アクアリウム工房 ブルーハーバー

この記事は旧ブールーハーバーサイト内でご覧いただけた内容です。

-やぶそば、新井さん邸-

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こんにちは！のりこです。今回もきみえさんは北海道で雪にうもれてます。きみえさんの叫びがきこえてくるぅぅぅぅ。
Devil：「旧正月で忙しすぎて殺されてまうって昨日泣き入ってました。」

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今月は東京の新井さんのお宅（お店）にお伺いいたしました。大阪在住の私にとって、もちろんお会いするのは初めて！！いつもＢＨにはメールでご連絡頂いてる、「やぶそばアライさん」。ＢＨでは新井さんの名前の前に必ず”やぶそば”をつけて呼んでます。新井さんはおそば屋さんを経営してらっしゃるので、食好きの私はいつかそのおそばを頂かねばと、この機会を密かにねらっていたのでしたっ。（野望達成！おいしかったです。）

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玄関あけたら右手に水槽。なんかすごくカラフルで迫力あります。レスプレンデンスピグミーがペアで泳いでます。

中まで案内されて、びっ驚。なんなんだ、これは！！ナンか無気味な生物が・・・。いそぎんちゃくがでかくなって、水槽いっぱいいっぱいまでへばりついていてこの状態だそうです。す、すごい。でも、見とれてしまうのは私だけでしょうか・・・。
Devil：「いそぎんちゃくに食べられそう。」

ここはとても日当たりが良くて、自然光がバンバンあたります。すいましぇーん、日があたりすぎて、逆光になってしまいました。この水槽が第２回東京サンマリン　レイアウト写真コンテスト総合優勝したすごい水槽なんですよ。むっちゃ奇麗ですから、新井さんのHPすぐにアクセスしてみてください！

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それでは"もしもしー"といたしましょう。

のりこ：質問1　ナチュラルを始めた理由を？
新井さん：「4年ほど前、淡水水草水槽4本、無脊椎海水水槽3本を維持していたのですが、その全てが2週間に1回の水換えで維持せてました。しかも海水の方は８０％の換水量！さすがに毎日の換水には嫌気がさしてきていたところ、以前からNiftyではご存じだった松本さんに会いました。その時にベルリンシステムの詳しいことと水野さんのことを知りました。実はその１年ほど前に、日経新聞のインターネット関連の記事で水野さんのことは知っていたのですが、はっきりいってそんな方法で水槽の維持は無理だと思って読み流していたのですが、覚えていたところを見ると、気はあったのでしょう。そこで実験的に90㎝の水槽（玄関の）をベルリンへ移行させたところ、これが上手くいってしまってツボです。」
のりこ：「新井さんって本当にアクアリウムが好きなんですね。7つの水槽を2週間に1回水換えなんて、私には出来ないっす。最近、ＢＨ新米の私にも担当の水槽（名付けてノリ水槽）ができまして、その60センチ水槽の水換えでも悪戦苦闘。まだ3回目位なんですけど・・・。ノリ水槽とは、「ノリ」と呼ばれる暴れん坊のべらのお住まいなのです。この「ノリ水槽」にまつわるエピソードはテンコ盛り。「ノリ水槽日記」でも書こうかしら？あっ、えっ、今のうそうそ！そんなこと言ったらお仕事が増えちゃうよぉぉぉぉぉぉぉー。」
Devil：「ノリってとってもくいしんぼうなんです。」
のりこ：「で、話は戻って。新井さんのお店には今も４つの水槽がおいてあります。純日本風のおそばやさんに、熱帯魚。ちょっと変わった雰囲気です。おそばを食べて、目の保養、リラクゼーション！」
Devil：「あなたはえび天のほうが目の保養、去年ノップさんとお伺いしたときに、同行者が炭水化物ダイエット中なんて変なことに凝ってまして、おそばが食べれなかったので超うれしい。」
のりこ：質問2　水槽のテーマをおしえてください。
新井さん：「自分の場合、水草レイアウトから入ったせいか、REEF水槽でも生体を見ると言うよりも全体のイメージを考えてしまうようです。魚がいっぱい泳いでいないレイアウトはイヤです。」
のりこ：「私もＢＨのディスプレイ水槽を奇麗にするぞ！新井さん、レイアウト写真コンテストで総合優勝するなんて、やっぱセンスなんでしょうか？」
Devil：「やっぱりリーフ水槽にはケントロピーゲがお似合いです。ワイキキ水族館のデルビークさんの水槽には、ホツマツアとゴールデンエンゼルが泳いでました。アキリンさんの水槽にほっぺにカーリーをつけたコーレタンだもんね。」
のりこ：質問3　お気に入りのサンゴはなんですか。
新井さん：「以前は、タコアシサンゴとかナガレハナが好きだったのですが、今はやはりミドリイシに目がいってしまいますね。これもナチュラルシステムにして石珊瑚の維持が可能になったからでしょう。(^_^)」
のりこ：「さんごが成長する姿は、見目うるわしい。」
Devil：「裏サンゴ知ってる？アキリンさんは最近ガラスに引付いたサンゴのうらがわを観察しているらしい？あの人は裏が好きですから。」
のりこ：質問4　うれしいことは？
新井さん：「MLの仲間と話したり飲んだりできること？ミドリイシが水面から飛び出たとき。」
のりこ：「飛び出したミドリイシはどうするんですか？おすそわけ？おすそわけしてくださーい。」
Devil：「ノリ水槽にいれたらノリにかじられちゃうよ。」

のりこ：「あっ、そうだ、小耳にはさんだんですが、新井さんコモンサンゴ、プレゼントしてくれるんですか？わーお、ありがとうございます！さっそく報告報告。」
のりこ：「みなさーん、ビッグニュースです。新井さんがコモンサンゴをくれるそうです。ほしい人、手をあげってっ。さあ急がなくっちゃ！（この企画は終了いたしました。）」
のりこ：質問5　悲しいことは？
新井さん：「かわいがっていたヤッコが死んでしまったとき。」
のりこ：質問6　水かえ頻度は？
新井さん：「2，3ヶ月に1回40％ぐらい。藻の生え方を見て早めることもあります。」
のりこ：質問7　水槽鑑賞時間は？
新井さん：「仕事の合間（お店が暇なとき）、夜ビールを飲みながらインターネットしながら。

のりこ：質問8　これからの目標は？
新井さん：「色々な場所から採取されてきたサンゴを全て同じように上手く育てるのはなかなか困難ですが、平均的なバランスを見つけて上手くやりたいですね。特に光のバランス。」

事前連絡なしの訪問。これぞまさしく突撃インタビュー。お仕事中にもかかわらず、あたたかく迎えてくださりありがとうございましたっ。（礼）
お次はあなたの水槽、カモしれませんよ！！