アクアリウム工房 ブルーハーバー
2004.3 MASAの冒険 NO.2(前半)
この記事は旧ブールーハーバーサイト内でご覧いただけた内容です。
HAWAII-ダイヤモンドヘッド・武者修行part1★
2日目は午前中、ダイヤモンドヘッドへ行き、ワイキキの街を頂上から眺めてきました。
ダイヤモンドヘッドは山って言うよりは丘みたいな感じです。トロリーバスの乗り方もわからなく、歩いて入り口まで行きました。
入り口には駐車場があり「やっぱりバスで来れたんや・・・」と二人で呟きました。
頂上までの道はグネグネ道で、ガイドブックには20分とか書いてましたが、あんなしんどい20分はありません!
頂上の手前に来ると、いかにも人工的な階段を昇り、洞窟を抜け、建物の中に入ると、螺旋階段を昇り外にでます。
そこには驚いたことに、パンフレットみたいなものを売ってる人がいました。「パンフレットを売りに、毎日毎日このグネグネの坂道を上り下りするんや・・・」すごいなこの人は。
頂上はすごく見晴らしが良く、ワイキキの街並みを一望できました。その日はあいにくの曇り時々雨だったので、一面雲に覆われてましたが。
ダイヤモンドヘッドの頂上は“淵”の中にあります。今は死火山なので、元火口には建物が建てられてました。
昼からはワイキキアクアリウムに行くので早めに下山しましたが、いくら待ってもバスは来ず、僕達は帰りも走ってワイキキに向かうはめになりました。その時「絶対バスの運転手道間違えてるわ!!」とHIROはぶつぶつ文句をたれてました。
午後からは研修というかたちでバックヤードを見学させてもらう事になっていたので、ワイキキアクアリウムの入り口で、受付のおばちゃんに、「チャールズデルビークさんを呼んでください」といいました。
初めて会う偉い人だからと思い、とても緊張していました。待つ事5分。
「ハロー、チェリーボーイ!」
振り返るとそこに立っていたのは、昨年の9月に僕が朝お店に出勤したら、事務所に見慣れない外国人がパソコンを使っていた、まさにその人だったのです。
そのとき、あわただしくボスと沖縄水族館に出かけてしまい、紹介もなにもされていなかったので、僕はあの外国人がだれなのかわからなかったのです。
それでなくても、普段から、僕の知らない外国の人たちがお店に出入りしてるのですが、ボスは“丁稚”の僕のことを「チェリーボーイ」としか紹介してくれず、僕も英語でしゃべられたらどうしようかと思い、ちょっと怖かったのでなるべく顔をあわさないようにしていました。
ボスとチャールズ・デルビーク氏は親しい仲で、数年前から師弟関係にあるようで、普通ではこんな事はできませんが、無理言ってバックヤードにはいらせてもらえることになりました。
ボスに後で聞いたのですが、本来は、ワイキキアクアリウムでの研修は組織的に行っていて、有料で数週間の研修プランが実施されているそうです。
今回僕は3日間しかハワイにいれませんので、デルビークさんの仕事の邪魔にならないということが条件で(充分僕がいるだけでも邪魔だと思うのですが。)ボランティアという形をとらせてもらったそうです。