プチリセット

M先生の水槽1800Wx800Dx780Hの水流を獅子脅し式ジェットポンプからボーテックMP40Wx3個を同機させて水流を作ることにした。 

10年前に設置した水槽当時としては画期的なシステムで地下の駐車場からMDH400毎分280Lのポンプが2台有り、水槽中央のコーナーボックスから右回り左回りと10分間隔で交互に水流がチェンジしていたし、RMD301ポンプ3台がWaveコントローラーでランダムに水流を発生させていました。

 しかし、年に1度はポンプのインペラーがカルシウムで覆われてしまうので取り外して漬け掃除しないといけないのでそろそろ変えてみようということになり、水槽横の水流貯水タンクも撤去し、元々あった棚を復活させてボーテックコントローラーもそこに収納した。 

1800の水槽だと3個を最大流量で回してちょうど良いくらいになります。この水槽も10年が経ち幾度と無く成長しすぎてのリセットやホンハナマツムシのリセットはあったが、クーラーの故障やアクシデントによるリセットは一度も無かった。

 来年にはスケジュールを調整して新しい水槽を立ち上げてみたいという先生はその水槽をどうすべきかを検討する為にボーテックを試してみた。

実際既にサンゴが成長しすぎて水面に届きそうなので、ボーテックを取り付ける箇所を作るために、成長しすぎたミドリイシを分割して一部持ち帰りました。

水槽で育ったミドリイシを連休期間中のご来店のお客様に特別価格にてご提供いたします。

ちょっと早いけどおめでとう!

週末は殿とカズコちゃんのお誕生会や、ゴル氏来阪宴会と飲みつづけであった。

木曜日にはー3Kg減と喜んでいたが、今日の朝風呂上りにはきっちり元に戻っている。
殿もいよいよ今週には五十路にリーチとなる、婚活がんばろう!来年こそは奥さんも一緒にお誕生会をしましょうといい続けて数年が経った。 
30過ぎた熟れ頃の綺麗な人

周りには30過ぎた熟れ頃の綺麗な人がいるのになもったいない。 アキリンのお誕生会の後久々にミナミパトロールに出かけた。 翌日もたぶんパトロールに出かけてしまうので予行演習も有り? 男はたまには飲みたい日もあるし飲んで忘れたい事もある。
パトロール隊員

巷では不景気と言われているが、パトロール先は満席であった。 その後パトロール隊員を増員してたこしげの水槽を見に行った。 

ゴル氏の手に乗るチアキ

うちのチアキも一月が過ぎてきた。この娘もブリーディングされた娘で、とても飼い易い、この間メタハラを追加して直ぐに脱皮した。その間3日は何も食べなかったのでNoriko嬢は心配しフタキ氏に電話していた。 

ブリーディングといえばORAのプラチナムオセラリスや、ピカソオセラリスは突然変異個体どうしを掛け合わせて出来ているので産まれながらの奇形なのです。 

自然界では何千分の一くらいの確率でしかも、成長できないような生存競争の中にしか見つからないようなものを人工的に作り上げています。 

それも、最初はワイルドのペルクラの模様乱れや白い部分の多い個体ですが、白いバンドの多い個体同士を掛けあわせても白くなるのは10%も無いというが、それらを血が濃くならないようにブレンドしながら作り上げた作品です。ORAでは複数のペアを飼育していました。

人工的に作った突然変異のクマノミなので、少し成長に伴いワイルドの綺麗な個体のようにはならないと理解してお買い下さい。

この作品もいつまで作れるかも解らないので気に入った時にお買い上げください。

やっちゃった

お客様の注文で長いピンセットが欲しいと言われて、あれこれと探すも良いものが見当たらない。

仕方が無いので作っちゃいしました。 

長さ450mm SUS 304先端は掴みやすいように噛み合わせも良く仕上げて貰いました。 

水草のピンセットの使いにくい部分を細かく改良したロングピンセットです。 日本製

定価¥3500-  


販売価格 ¥3150-

ちょっと便利です。

昨日はBHの

でした。 いつもありがとう!!

ライブロックは吸着剤?

大御所の水槽設置から5年が経過して、趣向が変化してきていた。 

最近、は深場の魚に興味が多いので900x600x600では手狭になってきたマスクドエンゼルやイエローアンティアスのペア、ハワイアンロングフィンアンティアス、ネオンラスなどのハワイのDeepWaterFishや1500のスパニッシュフラッグ、キャンディーバス、デベリウスなどを一緒に深場の水景で飼う事に変更した。

さすがに、10cmから20cmに成長したクラリオンAは一緒に飼う訳にはいかないのでかわいそうだが900に引っ越してもらいました。 

この数年は、ミドリイシを飼える水質にするためにEcoPhosで必死にリン酸塩を吸着していましたが、最近は水槽内で繁殖してきたホンハナマツムシの食害に嫌気がさしライブロックも底砂もすべて入れ替えリセットすることにした。 

ただ、ボーリングメソッドで綺麗に石灰藻がついた岩も多いので勿体無いのでちょっと実験してみた。
引き上げてきたライブロック約40Kgを真新しいレッドシーソルトで作った海水100Lに漬けてエアレーションと水中ポンプで攪拌して水質測定をしてみた。

実験開始から数時間で早くも硝酸塩が25、燐酸塩が0.5以上1未満となった。 翌日再度測定すると硝酸塩も25以上で燐酸塩も1以上になり、2日後には両方とも測定不可能な比色の反応になった。
もう一度全量の海水交換をして測定したが3日目にはいずれも測定不可能になる。その間アンモニア0.25亜硝酸0.05と測定した数値にはほとんど変化無く一定の数値を示す。
実験中

その後、2ヶ月に渡り継続した結果最初の1ケ月は全量海水交換して1週間は燐酸塩0.5~1、硝酸塩5~10になり2週間目には燐酸塩1~2、硝酸塩10~20に上昇する。その間もアンモニア0.25亜硝酸0.05でまったく変わらないが、2週間に一度全部海水を交換して2ヶ月目に入ると燐酸塩は0.5以上には上昇しなくなり、硝酸塩も20を越える事がなくなってきた。
 

5年間魚を乱舞させたReefTankのライブロックは何時の間にか吸着剤の様になっていることが実証された。これ、たぶん同様の事が底砂にも言えるのではないだろうか? 
ライブロックが髭ゴケに覆われるようになってくると燐酸や硝酸塩が蓄積し放出されている可能性がある事を疑ったほうがいい。石灰藻に覆われて一見綺麗に見えて藻が生えていなくても燐酸の吸着剤を使わないとリン酸値が上昇するようだとライブロックが吸着剤となっているだろう。

8年熟成したコラレンウェルトのバックウォール

偽岩を用いて岩組みをした時に初期において灰汁抜け出来るまでは嫌な藻類の発生に悩まされる事が多い、過去にコラレンウェルトのバックウォールをそのまま使って立ち上げた水槽では1年間は大変な思いをした。 ただ、この水槽はその日から照明を400Wの10000Kを3灯着けカルシウムリアクターも動かしていた。勿論、水槽のリセットでの事でサンゴや魚をその日から入れていたので仕方ないが新規で立ち上げるのならもっと慎重にしなければ大変な労力と散財をすることになる可能性がある。

バンコクのチンチャイ氏のEcosystem

EcoSystemを後付けで追加した水槽で藻に覆われたりシアノに悩まされるという報告は、この辺に原因が有ると思う。元の水槽の水質やライブロック、底砂が問題を抱えている事を見過ごして野生的な感?根拠の無い自信で飼育しているのではないか? 
ドイツのピーターのEcoSystem

ベルリンシステムが普及し水質、光量、水流、栄養などの有益な情報が広く知れ渡り、科学的な実証や実験も多くなされている。
スーリンのEcoSystem

ナチュラルシステムとしてZoevit、EcoSystemと広がり、そのメソッドも理解せずに良い部分だけを取り入れて失敗している人も多い、自作、コピーも悪いとは言わないが考案者のメソッドを良く理解し、その労力に敬意を払うくらいの気持ちを持って飼育して欲しい。

銚子上々!2

ここに来る前は天気予報では快晴の予報であったにも拘らず。靄に霧雨おまけに台風8号の発生!
やはり、嵐を呼ぶ男は健在であった。

それでも、工期内に終わらせなければ次の予定もある。

無事試運転

濾過槽は屋外の為、保温材を貼り日焼けからも保護する。配管も保温管を巻くことで温度変化を防ぎ太陽光による劣化も防ぐ。 
すっかり日が暮れてしまった。

このクラスの水槽サイズなら動力3相200Vの電源でポンプやクーラーヒーターを稼動させるのが電気代を抑えるコツです。 
モックンの芸術的な配管


ポンプはイワキMDH400の屋外仕様。毎分280LでETSS800ジェミニも一緒に稼動させます。

コーナーBoxの噴出し出口は水流を増加させるフローアクセレーターがそのまま繋げるようにねじ込みソケットにしています。
タイマー

本体の配管はあらかじめ工場で組み込んでありますが、電気周りは現場でする為にかなり手間を要します。 照明のタイマーリレー3系統200V配線に動力ポンプ、ヒータークーラーすべてCD管を通して配線しました。 
OSCIモーション&Tunzeストリームポンプ

とりあえず試運転まで完了したので今日は終了!
明日は最終の仕上げと微調整です。
 
雨よけは近々大工さんが作ってくれる。

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