レビュー
hanapapa さんのレビュー
- 1年経過後の感想 (2013/06/30)
1年経過後の感想
hanapapa さん
2013/06/30 16:40
KR90DR-12S
総合 | 光量 | 波長 | 省エネ | 放熱 | 種類 | 機能 | 外観 | 価格 | 効果 | 寿命 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4.4 | 4 | 5 | 4 | 4 | 4 | 5 | 4 | 5 | 5 | 4 |
2013年6月30日
久しぶりの投稿になります。
導入後ほぼ一年経過しましたので追記します。
90×45×60の水槽で使用しています。
LPSはほぼ無給餌ですが、魚には1日1回給餌しています。
上部のLPSはほとんど維持できていますが、水深があるせいか下部のLPSが多少衰退する傾向があります(カクオオトゲ等)。
当初はKR90DR-12S×2基のみでしたが、上記の対策として9月頃よりバイタルウエーブ・シアン、バイオレットいずれも7W、グラッシーグロウ9UV+を正面から照射しています。
これにより下部の衰退もかなり抑制できるようになりました。
KR使用による顕著な特徴は色上りが見られることです。
蛍光色が一時的に衰退したサンゴでも時間はかかるもののほぼ回復するように思います。
購入時より色が上がったと思われる個体は多数あります。
(色上りは個人的な感想です)
飼育しているLPSは、カクオオトゲ、ウイスカーズ、コハナガタ、アワ、タコアシ、ハナガタですが、光が原因で衰退したと思われるサンゴは少数です。
(キッカなどKRと相性の悪いサンゴは入れていませんが)
タイマー・調光機能は使い勝手も良く大変便利です。
タイマーの誤差は5分/年ほどでした。
1年使用した実感としては演色性がよく、LPSの維持に有効で、省エネと3拍子揃った器具で非常に満足しています。
2012年11月4日
タイマーによる照度調節は
6:30 白 5 青10
7:00 白10 青20
9:00 白50 青60
12:00 白90 青99
20:30 白60 青80
22:00 白20 青30
22:30 白10 青20
23:00 消灯
で運用しています。
2012年10月31日
使用開始から4カ月弱が経過しました。
以下気づいた点ですが、
1.相性の良いサンゴとそうでもないサンゴがありそう。
カク、クサビライシ、スコミリア、コハナガタとは相性が良いと思います。
特にカクは他の照明の場合、衰退したり、口盤が外れてしまうことがありますが、KRをはじめLEDでは発生しないように思います。
また、全てのサンゴに万能な照明はないと思いますが、ハナガタサンゴ、ヒラサンゴで相性の悪い個体(白化が進む)があるように思います。
2.魚の黒化が収まったような。
フタホシキツネベラを飼育していますが、以前の照明では黒化してしまいましたが、現在はだいぶ改善されました。
従来の照明より人の目では暗く見えますが、照度・波長のバランスがよく、最小限の照度で維持できることに起因しているように思います。
写真上は6月、下は10月。
魚が興奮すると背中が黒化するため、完全に同一の条件ではありませんが、大分黒化が収まってきたように思います。
2012年9月26日
使用開始から3カ月弱が経過しました。
以下気付いた点等を追記します。
【光量・波長】
新規に入れた個体を含め今月中も衰退・落ちたサンゴはありません。
KR導入前に白化したアザミハナガタ、スコミリアは白化は進まず、かといって色が戻ることもありません。
退色、変色したサンゴは元の色彩に戻りつつあり、濃色化も見られます。
【感想・私見】
LPSにはKR単体で充分かと思いますが、色揚がりを促進するためにはF.P.Drを照射し、必要な波長を確認、スポットのバイタルウエーブなどを追加することで、より良い結果が出ます。
F.P.Drを利用することで従来経験や勘に頼らざるを得なかった色上げの促進が容易になったと思います。 例えば従来のメタハラ多灯ではメインをMT、スポットでスーパークール(マリンB、ディープB、アクアBなどの複数種を組合せ)で色揚げしていましたが、LEDではメインがKR、スポットがバイタルウエーブに置き換えられると思います。
また、LEDはメタハラと違い多光源で波長も完全にMixされないので、反応する蛍光タンパクと素子の配置を考えサンゴを配置することも色上げには重要かと思います。
写真のオージーカクは同一個体の色彩変化です。
写真上が6月11日(KR使用前)、写真下が9月23日。
2012年8月31日
90×45×60水槽に12Sを2機使用しています。
水槽のろ過システムはベルリン式でエコシステムも併用しています(詳細はblogのシステム詳細を参照ください http://anthias.blog46.fc2.com/)。
飼育しているサンゴはカクオオトゲ、ヒメオオトゲ、ハナガタ、アザミハナガタ、スコミリア、コハナガタ、クサビライシ、ウイスカーズ等です。
【光量】
人の目には若干暗目に感じますが、サンゴには必要十分なようで衰退・落ちたサンゴはありません。
また、黒化したフタホシキツネベラは逆に体色が戻りつつあります。
【波長】
従前の青系LEDのみでは赤・黄・ピンクなどが退色しましたが、バイタルウエーブ・KRに変更後は元の色彩に戻りつつあります。
【省エネ】
光量の割に消費電力は低いと思います。
【放熱】
ファンがないせいか若干熱くなりがちです。小型扇風機を併用しています
【種類】
水槽サイズに応じた細かな選択が可能です。
【機能】
タイマー、照度調整が細かく設定でき必要充分だと思います。
【外観】
シンプルながら機能美に優れた印象です。
【価格】
素子、機能を勘案するととても安価だと思います。
【効果】
LPS飼育に適していると思います。
【寿命】
まだ2ヶ月弱の使用ですので判りません。
久しぶりの投稿になります。
導入後ほぼ一年経過しましたので追記します。
90×45×60の水槽で使用しています。
LPSはほぼ無給餌ですが、魚には1日1回給餌しています。
上部のLPSはほとんど維持できていますが、水深があるせいか下部のLPSが多少衰退する傾向があります(カクオオトゲ等)。
当初はKR90DR-12S×2基のみでしたが、上記の対策として9月頃よりバイタルウエーブ・シアン、バイオレットいずれも7W、グラッシーグロウ9UV+を正面から照射しています。
これにより下部の衰退もかなり抑制できるようになりました。
KR使用による顕著な特徴は色上りが見られることです。
蛍光色が一時的に衰退したサンゴでも時間はかかるもののほぼ回復するように思います。
購入時より色が上がったと思われる個体は多数あります。
(色上りは個人的な感想です)
飼育しているLPSは、カクオオトゲ、ウイスカーズ、コハナガタ、アワ、タコアシ、ハナガタですが、光が原因で衰退したと思われるサンゴは少数です。
(キッカなどKRと相性の悪いサンゴは入れていませんが)
タイマー・調光機能は使い勝手も良く大変便利です。
タイマーの誤差は5分/年ほどでした。
1年使用した実感としては演色性がよく、LPSの維持に有効で、省エネと3拍子揃った器具で非常に満足しています。
2012年11月4日
タイマーによる照度調節は
6:30 白 5 青10
7:00 白10 青20
9:00 白50 青60
12:00 白90 青99
20:30 白60 青80
22:00 白20 青30
22:30 白10 青20
23:00 消灯
で運用しています。
2012年10月31日
使用開始から4カ月弱が経過しました。
以下気づいた点ですが、
1.相性の良いサンゴとそうでもないサンゴがありそう。
カク、クサビライシ、スコミリア、コハナガタとは相性が良いと思います。
特にカクは他の照明の場合、衰退したり、口盤が外れてしまうことがありますが、KRをはじめLEDでは発生しないように思います。
また、全てのサンゴに万能な照明はないと思いますが、ハナガタサンゴ、ヒラサンゴで相性の悪い個体(白化が進む)があるように思います。
2.魚の黒化が収まったような。
フタホシキツネベラを飼育していますが、以前の照明では黒化してしまいましたが、現在はだいぶ改善されました。
従来の照明より人の目では暗く見えますが、照度・波長のバランスがよく、最小限の照度で維持できることに起因しているように思います。
写真上は6月、下は10月。
魚が興奮すると背中が黒化するため、完全に同一の条件ではありませんが、大分黒化が収まってきたように思います。
2012年9月26日
使用開始から3カ月弱が経過しました。
以下気付いた点等を追記します。
【光量・波長】
新規に入れた個体を含め今月中も衰退・落ちたサンゴはありません。
KR導入前に白化したアザミハナガタ、スコミリアは白化は進まず、かといって色が戻ることもありません。
退色、変色したサンゴは元の色彩に戻りつつあり、濃色化も見られます。
【感想・私見】
LPSにはKR単体で充分かと思いますが、色揚がりを促進するためにはF.P.Drを照射し、必要な波長を確認、スポットのバイタルウエーブなどを追加することで、より良い結果が出ます。
F.P.Drを利用することで従来経験や勘に頼らざるを得なかった色上げの促進が容易になったと思います。 例えば従来のメタハラ多灯ではメインをMT、スポットでスーパークール(マリンB、ディープB、アクアBなどの複数種を組合せ)で色揚げしていましたが、LEDではメインがKR、スポットがバイタルウエーブに置き換えられると思います。
また、LEDはメタハラと違い多光源で波長も完全にMixされないので、反応する蛍光タンパクと素子の配置を考えサンゴを配置することも色上げには重要かと思います。
写真のオージーカクは同一個体の色彩変化です。
写真上が6月11日(KR使用前)、写真下が9月23日。
2012年8月31日
90×45×60水槽に12Sを2機使用しています。
水槽のろ過システムはベルリン式でエコシステムも併用しています(詳細はblogのシステム詳細を参照ください http://anthias.blog46.fc2.com/)。
飼育しているサンゴはカクオオトゲ、ヒメオオトゲ、ハナガタ、アザミハナガタ、スコミリア、コハナガタ、クサビライシ、ウイスカーズ等です。
【光量】
人の目には若干暗目に感じますが、サンゴには必要十分なようで衰退・落ちたサンゴはありません。
また、黒化したフタホシキツネベラは逆に体色が戻りつつあります。
【波長】
従前の青系LEDのみでは赤・黄・ピンクなどが退色しましたが、バイタルウエーブ・KRに変更後は元の色彩に戻りつつあります。
【省エネ】
光量の割に消費電力は低いと思います。
【放熱】
ファンがないせいか若干熱くなりがちです。小型扇風機を併用しています
【種類】
水槽サイズに応じた細かな選択が可能です。
【機能】
タイマー、照度調整が細かく設定でき必要充分だと思います。
【外観】
シンプルながら機能美に優れた印象です。
【価格】
素子、機能を勘案するととても安価だと思います。
【効果】
LPS飼育に適していると思います。
【寿命】
まだ2ヶ月弱の使用ですので判りません。
4315 PV