レビュー
どにゃ さんのレビュー
- KR93XP-30S (2013/07/31)
- 満一年。 (2013/07/31)
KR93XP-30S
どにゃ さん
2013/07/31 12:58
KR93XP-30S
総合 | 光量 | 波長 | 省エネ | 放熱 | 種類 | 機能 | 外観 | 価格 | 効果 | 寿命 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4.3 | 5 | 5 | 5 | 4 | 4 | 4 | 5 | 3 | 4 | - |
2013/7/31 追記
最近、実験的に添加剤のほとんどを止めてみた所、途端に色が良くなりだしました。
改めて波長バランスの素晴らしさを感じました。
しかししばらくするとそれを通り越して、焼け気味なサンゴも出てきました。
照明の設定は何も変えていません。
XPはやはりSPより光が強いですね。
考えてみるとSP1灯でもキレイに維持できていたサンゴはたくさんあったので、
フルスペが2灯になったことと、また一方が特に明るいXPであることを考慮するとどう考えても光が強すぎるのではないかという結論に至り、焼けたサンゴの養生がてら現在光量ダウンを実施中です。(白青95%から80%に)
水面距離は変わらず、約20cmです。
明るすぎて感覚がマヒしてしまい、適切な明るさがわからなくなっています。(笑)
トゲは依然として苦戦中ですが、色自体は良くなりつつあります。
一時すごく濃いドピンク色になったのですが、またすぐに色褪せ
。
フレームエンゼルがトゲとショウガを集中的に突いていた為、不調の原因になっていたのは間違いありません。
すでに隔離済みなので、今後調子が戻ることを期待しています。
もうちょっと
。
あともうちょっとでトゲのコツが掴めそうな感じです。
2013/6/29 製品版初レビュー
プロトタイプとの違いをレビューしても無意味なのでXPの初レビューとして。
まず、SPと大きく違う点は明るさです。
これは素子自体が新しくなっている為と、より比視感度の高い「中域波長」が強化されている為です。
フルパワーでの点灯はSPより圧倒的に明るいです。
当然、色味はSPと比較するとだいぶ黄色いです。
まさに「超浅場」のスペクトルを再現している事が見て取れます。
ピンクのトゲサンゴやショウガサンゴを直下に配置していますが、SPより赤味は維持しやすい印象です。(当然ですが)
むしろ出力があり過ぎて焼けてしまったほどです。
どうもトゲやショウガは中域波長を好みはするものの、強烈な照度は必要としないように感じます。(XPが強すぎるのかも?)
「待ちに待ったXP!」と喜び勇んで、3種類あるトゲサンゴ及びショウガサンゴピンクを直下に配置したところ、すぐ横にあるミドリイシは平気だったのに対しトゲ3種は照射面が白っぽく焼けてしまいました。
これはSPの時には無かった症状です。
それくらい明るいです。
今は照明との距離を遠ざけ、回復してきています。
トゲサンゴ画像、回復までもう少し。(消灯時撮影)
XPは「近過ぎ注意」です。
またSPより相対的に赤い波長が多く含まれている為、それらの観賞性も高いです。
ちなみに消灯時(居室照明の蛍光灯)が一番赤く見えます。(笑) (画像参照)
反面、XPを追加したことで水槽全体の明るさは飛躍的にアップしましたが、白系の波長が増強されたため蛍光タンパクのギラギラ感はやや薄れてしまいました。
青系の波長が少ない為、グリーンのサンゴはイエローに傾きやすくなります。
あえてそれを狙ってみたりしています。
ちなみに当方のショウガサンゴピンクですが、白chのみで運用していた時はピンクで、青chの出力を上げていくにつれて色が濃く、紫に傾いてきました。
これは青chに含まれる青〜UVの影響かと思われます。
この辺は好みで調整するといいと思います。
ただ、純粋な色素タンパクのミドリイシは蛍光タンパク系ミドリイシよりも少ない為、一台目としてお悩みの場合でミドリイシ重視ならやはりSPが面白いでしょう。
色素タンパク(超浅場)重視や全体的な照度の底上げ、守備範囲増強であればXPが良いと思います。
もちろん、良好な水質は大前提です。
初レビュー 2013/2/2 プロトタイプ
こちらは現在モニター中のプロトタイプ「KR93XP(まだ仮称?)」についてです。
KR93SPと異なる点は、波長バランスとプリズムレンズです。
波長に関しては言わずもがな、SPの苦手な中域を補完する超浅場向けの設計となっています。
SPでは維持・色揚げが難しかったトゲ、ショウガ、ハナヤサイを主なターゲットとして設計されたバージョンです。
しかし波長バランスに関しては先日発表されたプロダクションモデルと異なり、プロダクションモデルはプロトタイプよりさらに中域が強化されています。
モニター機に関しては、Wchこそ中域波長がやや強化されているものの、W+Bの状態ではSPとさほど変わらない波長バランスの為か未だハッキリとした恩恵は感じられていないのが現状です。
当環境での主な被検体はピンクのトゲサンゴです。
これは以前KR93SPの3-5M設定で色落ちし、Grassy LeDio21ePWを追加してSPを0M設定へ近づけてやや色が戻りました。
XP導入に当たりGLは撤去しました。
Wchのみでの運用は他のサンゴ(蛍光タンパク)への影響を懸念して現在は避けています。
残念ながら、旧環境でのピーク時よりはやや色落ちしている印象です。
というのも照明が2台になったことに伴い、サンゴの座標や照明の水面距離、前後での波長や出力の兼ね合い等の考慮すべき項目が増えた為、試行錯誤が続いているためです。
現時点で感じたメリットはプリズムレンズの効果で、色(照射)ムラがSPより緩和されています。
さらにビームの輪郭がボヤけることでギラつきが抑えられ、いくらかは目にも優しいように感じました。(気のせいかも(笑))
またこれはXPのメリットではなく2台設置のメリットですが、光量が2倍になるのは当然ですが単純に2倍になっただけではなく、ガラス面との距離が近くなることで反射光が多く得られるようになり、体感的な増加量は2倍どころではありません。
陰部分の面積及び暗さは激減しました。
この反射光利用も、最適効率を模索中のため試行錯誤を複雑なものにしてくれています。(汗)
照明が高すぎると出力(電気代)がかさむ、光が水槽外に漏れる。
低過ぎるとメンテしにくい、ムラが強くなる、出力を下げないと強光障害が起こる。
出力を下げ過ぎると鑑賞性が悪くなる・・・など。
デメリットはファンのノイズも2倍になる点です・・・。
また新たな被検体としてショウガサンゴを購入してみましたのでこちらの経過も追って報告したいと思います。
最近、実験的に添加剤のほとんどを止めてみた所、途端に色が良くなりだしました。
改めて波長バランスの素晴らしさを感じました。
しかししばらくするとそれを通り越して、焼け気味なサンゴも出てきました。
照明の設定は何も変えていません。
XPはやはりSPより光が強いですね。
考えてみるとSP1灯でもキレイに維持できていたサンゴはたくさんあったので、
フルスペが2灯になったことと、また一方が特に明るいXPであることを考慮するとどう考えても光が強すぎるのではないかという結論に至り、焼けたサンゴの養生がてら現在光量ダウンを実施中です。(白青95%から80%に)
水面距離は変わらず、約20cmです。
明るすぎて感覚がマヒしてしまい、適切な明るさがわからなくなっています。(笑)
トゲは依然として苦戦中ですが、色自体は良くなりつつあります。
一時すごく濃いドピンク色になったのですが、またすぐに色褪せ
。
フレームエンゼルがトゲとショウガを集中的に突いていた為、不調の原因になっていたのは間違いありません。
すでに隔離済みなので、今後調子が戻ることを期待しています。
もうちょっと
。
あともうちょっとでトゲのコツが掴めそうな感じです。
2013/6/29 製品版初レビュー
プロトタイプとの違いをレビューしても無意味なのでXPの初レビューとして。
まず、SPと大きく違う点は明るさです。
これは素子自体が新しくなっている為と、より比視感度の高い「中域波長」が強化されている為です。
フルパワーでの点灯はSPより圧倒的に明るいです。
当然、色味はSPと比較するとだいぶ黄色いです。
まさに「超浅場」のスペクトルを再現している事が見て取れます。
ピンクのトゲサンゴやショウガサンゴを直下に配置していますが、SPより赤味は維持しやすい印象です。(当然ですが)
むしろ出力があり過ぎて焼けてしまったほどです。
どうもトゲやショウガは中域波長を好みはするものの、強烈な照度は必要としないように感じます。(XPが強すぎるのかも?)
「待ちに待ったXP!」と喜び勇んで、3種類あるトゲサンゴ及びショウガサンゴピンクを直下に配置したところ、すぐ横にあるミドリイシは平気だったのに対しトゲ3種は照射面が白っぽく焼けてしまいました。
これはSPの時には無かった症状です。
それくらい明るいです。
今は照明との距離を遠ざけ、回復してきています。
トゲサンゴ画像、回復までもう少し。(消灯時撮影)
XPは「近過ぎ注意」です。
またSPより相対的に赤い波長が多く含まれている為、それらの観賞性も高いです。
ちなみに消灯時(居室照明の蛍光灯)が一番赤く見えます。(笑) (画像参照)
反面、XPを追加したことで水槽全体の明るさは飛躍的にアップしましたが、白系の波長が増強されたため蛍光タンパクのギラギラ感はやや薄れてしまいました。
青系の波長が少ない為、グリーンのサンゴはイエローに傾きやすくなります。
あえてそれを狙ってみたりしています。
ちなみに当方のショウガサンゴピンクですが、白chのみで運用していた時はピンクで、青chの出力を上げていくにつれて色が濃く、紫に傾いてきました。
これは青chに含まれる青〜UVの影響かと思われます。
この辺は好みで調整するといいと思います。
ただ、純粋な色素タンパクのミドリイシは蛍光タンパク系ミドリイシよりも少ない為、一台目としてお悩みの場合でミドリイシ重視ならやはりSPが面白いでしょう。
色素タンパク(超浅場)重視や全体的な照度の底上げ、守備範囲増強であればXPが良いと思います。
もちろん、良好な水質は大前提です。
初レビュー 2013/2/2 プロトタイプ
こちらは現在モニター中のプロトタイプ「KR93XP(まだ仮称?)」についてです。
KR93SPと異なる点は、波長バランスとプリズムレンズです。
波長に関しては言わずもがな、SPの苦手な中域を補完する超浅場向けの設計となっています。
SPでは維持・色揚げが難しかったトゲ、ショウガ、ハナヤサイを主なターゲットとして設計されたバージョンです。
しかし波長バランスに関しては先日発表されたプロダクションモデルと異なり、プロダクションモデルはプロトタイプよりさらに中域が強化されています。
モニター機に関しては、Wchこそ中域波長がやや強化されているものの、W+Bの状態ではSPとさほど変わらない波長バランスの為か未だハッキリとした恩恵は感じられていないのが現状です。
当環境での主な被検体はピンクのトゲサンゴです。
これは以前KR93SPの3-5M設定で色落ちし、Grassy LeDio21ePWを追加してSPを0M設定へ近づけてやや色が戻りました。
XP導入に当たりGLは撤去しました。
Wchのみでの運用は他のサンゴ(蛍光タンパク)への影響を懸念して現在は避けています。
残念ながら、旧環境でのピーク時よりはやや色落ちしている印象です。
というのも照明が2台になったことに伴い、サンゴの座標や照明の水面距離、前後での波長や出力の兼ね合い等の考慮すべき項目が増えた為、試行錯誤が続いているためです。
現時点で感じたメリットはプリズムレンズの効果で、色(照射)ムラがSPより緩和されています。
さらにビームの輪郭がボヤけることでギラつきが抑えられ、いくらかは目にも優しいように感じました。(気のせいかも(笑))
またこれはXPのメリットではなく2台設置のメリットですが、光量が2倍になるのは当然ですが単純に2倍になっただけではなく、ガラス面との距離が近くなることで反射光が多く得られるようになり、体感的な増加量は2倍どころではありません。
陰部分の面積及び暗さは激減しました。
この反射光利用も、最適効率を模索中のため試行錯誤を複雑なものにしてくれています。(汗)
照明が高すぎると出力(電気代)がかさむ、光が水槽外に漏れる。
低過ぎるとメンテしにくい、ムラが強くなる、出力を下げないと強光障害が起こる。
出力を下げ過ぎると鑑賞性が悪くなる・・・など。
デメリットはファンのノイズも2倍になる点です・・・。
また新たな被検体としてショウガサンゴを購入してみましたのでこちらの経過も追って報告したいと思います。
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