KR91/92/93 設置用パーツ

先日、お店から北の方角にEcominiの設置に行ってきた。
設置したのは28Pというタイプでプロテインスキマーとマッド層が付いたタイプ。
Ecominiの中で一番の売れ筋?だ。

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Ecominiをご存知ない方は輸入代理店HPに解説があるので参考に。

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EcominiにクーラーはTECO TC10 照明は KR91

設置にはDevilもいっしょ。
搬入のお手伝いに。

で、お客様宅へ搬入が終わりDevilが口火を切る。
『Mさんって以前○△■×☆・・・?』
するとMさん『和田さんちゃう?』

!!?

実は二人は知り合いで15年以上前からのお客さまだったことが判明。

長いことやってるとこういうことがあるんだな・・・と深く感心。

私も15年・・・20年となるうちにそういう再会が訪れるのだろうか?
私もそういう風に言われてみたい・・・。
・・・『和田さんちゃう?』・・・


で、本題。
KRに関して設置はどうすんの?という質問があるので付属品と説明をば。
今回はKR91/92/93の設置方法。

何れもスタンド式と吊り下げ式ができます。

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スタンド式

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吊り下げ式

ともに設置用パーツは製品についています。

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ワイヤーと止め具

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L字のランプホルダーとステイのタンクブラケット。
KRのサイドについてるキャップを外しL字のランプホルダーをねじ入れるとこんな感じ。
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吊り下げ式はライトスタンドなどを用いると容易に設置ができます。
十分な強度があれば天井につりさげられるフックを取り付けるのもOK。
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本体重量が軽いのもよいですね。
ワイヤーなので高さ調節は自由自在。

スタンド式は
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水槽のフチにかける。
haba.JPG
タンクブラケットの長さは約18cm
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幅約3cm


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水槽の上淵から約9cmのところに照明がきます。


ちなみに上のエコミニはスタンド式での設置。

ちょっとは参考になりましたかな?

ご質問等はお気軽に!

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Hawaii便

お盆ということもありどこにもお出かけしない人は水槽いじり?
新しい生体や器具を入手してほくそえんでいる方も多いのでは?

昨日今日と発送が通常より多めでてんてこ舞い。
お盆中は地域により多少の延着がありご迷惑をおかけしますが梱包はエア、保冷となるべく長く持つようにしていますのでご安心ください。

遅くなりましたがハワイ便の入荷案内です。
今回は、ブラバン、マルケサン、フレームラスペア、ポッター、フレンブリーと良個体が到着しています。

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ちょっと暗い写真ですが体は真っ白。
人気のバンデッドエンゼルApolemichthys arcuatus 
小さい7cm以下の約6.8cm。
人工餌をすでにつついて食べる親孝行な個体。

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定番種のフレームエンゼルは複数入荷。
選べるほどの数がきています。
サイズも5cm以下から7cmぐらいまで・
色も良い個体がおおく模様も多彩です。

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ハワイ固有種フィッシャーエンゼル
一見茶色で地味に見えるが腹びれ、尻びれ、背びれにブルーが入る。
そのブルー結構綺麗なんですが。。。写真じゃ写ってない。。。

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ゴールドフレーク 10.5cm
なかなかきらきらした個体。
唇もけばいくらいに紫です。
こちらもすでに人工餌OKの個体。

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ハワイアンフレームラス ペア 
見て!この色。到着時にこの発色!
メスも負けてない!
興奮してるだけ?
グッドなベラ。

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マルケサンバタフライ
今回ちび5cmと7-8cmの個体が入荷。
夏休みにありがちな金髪です。
写真は7-8cmの個体。

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ミレッドシードバタフライ
ミリアリス・レモンBFの名前でも呼ばれてますね。
うっすらキイロののった綺麗な個体。

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シテンチョウチョウウオ
ずいぶん前に『この魚の名前は何?』っていわれて『シテンチョウっていうんよね。』っていったら『ぷききっ!し、シテンチョウ?・・・支店長・・・』

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ポッターズピグミーエンゼル
こちらも結構な数きてます。
なかなか色濃い個体。

ほかにキイロハギ、コーレタン、サイケデリックラス、ハワイアンケーブシュリンプ、
バートレットアンティアス、レモンピール、フレンブリー、シェブロンタンなど入荷してます。

ハワイ便のほかにもカリブ便、サンゴもりもりバリ便、モルディブのコウリンハナダイやスクリブルドアンティアス、沖縄便のちびヤッコ(シテン、ヘラルド)、マーシャルのニシキヤッコ3cmなどちょっと気になる生体たくさんあります。

お近くにお越しの方、BHにいってみよーという方、仕方なくBHにいこーかという方ご来店お待ちしております。


BHは特にお盆休みはありません。
いたって通常営業で15日(月) 16日(火)がお休みです。
お盆はおとなしくしているBHですが月末はイベント開催予定です。
ふるってご参加ください。


3連水槽新設

もう、ちょっと前のことになるが新水槽を設置した。

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900×450のマーフィードのウッドラックに300mm×3槽の3連水槽。各水槽に給水、各水槽が独立できるようになっており背面フロー式で一括してサンプにオーバーフローさせる方式。
単独で回す場合は海道河童がつけられる。
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ちょっとわかりにくい?

サンプは普通の600×450の水槽。加工無し。
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スキマーはVertexAlpha200  
ポンプにはバブルキングで一躍知名度が上がったRed Dragon。
ポンプの騒音は他社のポンプに比べるとやはり静かで省エネである。
対応水量300gal 約1000L
設置スペース 10" x 18"  約25×45cm
高さ 23"  約57.5cm
消費電力 28w

クーラーはNCシリーズという今は流通していないクーラー。
殺菌灯はカミハタターボツイスト36W
メインポンプはオーシャンランナー3500
メインポンプ→ターボツイスト→クーラー→ヘッダー→水槽

すでに立ち上げ済でこの水槽にはRainfordia opercularisが一時ストックされた。
現在はレインフォルディBFゴールデンストライプBFラインドフェアリーラスオス2匹、Aussieラボウテッドが入居。

次に入る魚はあれがいい・・・。

ベテランの技

私が秋田・岩手出張から帰ってきた翌日に東北地方太平洋沖地震が起きた。

その時はちょうどメンテナンスに出ていて多少揺れたもののここまでの被害とは知る由もなく帰社後ネットを見てその被害の大きさを知る。

東北から帰ってきた10日の夜に鈴木先生には水槽写真の掲載許可をいただくためにメールを送っていた。そのメールの返信が来ていたのは11日12:30頃。
快く掲載OKを出してくれた。
秋田県沖でも地震があったようで影響が心配になり夜中にも関わらず安否を確認すべく再度メールを送信。
しかし、その時はすでに停電状態だったようでその後連絡はなく、その日の夜8:30頃にメールが届く。
メールを見て一安心。
ひとまず、先生も水槽も無事であった。

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停電は丸一日続いたそうで、電池式のエアーレーションを入れサンゴと魚に酸素の供給をし、お湯を入れたペットボトルで保温して凌いだそうだ。
電気復旧直前は水温17℃、pH7.70まで下がってしまったそうで復旧後4時間で水温20.5℃、pH7.92まで回復したとのこと。
時点での溶けたサンゴはない。
エアレーションと保温ペットボトルがなければ水温17℃、pH7.70よりも下がっていただろう。
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見事にパステル化したSPS

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設備はMT250×3基にカルシウムリアクター、クーラー

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スキマーはなく、以前はエコシステムのミラクルマッドを敷いていたもののそれも出し、サンプは見事に水が通過するだけとなっている完全ナチュラル水槽だ。
水質はKH7前後、PO4は検出されないレベルだそうだ。
添加剤はZEOvitのフード系添加剤を3種ほど使用。
特に色をつけるための添加剤の使用はない。
先生曰く『低栄養塩にすればこれくらいにはなりますよ。』とのこと。
無給餌とベテランの目がそれを可能にしている。


ところ変わって関東の至宝の水槽にも今回の地震の被害報告が入ってきた。
停電でサンゴの上の方がむき出しになりその部分は死んでしまったそうだ。
幸いにもバッテリー式フィッシュレスキューポンプを設置してあったので主要な魚たちは無事だった模様。
低水温魚が多く、それも幸いした。

サンゴが多い水槽では夜間のpHの下がり幅が大きく酸欠に陥りやすい。
日中は二酸化炭素を吸収し酸素を出す光合成をしている褐虫藻が『呼吸』に切り替わるからだ。
サンゴが水槽中の酸素を消費し二酸化炭素が増えるとpHが下がり魚は酸欠を起こしやすくなる。
スキマーが稼働していれば酸欠ということはほとんどないのだが停電ではそうもいかない。
そんなとき、大切な生体を守るのがフィッシュレスキューポンプだ。
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停電時に電池式エアポンプが稼働するアイテム。

本来なら活躍することがない方がよいのだが天災はそういうわけにはいかない。
備えあれば憂いなしの商品だ。

今回、フィッシュレスキューを
東北地方太平洋沖地震災害支援価格でご案内させていただきます。
通常18,000円相当ですが支援価格5,000円での販売です。
数に限りがございます。ご検討の方はメールもしくはTEL06-6768-2778まで。


今回の地震で被災された皆さんに、心よりお見舞い申し上げます。
また、被災された地域の一日も早い復旧をお祈りします。

気がつけば東北

5日から出張で東北に来ています。
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さすが雪深き地。

本来の目的は研究施設の水槽と生体の移動作業。
7日からの仕事なのですが5日から東北入り。
以前水槽を設置させていただいた秋田県の鈴木先生のもとを訪問する為。
新幹線を乗り継いで東京で社長と落ち合って昼食、すぐにわかれて東北行きの新幹線『こまち』に乗り込む。
秋田駅からJRで一駅のところに鈴木先生の病院はある。
朝8時頃大阪を出発して到着は16時頃。
幸い思ったほどの寒さはなく大阪の一番寒い日ぐらいか?

4年ほど前にクリスタルラグーンを設置したそうだ。
忙しいさなか初対面の私を快く歓迎してくれた。
私を招き入れた診察室には目を見張るような水槽があった。
それはベルリンシステムではなく、エコシステムでもなく、ZEOvitでもなく、ナチュラルな水槽であった。
水槽内には色鮮やかなSPSが中心でPocillopora、Seriatopora、Montipora、Acropora など。
あとはLPS少々にソフト少々、シャコガイもいた。
その全てが綺麗に色揚がりしていた。
先生曰く『調子は下降気味』とのことだがそんなふうには見えないのだが、、、。
とにかくまあ、何でこんな水槽ができるんだというような水槽であった。

いろいろためになるお話も聞くことができ『なるほど!』と思わせられることが多かった。

ブログ掲載の許可をもらってくるのを忘れたのでまた後日ご紹介できればと思う。
取り急ぎ、凄い水槽を見たというご報告までに・・・。

鈴木先生、大変お世話になりました。
また、今後もいろいろとご教示ください。
ありがとうございました。

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