2007年お正月

あけましておめでとうございます。当ブログ悪魔のささやきの今年一発目のささやきはなんやろう!考えとかなあかんなぁー。 BHオリジナルカレンダーをゲットしたお客様1月の表紙はブラックバンドですね。グッドタイミングで年末に沢山入荷しました。別にカレンダーに合わせたわけではないのですが、たまたまそうなった。毎回入荷の度に小競り合いになり、お店でも揉め事になります。
ブラックバンド
特にこの2年くらいはそういう気配です。今回もお店で販売は1通販1業販5となりました。いずれも即売のようで、人気の高さがわかりますね。 ブラックバンドはオアフ島より北側が生息数が多いのですがカウアイ島より北側でミッドウェイまでが完全に保護区になってしまい魚を獲る事が禁止されてしまい、ますます争奪戦が激しくなると思われます。昨年は正直BHには16、17匹かは入荷したと思います。それでも年末の7匹を除けば10匹なのでかなり少ないですね。コンスピなどは20匹を超えていますから。なぜ、ブラバンが来なくなったかと考えれば、ハワイのシッパーの高齢化が原因のひとつだと思います。ハワイ便の代表のようなフレームAはクリスマス島やマーシャル島から空輸されています。レモンP、マルチカラー、グリフィス、ゴールドフレーク、キイロハギなどもそうです。ローカルで採集するのはポッターとかフィッシャー、ハワイアンクリーナーラス、フレームラス、ティンカーBFそしてブラックバンドAです。現在はハワイ島の業者が主に採取しています。しかしハワイ島は数が少ないのと生息水深が深いのがたまにキズです。
私は、DIVINGは好きでは無いのですが、すでに500本くらいは潜っています。
クイーン

ここから先は会員サイトのみでの公開となります。

続きを読む "2007年お正月"

東京へ行く

今日は早朝の飛行機で成田に行きダイイチビジョンにより午後一番に東京葛西水族館 に行きました。今日は水族館は休館日で明日から東京の海の前ではじまるクマノミの特別展示、の最終チェックに工事責任者からの要請が在り、伺いました。

葛西水族館はETSSスキマーをたくさんご使用いただいているので今更、確認でもないのですが此処の設置に関しては最近は株式会社鬼工房の吉田さんが主に担当しているので特に問題も無くベストな取り付けと性能を発揮しています。鬼工房といえばディスプレイで有名な会社です。吉田さんはもう10年近くほぼ毎回設置に関係しているので多少の問 題が出ても対応出来る技術力をもっています。この水族館スキマー1号はHSA2000でし た。

初代珊瑚水槽で設置しました。しかしベケットの弱点である、インジェクションの目詰まりが手間になるということでETSSが導入されています。800 ,1400,1800,2000,2500,300,500とすべての大型が揃っています。

スキマー設置後は水の交換がへり経費が削減できるのと水質の改善になるのでほぼ、 毎年のように追加されています。マグロの水槽は22,000トンの水量があり、今日のような休館日に7,000トン交換します。一度に7,000トンもってこれなので毎日トレーラーで地下の貯水タンクに投入しています。このマグロこそスキマーが必要だと思うのですがまだです。今回のクマノミ展で小型のETSSが初めて水族館で使用されました。大型機種の性能を知っている飼育担当者には物足りない様子です、休館日でゲストのいない水族館でのんびりとお魚を見させてもらいました。

最後の晩餐

次の目的地ホノルルに現地時間の夜8時に到着しFrankの迎えでホテルにチェックインするが2日のみしかホテルの予約は取れなかったので最終日はFrankの家に泊めてくれるという。ホノルルは島が50cmは沈んでしまうのではと思うほど、人で溢れている。土曜日はU2のコンサート日曜日はマラソン週明けはパールハーバーメモリアルでどこもかしこも一杯で、運良く取れた部屋が1泊189ドルのダブルベッドルームしかも39階で見晴らしがいい、ラッキーと思ったのが部屋に入るまでで、そろそろ遅いので寝ようと思いベッドに入るとミシミシ壁が鳴くのである、この時期のハワイは風が強いので肌寒く感じるがこの2日間は特にひどく、強風のたびに壁がきしみ、微かに揺れているのである。
ホノルルの夜景
翌朝、ワイキキ水族館に行きチャールズデルビークを訪ねるが、あいにく今日までバカンスだというので、アンデイー館長を呼んでもらう、アンディー館長日本語がかなり出来る。
アンディー館長
彼の奥様は大阪の人だ、彼はワイキキの館長に就任する前に琵琶湖水族館で働いていた、今夜は水族館のクリスマスパーティーをするので招待するという。ひとりでトニーローマのリブステーキかME Bar-B-Queのコリアンバーベキューコンビネーションでも食おうかと考えていたので、ありがたいお誘いにレンテンヤッコをクリスマスプレゼントしましょう。と口走ってしまった。アンディーはとても優しい人です。初めて会ったのは2年前のデルビーク氏の結婚式で、早朝到着し水族館に訪問した時に眠たいでしょう。私の部屋で寝てなさいと館長室を空けてくれました。
今年のナハッキーAも1匹を除いてすべて死んでしまった。とても残念だとアンディー館長は言ってました。今はジョンストン島に行く飛行機は無く、船で行くしかないそれも停泊期間が3日しかなく必ずしも天候に恵まれる可能性は少ないので運よく捕まえてもケアする時間が限られている為に、減圧によるダメージで到着後数週間でお腹が膨れて死んでしまった。唯一残った1番小さな個体が入り口の小さなサンゴ水槽を泳ぎまわっている。
リーフタンク ナハッキー
アンディー館長は来年また許可証を取り、採取しに行くと言いました。ワイキキ水族館は規模は小さいがアクアリストにとっては楽しい水族館です、南太平洋の魚の展示が主ですが、レア種が沢山展示されています。スミスBF,オレンジマージンBF、マスクドエンゼル、イエローアンティアス、サンライズラス、いずれも過去に入荷した魚達であるが、今もし手に入れることが出来れば即完売出来そうな魚が目白押しである。
イエローアンティアス
彼は就任後、予算を作る為に色々取組み、新しい展示水槽も作っています。来年も大きな水槽の展示を行います、デザインはチャールズデルビークで6月の完成を目指す、スキマーは当然AETeck社の 
ETSS Quad5000が予定されている。他にも、人気の無い展示水槽の内容変更、どんな生物を展示すれば集客するのだろうか?といろいろ館内をチェックしています。
クラム水槽
夜は水族館のパーティーでダウンタウウンにデルビークご夫妻の送迎で出席する、ワイキキビーチよりダウンタウンのクリスマスイルミネーションは綺麗です。

ここから先は会員サイトのみでの公開となります。

続きを読む "最後の晩餐"

サンディエゴ2

この水族館はワイキキ水族館に較べると凄くRichだ、Leng氏になんでやと聞くとサンディエゴは金持ちが多いので寄付も多い、中でも先ほど行った「WELLS FARGO」は別格の会社らしい、
副社長室の水槽 副社長室水槽サンプ
水槽内のイリアンジャ
ハワイでデルビーク氏に「WELLS FARGO」知ってるか?と聞くとベリーフェイマスや名刺を見せると名刺に描いてある馬車の絵が物語っているように開拓時代に出来た150年以上の歴史のある由緒正しい銀行だというそんな会社が寄付金をしている為、公立の大学とは思えないほど良い設備だ。大学生のインターンも多く活躍している。
リーフィー ガリバルディ

サメ水槽 カサゴ

ここから先は会員サイトのみでの公開となります。

続きを読む "サンディエゴ2"

サンディエゴ

LAでのミーティングを終えて次の目的地のハワイを明日目指すのだが、
カリフォルニアドリーミング?
いきなりLeng氏に明日朝からサンディエゴに行くといわれて連れて行かれたのがサンディエゴの中心地のプラザビルの18階の最上階にある会社「WELLS FARGO」であった。
ウェルスファーゴ受付 ウェルスファーゴミーティングルーム水槽
この会社のサウスウエスト地方の副社長がアクアリストで受付やミーティングルーム役員室など5箇所に水槽がある。内容は普通でわざわざ俺を連れて行くほどの水槽では無い、はっきり言っていけてないのだが、Leng氏はこのミーティングルームの水槽のアドバイスをサウスウエスト地方の副社長のJamesV.Cimino氏に依頼されていたのでお前の意見も聞きたいと言う事らしい、副社長はコンスピが大のでお気に入りらしいがすぐに死んでしまう、コンスピは白点病になりやすい魚で水槽に放す前によく餌付けけ検疫してから入れることがBestだ、世界一の混泳水槽はコンスピをバロメーターにしているほどである。Leng氏は次回LAに来たときにはすばらしい水槽にして見せてやると言って会社を後にして、サンディエゴ水族館BIRCH AQUARIUMに連れて行ってくれました。
サンディエゴ水族館BIRCH  AQUARIUMエントラス
ユニバーシティーオブサンディエゴこの水族館もワイキキ水族館と同じ大学の研究機関としての水族館でアメリカではあのサイズBFをはじめて展示したことで有名です。
サイズバタフライ 手乗り蛸です。汗
BHとワイキキ水族館が仲良しなのはハナイカをアメリカの水族館で初めて展示したのがワイキキ水族館でそのハナイカをDevilが手配したことが縁となり、今に至ります。今週もダラスの水族館にハナイカとレンテンヤッコを送りました。HSAスキマーのMTC唯一のヤングGuyはイカ好きのフォーラムの常連で、アメリカでのハナイカの人気は絶大?これもレア?なのである。
アメリカの水族館を見て感じるのは日本の水族館に較べれば小じんまりしています。しかし、内容は充実しているのです。この水族館も目の前はカリフォルニアの海で俗に言うケルプの海です。生きたケルプを水槽に展示しています、水深3mの水槽に展示されたケルプの隙間をガリバルディーが泳ぎます。ケルプは3ヶ月で新しいものと入れ替えます。
ケルプ水槽 ケルプ水槽真上から
目の前の海は夏でも22度くらいの水温で冬場は16度以下になるそうです。サイズBFは18度から20度までで飼育されています。この水族館ノメインはケルプとサイズBFだがリーフタンクも当たり前のように有り珍しいハイブリットのクマノミも展示されています。
クマノミ親 生まれたハイブリットの仔

ここから先は会員サイトのみでの公開となります。

続きを読む "サンディエゴ"
<< 2013年07月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
presented by blueharborホームページへ