDの特性にあります。
下の図はKR90スタンダードモデルのスペクトルグラフですが、青色LEDの波長範囲は約420~470nmの狭い範囲に集約され、 その前後には波長強度がありません。 また、白色LEDも同様に420~470nmに狭い範囲のピークがあり、加えて緑から黄色の波長に掛けて低いピークがありますが、 よく見るとシアン500nmに大きな強度不足が見られます。
次に実際の海中のスペクトルグラフを見てみましょう。
水深1メートル前後こそ、ほぼ陸上並みの波長バランスで届いてる太陽光スペクトルも、 水深を増す毎に、まず赤色の波長が極端に減衰していく様子が判ります。 また、蛍光色が多彩で綺麗なLPSが生息する水深10メートル以深ともなると、 もはや赤色の波長は完全に失われてしまいます。 このような世界では、仮に赤い物体が存在していても、その色を跳ね返す波長の光が存在しないため、 赤い物体は赤く見えないと言う現象が起こります。
では、そのような水深で生息していて、なお赤く発色しているLPSは、どのようにして赤色を発しているのでしょう?
それが、蛍光タンパクです。
蛍光タンパクは、光合成色素とは別に、深場の限られた波長環境の中でサンゴが如何に効率よく光合成を行うか、
その光合成の補助として存在していると考えられます。
例えば、600nm以上の赤色の波長を利用する光合成色素は、
それらの届かない水深では直接的にその波長を利用する事はできませんが、
もしそこに青色の波長を赤色に変換できる蛍光タンパクがあれば、
光合成色素はその蛍光タンパクを経由して赤色の波長を利用できるようになる訳です。
蛍光タンパクの発色には、実に多彩なカラーバリエーションが存在しますが、 その蛍光色を励起(発現)させるための吸収光の範囲は、やはり水深スペクトルに依存します。 例えば水深30メートル付近では、特に420nmの紫光から500nmのシアンまでの範囲にピークを持つスペクトルとなるため、 必然的にその範囲を吸収光として利用する蛍光タンパクが多くなります。 例えば、紫光を吸収して青色を発色する蛍光ブルーや、青光→蛍光グリーン、緑光→蛍光オレンジなどです。 また、蛍光レッドを発する蛍光タンパクも、青光・シアン光・緑光などの波長を吸収して赤色の波長に変換しています。 判りやすく単純な関係で示すなら、短い波長から長い波長へ一色飛びの関係で波長をシフトするような関係 (紫→青、青→緑、緑→赤)になりますが、 中にはKeima-Redと呼ばれる蛍光レッドのように、420nm~450nmの紫光・青光から、620nm前後の蛍光レッドに 一気に三色も飛び越えて変換する蛍光タンパクも存在します。
これらの蛍光タンパクに対し、その発色を漏れなく十分に発現させるためには、 それらを励起させるために必要な波長400nm~500nmまでの範囲の均一な光強度の確保が不可欠となります。 そこで開発されたのが、水深30メートルの海中スペクトルを再現し、その水深で活動するサンゴの蛍光タンパクを 余すことなく呼び起こすことが可能な深場系フルスペクトルLEDシステムライト、KR90DR DeepReefです。
KR90DRなら、これまでのLEDライトで励起できなかった蛍光色や維持できなかった蛍光色も
綺麗に発色させ維持する事ができます。
通常のLEDライトと比較しても、感覚的に倍以上の強さで発光しているように見えるでしょう。
また、今まで気づかなかった蛍光色にも驚かせられるかも知れません。
蛍光グリーンや蛍光オレンジはもちろんのこと、蛍光バイオレットや蛍光ブルー・蛍光レッド、
すべての蛍光色をKR90DRで育んでください。
型番 | 水槽 | サイズ | 重量(約) | 消費電力 |
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KR90**-12S | 30cm | L320×W122×H24mm | 0.7Kg | 25W |
KR90**-18S | 45cm | L450×W122×H24mm | 0.9Kg | 35W |
KR90**-24S | 60cm | L610×W122×H24mm | 1.3Kg | 50W |
KR90**-30S | 75cm | L760×W122×H24mm | 1.5Kg | 60W |
KR90**-36S | 90cm | L900×W122×H24mm | 1.9Kg | 75W |
カラー | SILVER/シルバー (BLACK/黒は受注生産になります) |
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レンズ | センターライン60° サイドライン70° |
電源 | AC100V 60/50Hz |
設置 | スタンド / ワイヤー吊り下げ |
付属品 | ACアダプター、 純正スタンドセット、 純正ワイヤーセット、 シンクロケーブル |
安全規格 | PSE電気用品安全法対応 |
型番 KR90DR |
LED素子数 | 製品定価 (税別) |
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Blueチャンネル | Whiteチャンネル | White ch + Blue ch 合計 |
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BlueViolet 420nm |
RoyalBlue 450nm |
Blue 475nm |
計 | Blue 475nm |
Cyan 500nm |
CoolWhite 8000K |
計 | |||
KR90DR-12S | 5 | 5 | 4 | 14 | 2 | 2 | 3 | 7 | 21 | 42,000 |
KR90DR-18S | 7 | 7 | 6 | 20 | 3 | 3 | 4 | 10 | 30 | 51,000 |
KR90DR-24S | 10 | 9 | 9 | 28 | 4 | 5 | 5 | 14 | 42 | 62,000 |
KR90DR-30S | 12 | 12 | 12 | 36 | 6 | 6 | 6 | 18 | 54 | 80,000 |
KR90DR-36S | 14 | 14 | 14 | 42 | 7 | 7 | 7 | 21 | 63 | 91,000 |
型番 KR90FW |
LED素子数 | 製品定価 (税別) |
||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Blueチャンネル | Whiteチャンネル | White ch + Blue ch 合計 |
||||||||
NW 4000K |
計 | UV 400nm |
BlueViolet 420nm |
Blue 475nm |
Cyan 500nm |
CoolWhite 8000K |
計 | |||
KR90FW-12S | 7 | 7 | 1 | 2 | 2 | 2 | 7 | 14 | 21 | 42,000 |
KR90FW-18S | 10 | 10 | 2 | 2 | 3 | 3 | 10 | 20 | 30 | 51,000 |
KR90FW-24S | 14 | 14 | 3 | 3 | 4 | 4 | 14 | 28 | 42 | 62,000 |
KR90FW-30S | 18 | 18 | 4 | 4 | 5 | 5 | 18 | 36 | 54 | 80,000 |
KR90FW-36S | 21 | 21 | 5 | 5 | 5 | 6 | 21 | 42 | 63 | 91,000 |
対象 | 成長・色揚げに必要なPPFD値の範囲 | 適合KR90シリーズ(目安) |
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超浅場のSPSなど | 600~1,000 umol/m2/s | - |
浅場のSPS、ソフトコーラルなど | 200~500 umol/m2/s | KR90FW+KR90DR |
LPS、その他のサンゴ | 100~200 umol/m2/s | KR90DR |
淡水・水草 | 100~200 umol/m2/s | KR90FW |
陸生植物 | 200~500 umol/m2/s | KR90FW×n台 |
LEDメーカー | カラー | 波長 | 光束・放射束 | KR90FW | KR90DR |
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Epileds |
UV | 395nm | 500-600mW | ○ | - |
BlueViolet | 425nm | 500-600mW | ○ | ○ | |
RoyalBlue | 450nm | 400-500mW | - | ○ | |
Blue | 475nm | 30-35lm | ○ | ○ | |
Cyan | 500nm | 75-80lm | ○ | ○ | |
Bridgelux |
CoolWhite | 8000K | 125-130lm | ○ | ○ |
NeutralWhite | 4000K | 125-130lm | ○ | - |
* LEDの波長・出力には僅かに誤差があります
* 都合により予告なく仕様を変更する場合があります