TLF Bactiv8 NPX 

最近はアクアリスト的衝撃ニュースが多く聞かれる。
うれしいニュースや、悲しいニュース、驚きニュースまで幅広い。
うれしいニュースや驚きニュースは歓迎だが悲しいニュースはなるべく遠慮したいところだ。


7月初旬、TwoLittleFishiesから新商品が届いた。
最近流行のバクテリアだ。
bactiv8NPX.jpg

Bactiv8 NPX という。
読みはバクティブエイト エヌピーエックス

察しのよい方はお気づきかと思うが、『NPX』は同じくTLFからリリースされている、
NPX Bioplasticsからのもので関連商品であることをぷんぷんにおわせる。

商品説明を見てみよう。

自然の海に存在するろ過に関係する従属栄養細菌を培養したものを配合しています。
硝化と反硝化(脱窒)を活性化させ、水槽内に蓄積された有機物を分解します。
Bactiv8 NPXは NPX Bioplastics、プロテインスキマーと使うことで水槽内の生物ろ過を構築し水槽内から硝酸とリン酸を取り除きます。

使用方法
使用前によく振ってください。すぐに水槽中に広がるように強い水流のあるところに添加してください。
添加後には殺菌灯、プロテインスキマーを3時間は止めてください。
初めての添加は水量76Lあたりキャップ1杯分(5ml=ティースプーン1杯)の添加量にしてください。
NPX Bioplasticsと組み合わせて使用するときは、10日間毎日バクテリアの種としてこの量を添加してください。
その後、月に2回、およそ95Lあたりキャップ1杯分(5ml=ティースプーン1杯)
を水槽に添加してください。
冷蔵保存する必要はありませんが冷暗所に保管してください。


やっぱり関連商品。
では開封。

IMG_1518.jpg

中身はうっっっすら茶黄色っぽい色の液体で、なんか『カス』が入ってる。
これはバクテリアのエサみたいなものだろうか?
無臭かと思いきや やや臭いがする。
これはなんとも表現しがたい、言うなれば・・・『バクテリア臭』・・・。

海外では結構前に紹介されている。

商品ラインナップは250mlと500mlの2種。
250ml 定価 2,600円(本体価格)+税
500ml 定価 3,800円(本体価格)+税

現在、店舗とメンテナンス先でBiopklasticsを使った水槽とベルリン式の水槽で試験使用中。
効果の程はまた2ヵ月後・・・(爆)

再セッティングとバクテリオフィルム

前回の記事にてVertexのバイオペレットメディアからTwoLittleFishiesのNPXバイオプラスチックに変更するということで一旦止める。そして丸二日放置。
結局このバイオペレットをセッティングしたのは1月12日ごろ。2週間ほど稼働させ2日間停止。
で、その止めてる間にフォスバンリアクター内には変化が。。。
0128-186.jpg
このもやもや。これってやっぱりバクテリオフィルム?
0128-181.jpg
このぬめぬめ。
これらが本来ならメディアが流動するフィルターから排出されていくのでしょう。
まあ、二日間止めてたので洗い流しましたけど・・・。

そして、再セッティング。ちょっと分け合ってVertexPro-Bio PELLETS とTLF NPXバイオプラスチックを混ぜることに。
また、流動の仕方が弱いと指摘を受けたのでポンプも変更。マキシジェットMJ500からMJ1000へ。
P1120029.JPG
こんな動きから、
P2130049.JPG
こんな動きへ。
なかなかいい感じ。

水槽立ち上げ当初の水質は
1月5日
pH 8.0
NH4 0
NO2 0
NO3 5
PO4 0.25

1月23日
pH 8.4
NH4 0.1
NO2 0.5
NO3 5
PO4 0.024

リン酸塩以外悪くなっとる・・・
しかし、リン酸塩の減少は著しい。

1月30日
pH 8.4
NH4 0.1
NO2 0
NO3 2.5
PO4 0.024

2月6日
pH 8.0
NH4 0
NO2 0.05
NO3 2.5
PO4 0

と、こんな感じです。
テスターはレッドシーとエロス。リン酸塩テスターはエロスのAquaTest Phosphate HightResolution リン酸塩

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