アクアリウム工房 ブルーハーバー
2004.3 MASAの冒険 NO.1
この記事は旧ブールーハーバーサイト内でご覧いただけた内容です。
HAWAII－ワイキキへの旅立ち★
はじめまして。僕はＢＨで2年目を向かえている“丁稚（でっち）”の優（MASA）です。
入社間もないころ、ボスから、「お前みたいな“へたれ”が、1年間続けられたらハワイ旅行くらい行かしたるわ。まあ、そんな奇跡は今年阪神タイガースが優勝するのと同じくらい奇跡的なことや」と言われました。
皆さんもご存知のように昨年タイガースは18年ぶりに優勝しました。そして僕も、毎日がサンドバックのようにぼこぼこにされながらも、何とか1年間続ける事が出来ました。
3月初めに、ボスがＮＹから帰ってきて、「お前1年続いたけど、進歩がほとんど見られへんからもう一年丁稚やで！」 といわれました。
「そやけど約束は守る為に有るもんやし、吐いたつば飲み込めん奴は大嫌いやさかい、ワイキキ水族館に研修に行って来い！」 と突然いわれました。
僕もすっかりわすれてましたし、あまりにも突然で、飛行機乗るのも初めだし、パスポートももってないしとあせりましたが、ボスは早速ワイキキのデルビーク氏にメールをおくり「デルちゃん、うちのチェリーボーイを2日間ほど好きにしてくれたらええで。トイレ掃除でもええから」などと書いていたようです。
そういう訳で無事2年目も「丁稚のまま」ですが、なんとか約束のHAWAII行きをゲットし、ワイキキアクアリウムのチャールズデルビーク氏の丁稚をさせてもらえる事になりました。
3泊5日という短い期間でしたが、その現地での3日間の出来事を紹介したいと思います。実はこれが僕に与えられたノルマなのですが･･･
1日目は観光で、どこかに行こうと思いましたが、同行した友人HIROが「まずはワイキキアクアリウムに行こう！」と言い出したので場所確認も兼ねて足を運びました。
水族館と言うよりも、熱帯魚ショップと言った感じで綺麗にレイアウトされていました。入館料は7ドル。日本語解説機能つきのレコーダーが渡されました。
建物自体は小さくそんなには大きくありませんでしたが内容はとても濃かったです。・・・紹介は2日目にします。
ワイキキ到着は現地時間の午前7時ごろ。日本時間だと夜中の2時、3時の時間帯です。
実は、飛行機のなかでも僕は一睡もできませんでした。やっぱり始めての空の上は落ち着きが悪く、旅行の前にはNORIさんに「この時期のハワイ行きは良く乱気流がでて、ゆれるよ。怖いでー」とさんざん脅かされていたのを真に受けて、僕はやっぱり寝れなかったのです。
昼から眠くてふらふらの僕達は、どうにかホテルにたどり着き、チェックインをすませ、キーを貰って部屋に入ろうとしました。 明石の田舎もんの僕は、こんなオートロックのカードの鍵は見たことも無く、もちろん開けたことがなかったので、あせっていたところ、頼みの綱のHIROが「フロントで聞いてくるよ！！」と言ってさっそうと走っていき、僕は内心ほっとしていました。
が、ふと「ここは外国や。英語しゃべれるのか？？？」と思って、もどってきたHIROに聞いたら、予想どおり。 「my room open できない！」と言ったらしいです。でもフロントの人が「日本語でええで」といったのには驚かされました(ウソウソ)。 「日本語でいけるんだこの国は・・・」。
そのまま、夕食に何を食べたか記憶にないまま朝が来ました。