サンゴが無い!


ジャカルタに行く、バリのCVDINAR本社にLPSの在庫がほとんど無い。今週はBH以外に日本の問屋数軒と日本一の在庫と自称する小売店へも出荷がある
一年ぶりに来たのに、それは殺生やで!深場は自分で潜って来るからいいけど他の種類はどうすんのということで、Edy社長の
計らいで急遽ジャカルタ支店の在庫を採りに早朝の飛行機で日帰りしてきました。前日報道された大雨の影響が空の上からも良く解ります。Baliと多少違う入荷の内容です。

ここで、許す限りの
ハナガサR、パープル、タコアシ、ナガレハナ、オオタバ、コハナR、トランペットなどを多数Get隣の日本営業担当Rさんには引切り無しに電話が架かるのを気にも留めず
選びまくりましたが、輸送のトラックが間に合うかが微妙みたいな状況です。

現在サンゴはサイテスにのって輸出される前に原産地の証明が必要でそれがないと国内の移動も出来ない
仕組みになっています。

広大なインドネシアでも、このサンゴは此処あのサンゴは此処と言う具合にいろんな所から国際空港近くのシッパーまで運ばれてきます。そのそれぞれの地域の
採取許可に基いた、原産地証明が必要ですが、公務員が悪いのか、中々書類が届かない為にサイテス有っても物が無い、物があってもサイテスが無いという状況を頻繁に起こします。
まあ今回の出荷分は何とかなりそうなようで安心してシーフードでも食べに行こうとランチに出ました。

途中、スラム街を通りこんな所にレストランなんか有るの?と言うような河口の先端にありました。夜だったら良かったのに昼間で川の水がドブ色なので、食欲減退し、食あたりしないか
しんぱいだけど大丈夫でした。

帰り際にスラム街にあるカフェて書いてあるの何と聞くと

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熱いで!

約一年ぶりにBaliに来ました。真冬の日本から雨期の前の蒸し暑いバリに来るとたまりません。早速機内からBINTANGbビールをがぶ飲みしています。これから1週間忙しくなるで。

機内からバリの最高峰アグン山が雄大な姿を魅せてくれました。火曜日は標高1500mを越えてムンジャンガンのそばまで走ります。
アグン山
着陸寸前の空港そばのスランガンこの海でブリーディングサンゴが蓄洋されています。

インド洋に沈む夕日を眺めながらビーチのレスチランで一杯と思い予約したリーズナブルナサリスガラホテル
1泊45ドルの前のビーチに在ったレストラン群は不法占拠ということですべて撤収されていました。

まるで、テロで爆発された跡みたいですが、正規の許可を取った業者が建物を建て始めています。
ホテルから見た海レストランが無くなっている。
そういえば、沖縄でまた不法なサンゴを採取していた人が捕まったと聞いた。此処に正規輸入の出来るものがあるのだから、無理に
違法な事をしなくてもと思うのですが、取るな言うたら、食うな言うてることになる人たちもいます。
沖縄の失業率の高さにも問題が有るだろうし、それらを欲しがる市場も有るだろうし、いろんな社会問題が複雑に絡んでくる。八重山が国定公園に指定されるという、自然保護は重要だがこれも規制が多くなるだろう。
すべてに平等な世の中ではないから、仕方が無いのだろう。インドネシアでも自然を切り取る事が年々問題となり、ワイルドのサイテスも減ってきています。代わりに土台にパテで貼り付けて半年以上育てたものをカルチャー物として輸出しています。今年のサイテスも3月末で終わりです。来年はどうなるのかまだ予測はつきません。 私が現地で潜り選んで日本に持って帰ったサンゴをネットや小売店で見て同じ物を送れとFaxを送る業者がいる。少しは自分で現地に出向いてチョイスしてみたらどうですか?俺は交通費と時間をさいてお客様の喜ぶ顔を楽しみにして働いてるんやで!箱売りで安さを売りにするのもええけどもっと、体張ってせんかいとこの場を借りて言わしてもらいます。

Devil探検隊本物の○○○○○○○○○を探せ!

関西空港から飛行機で4時間の南の島、パラオ共和国に来ました。グァムより遠いけど、バリより近いけど大阪からは月に2回のチャーター便しか直行便は無いので今まで行く機会が無かったので
す。今がベストシーズンと聞いていたんですが、地球温暖化の影響か水温が高く曇り雨の天気が続いています。

初日は深夜の到着なので翌朝11時に迎えに来てもらい外洋の際のポイントまでボートで50分かけて潜りに行きました。我々、探検隊はリーフエッジのドロップオフのトワイライトゾーンの遥か手前の30から40m辺りで探し物をしてみました。
しかし、我々の探すものは見つからず時間切れとなってしまった。
サンゴはスハルソノイはないけれどロリペス、グラヌロッサは30m付近まで結構あります。赤いコモンサンゴもあります。ただ、ハナガサ、ナガレハナなどのLPSは無いがオオタバのレッドは大きなものが見つかりました。

魚はフレームA、ヤミスズキ、ルリヤッコ、ハナゴンベ、ニシキヤッコなどもちろん普通種は書ききれないほどたくさんいます。
この探検隊の特別隊長として自身ヤドカリマニアのアキバリストこと昨年、黒船来襲という管理人を時代の証人として迎えたのである。

初日の結果1Dive  最大水深38m 潜水時間65分 透明度20m 水温26度
初日の結果2Dive  いつものエスケープ癖の為休憩しシュノーケリング たくさんのメタリックブルーのシャコ貝とオレンジフィンクマノミを見つけるが
目的を果たせず大雨に打たれ冷たく帰る。

夜  今夜はB級グルメはいつものようにローカルフードと和風みたいなん まだボートに乗っているみたいな気分

明日がんばるわ。

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New Giant Clams Book

先月LAに行った時に新しいシャコ貝の本が出たからお土産にもらいました。「Giant Clams in the Sea and the Aquarium」 James Fatherree著

シャコ貝の本としてはDaniel Knop著の「Giant Clams」があまりにも有名であるが、内容は古くなってきている。NewBookを作ると去年、話をきいています。

この本の著者Jamesさんは2年前まで、福岡の高校で英語の講師をしていました。この本を作る為にいろいろ取材していてBHに来ました。そこで、私の撮ったBaliのCV・DINARのシャコ貝養殖場の写真を見て取材をさせて欲しいと言ったのでアシストしてあげました。

彼が、取材した八重山の種苗センターやBaliのCV・DINARやアクアリストのタンク、LAの問屋の写真など綺麗な写真も多く見ていても楽しい物に仕上がっています。BHの店内で撮影された写真も何点かあります。手に入れる機会があれば御覧下さい。

魚が足りない。

BigChanceの応募も後11日となりました。今週末がラストチャンスになる可能性があります。
今日はハワイ便入荷予定、ハワイアンレスプレンデンス、ティンカーBF、アキレスタンのハイブリット
などが予定となっています。ティンカーのサイズは?ですお楽しみに。白と黒は今日は無いで!

そういえば、お正月なのに食卓に鯛が無かった?妻の母が昨年亡くなり喪中だから仕方が無い。それにしても年末は魚が高くなるが昨年は凄かったみたい。チョット前はスーパーで1匹800円くらいで特価していた。ところがである、世界的な和食ブームで、刺身が人気だそうで中国人までもが家庭で食べるようになった為、養殖の鯛やハマチが中国に輸出されている。マグロ問題もそういう事が原因である。
香港の友人が日本食レストランたくさん出来た、でも皆すぐ食中毒になり営業停止になる、危なくてお刺身は注文できないという。私は寿司や生魚は苦手である。最近でこそ、へちもんやのランチや徳田旅館のお母さんに鍛えられて、少しは食べれるようになりましたが、海外とくに東南アジアでお刺身を食べるチャレンジャー精神は持ち合わせていない。
香港
そういえば、レンテンヤッコもユウゼンも同じように国内では需要を満たしている、小さな魚は売れるが大きめな物は難しいので香港や台湾に送られている。せっせとユウゼンをハンドキャリーして馬鹿でかいヤッコを持って帰るお店がある。香港はデカイサカナが良く集まる。航空便が日本より便利である。アフリカ便、やモルジブなども便利である。
香港の魚町風景 熱帯魚や金魚、海水魚のお店がずらっと並んだ通り
我々も、輸出はよくしています。シカゴ、ロス、ダラス、ニューヨーク、香港、台湾、水族館関係や卸問屋、時にはスペシャルフィッシュを大金持ちのマニアに送ることも有ります。ドル高円安は輸出して外貨を稼がないと輸入代金がきつくなる。
シカゴ旧市街(シカゴと言えばブルースブラーザースを思い出す。)
日本から輸出する時の運賃は人が乗るよりも高い、IATAレートらしいが恐ろしい、航空会社によるとコンピューター部品などの小さくて高価な商品を多く載せるので、海水で重たくて量の有る物は、高くても良かったら積んだるという態度である。それも通常の運賃の5割増です。シカゴの友人がJALでデンパサールから成田経由でシカゴに送っても1K当たり5ドルなのに日本からだと25ドルもする。遥かに遠いバリから同じ飛行機で成田で乗せ変えてシカゴに行くのに直接日本から乗せると5倍もする。
シカゴオールドタウンアクアリウム 店内(赤いクサビラは高い!俺より高く買い付けるGuyが卸している。)
全く以って納得いかない話である。赤字赤字という航空会社や空港会社はどう考えているのであろうか?
そういえば、昨日、新年の挨拶に世界一のマグネットポンプ株式会社イワキのY氏が来た。また値上がりするという、今回は殺菌灯類(お勧めのオールステンの凄い奴)とポンプ部品というが、元々ポンプの部品の価格は激高である。部品で揃えるともう一台買えてしまう。いつも、ばかばかしいので本体をばらして部品取りする。おまけに、新年早々、欠品だらけである。年末に自分達が休みたい為に生産調整したんとちゃうんかと思わせる様に、残り少ないから欠品しますよと脅かして沢山在庫さしたくせに、案の定欠品だらけ!ポンプ屋に売るポンプが無いんか!!凄いね。小売店は正月も開いているんやで!5日にちょこっと出てきてまた休んで商品が欠品中とは情けないと思わないのだろうか?12月だけでも60台以上のポンプを納品されているのに欠品ですか?休みすぎじゃ!
BHも魚が無い、魚屋に魚が無いのも情けないが良い物が無いのです。昨日やっとレンテンが来た、でも注残で即売れであった。
昨日のカーリー退治の結果ストップエイピテーシアはカーリーが弱ってはいたのですが、まだ生きていました。仕方が無いので新商品で止めをさしておきました。

 

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