ちょっと一息

ゴールデンウィークから続いていたリセット、節電工事、新規水槽工事もようやく一息ついて今週末のサンシャイン水族館ラグーン水槽水流ポンプ工事でほぼ完了になる予定だ。

超忙しい2週間必死にがんばってくれたスタッフ達や精鋭の工事部隊に感謝し、良い仕事を与えていただいたお客様に改めて感謝しています。


BHではお客様のご要望に応じた最善の施工を心がけています。
水族館の濾過システムや水流システムにライティングシステム、国や独立行政法人研究機関のブリーディング水槽や濾過システムなど、時には淡水にも幅広く対応しています。


それらは、個人のアクアリストのシステム水槽からフィードバックしたり、海外の水族館や飼育者から学んだものをアジャストさせてご提案しています。

MT250Wx2 + 100W の水槽が240Wでこの明るさです。


そして、完成はお客様の飼育したい生き物を収容した時になります。

水槽システムからお気に入りの生体の確保までサポートするそして、それらが元気よく飼育できる環境を作る事で完了となります。

そろそろ、水温む季節になり海が恋しくなってきたがまだ水温は冷たい。
ようやく先週届いたⓔco-lampsKR-92、KR-93シリーズもあと数台を残すだけとなりました。そろそろ次のオーダーを入れるに当たりアロワナ用も欲しいと要望があり試してみようと思います。

昨日はジャイアンオーナーのお店AQUALOVERSにもKR92-42Sが装着されました。
関東地域2軒目の店舗設置店です。

実は、今回の入荷で1台UV入りを作ってみました。 それは、テスト機種としてコモン先生の水槽に取り付けさせていただきました。 


その結果を見て生産させていただこうと思います。ⓔco-lampsはこの他にもKR-99というタイマー内臓の調光機能付きのLEDライトや新商品KR-96という三段階のボタン調光付きのLEDも入荷予定です。

本格的な夏が来る前に節電対策に検討してはいかがでしょう。

仮設住宅

魔のゴールデンウィークの工事が始まった。 


昼間は中旬にずれ込んだ新築住宅の屋外濾過槽部分の組み込み、断熱を内側に入れて引っ越し時に無くなった全面扉を大工に造ってもらい下取りで引き揚げてきた600x600x600のアクリル水槽を貯水槽に改造し架台の上に設置し下にバルブをつけて濾過槽に流れ落ちる様に配管。


トレイを架台に乗せてクーラーやカリシウムリアクターからの漏水はドレン排水されるようにトレイ底にソケット配管後は現地で組み込むだけ。

夜は、某病院の2000Wx800Dx800Hの水槽のリセットで水槽の中身を全部撤去し天井のスーパ
ークール115x18灯を撤去。 

翌日朝から大工さんが穴だらけの天井を全面張り替える。その際に天井のボードを水槽の上だけコンパネにしてもらい一部分は補強し照明を釣りやすくしてもらう。


ポンプにもインバーター制御をするので配管もすべてやりかえて水流ポンプの数を400Wx4台から2台に変更する。


いろいろ不思議な配管がしてあるのをかなり修正してシンプルに水流を増幅させて、無駄なポンプを外す、動力の410Wの最大流量150L/分の流量は出ていないだろう。


とりあえず昨夜はサンゴ魚を仮設住宅に避難させてライブロックライブサンドをすべて取出し掃除して明け方帰った。
まだはじまったばかりなのにもうくたくたである。

Evidence from theory 

リチャードさんのもう一つのお店海洋世界水族館オーシャンワールドアクアリウムにKR92の初号機で維持されたサンゴ水槽がある。


2年前に発売されたKR92をずっと使っている水槽でSPSも成長しているし発色も良い。1200x450x450くらいの水槽にKR92-36(92cm)のLED150Wだけでこの状態である。 


この実績を見れば疑う余地はないだろう? 
論より証拠が優先して当然だ。 


もちろん照明だけでは維持できないのでショップの日常管理も良いからなのだが使えない照明も多々あるから2年間故障の無いKR92は良いLEDシステムライトだと言い切った彼の言葉の意味は大きい。


この店にはまだ香港でしか販売されていないⓔco-lampsの他のLEDもあった。
これらは早速サンプルとして日本に送られてくるだろう。

こうして香港やタイで実績を目の当たりにした私に、彼らはLEDの利点として発熱量を上げていた。 メタハラ多灯は消費電力も凄いが発熱量も凄いので熱い香港やタイではクーラーに対する負荷が軽減される。

私も大阪の真夏は香港やタイに負けない暑さになるので帰国後すぐに一番奥の水槽のスーパークールを外してKR92-36Bに交換しました。
エイジさんもスペックの紹介をしてくれていましたが、1WのLEDの利点を最大限生かした設計で作られています。高出力のLEDを使えばオーバーヒートのリスクがより増してくるのでKRシリーズには両サイドに2個ずつファンが装着されています。
これらは出力が50%以上になると自動的に動くように設定されています。


ムーンライトモード
KR92だとムーンライトモード、朝日モード、デイライトモード夕日モードと成ります。

夜明け夕焼けモード


朝日が徐々に明るくなる



デイライトモードで徐々に明るくなっていくときに動き出し、夕日モードに向かう徐々に暗くなる時に止まります。



それぞれの時間は内臓タイマーにて設定できるようになっています。KR93はそれぞれのモードの時の明るさを%で調整出来ます。

海を潜れば解りますが、ミドリイシなどのSPSとは違い、LPSのメタリックカラーは浅いまぶしい6500Kがまともに当る場所にはまずお目にかかれません。


どちらかというと朝日や夕日などの斜めから差し込むような光が届く場所や水深に多い。
温帯域と亜熱帯域では水質も微妙に違い季節による透明度にも差があります。
すべてのサンゴに対して万能であるとは思えませんが、サンゴにも適応力があるので、
LEDでサンゴを飼育する場合は照度や時間設定などで細かくサンゴの機嫌をみながら微調整すると良いと思います。
ⓔco-lampsではLED 6500K = 130lm x 1W LED 12000K = 95lm x 1W
と換算しているそうです。KR92-18はLED素子63個のうち12000Kが39個でBlueが24個中ムーンが1個で調光されています。30cm当り50WのLEDで最大約40000lxを灯します。

UP Grade!

先週の東京出張で葛西水族館の検査立会後、地震で使命を果たしたフィッシュレスキューポンプバッテリータイプと不具合が生じている自動給水システムの復旧の為、某氏宅を訪問した。

阪神大震災で被災した時に、停電の為に酸欠で死んだ魚達を悲しみせめてエアポンプだけでも稼働したら生きてたのにと顧客から聞いていたので防災商品として作っていた。

某氏の水槽もろ過設備の変更の工事を請けた時に水温異常時に携帯で知らせるP3C緊急連絡装置とフィッシュレスキューポンプに、ポンプが停止し濾過槽に水槽からの戻り水がオーバーフローし、排水されると電気が復旧した後に水が足りなくなる。


足りなくなるとDuplaフロートが感知して貯水槽に貯めてある海水を送り込んでくる。

貯水槽の海水が無くなると底位置を感知するDuplaフロートが攪拌ポンプやヒーターの空炊き防止の為に電源を切り、RO水を自動で満水になるまで貯めて、満水を感知するDuplaフロートが満水を確認すると、ROを貯めるのを止めて攪拌ポンプやクーラーヒーターに電源を入れる。
 

今回は貯水槽のヒーターが漏電し、元のブレーカーを落としていたので貯水槽が作動しなくなっていた。
一つ一つの動作に連動性を持たせる事で、作業を短縮する。このバックアップシステムで数度の事故から最悪の事態は回避された。このバッテリーの充電はタイマーで月に1回だけ充電することになっている。今回の地震で15時間近く働いたバッテリーも取り付けから3年になるので新しいパナソニックの良いバッテリーに交換されていた。

システムの連動性の確認の為に電源を落とすと、おいしそうにエアーを送るAP057Rのバッテリー対応のエアポンプだった。濾過槽のオーバーフロー位置を上げてWavySeaの延長パイプから逆流しているので水面近くで穴を開けて排出される海水量は20L未満になるのを確認して作業完了とした。 

前回ここに来た時に謎の小型ヤッコがいたのでどうなっているのかと探した見た。凄い見た事のない迷彩色のヤッコは何処? 「あれ?!これですよ」「冗談でしょう?」約1か月で普通のルリヤッコになった?

150分の1くらいの下落率だが死ぬよりはまし?「てゆうかこれだと買ってない」これはDown Gradeだ!

今度の海はタイ

寒い日本を脱出してタイのバンコクの顧客ChingChaiさんの新しい水槽を見に来ました。

以前の巣晴らしい水槽は友人のポーさんに譲り、新しい3000Wx1200Dx1200Hのアクリル水槽を立ち上げる為に家ごと用意しインテリア性を重視して作りました。


こんな水槽は見たこと無いと圧倒されてしまうほどの出来栄えで改めて彼のセンスの良さを思い知りました。


新しくなったこの水槽もEcoSystemです。詳しくは帰国後紹介したいと思います。

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