みちのく一人旅!

昨日から秋田、仙台とみちのく一人旅に来ています。前日から体調はMy mother is running.
大阪弁でオカンが走る。悪寒が走る風邪気味で微熱の中早朝の飛行機に乗り秋田空港に向いました。
信州上空
熱のせいか、携帯忘れる、名刺入れ忘れる、とオオボケの旅立ちでおまけに秋田空港は大雪で万一着陸不可の場合は仙台空港か羽田空港に降りる条件付のフライトであった。 日ごろの行いのおかげか着陸前10分間に一瞬雲が切れ雪積もる秋田空港に無事到着した。
気温0度冷蔵庫より寒い

今回の最大の目的は7月にセットしたスーリンの水槽の状況を観察することであった。 エコシステムでサンゴ水槽を立ち上げ、無給餌で魚を飼う。マニアでなくても興味をそそるが販売元としても非常に楽しみな試みなので是非とも時間の許す限り、経過を見守りたいのであった。 まず空港を出て、大雪の中車でマリンフィッシュカガヤさんに寄った。秋田市で古くからの海水魚専門店で多くのリースメンテナンス先を持っています。スーリンの病院も待合室の水槽はこちらがメンテナンスをしておられます。
待合室の水槽

魚中心で従来のウェット濾過水槽でコンディション良く調整した魚を販売されています。
ここでは、AMAJAPANの新商品EcoModを10台とホルダー10台を買ってもらいました。昼食を食べて
スーリンの病院のお昼の休憩時間にあわせて診察室に置いたEcoSystemの新水槽を見に行きました。
安定してきた水槽

7月の海の記念日から5ヶ月経った新水槽は想像していたように綺麗な水槽になっていました。
ナチュラルシステムに於いて水槽=濾過槽でサンプは濾過槽の補助をするところという考えを改めて見る事になりました。濾過をしない水槽がナチュラル式でベルリン式もエコシステムも同じような物であります。大事なのは飼育したいサンゴや魚にあった水質に維持することです。2ヶ月無給餌で20匹成長しているオヨギイソハゼ

スーリンの水槽は、今回はサンゴの成長よりも発色に重点が置かれています、その為に重要なことは水質で燐酸塩は0レッドシーノテスターで0でも低レベルの計れる試薬で計れば殆どは検出され0.05以上あれば綺麗な発色は見れません。

スーリンさんはLamoteの分光光度計で測定して0という素晴しい状態で硝酸塩は0,03くらいで、先日、フィルターネットに水槽よりオーバーフローしてきた海水が強制通水するだけで好気バクテリアが発生しNO3が上昇する為にネットは取り外してありました。

多くのアクアリストはサンゴも魚も沢山入れて飼いたいと考えています。

その為に、大きなスキマーを取りつけたり、濾過が不安に思い濾過材を足します。 水槽=濾過槽はライブロックとライブサンドにサンプで調整された清潔で酸素を多く含んだ海水がポンプアップされてライブロックに澱みなく隅々にまでぶち当たりながら、ライブロックの表面にある好気バクテリアが硝化したものを内部にいる嫌気バクテリアがが反硝化作用を起こし水を綺麗に維持します。 

眠たくなってきたのでつづきは明日書きましょう。

Forrest in Okinawa!

昨夜の余韻の残る中、私とForrestは早朝より沖縄に旅立った。生憎季節外れの台風が熱帯低気圧に変わり、大荒れの天気で着陸が20分遅れました。 今回の旅はブリオワークスさんにお願いしました。
2泊3日で行きは朝便帰りは最終便の伊丹行きでブセナテラスリゾートホテル2泊にレンタカー付¥62000-GoodPriceでした。那覇空港に着きレンタカーを借りて昼食をジャッキーのステーキで摂り、久しぶりのステーキに彼は喜んでいました。アクアカルチャー沖縄に見学に行きました。Forrestさんはたくさん興味深い物を見て質問をしていました。
養殖フグには毒が無い?へぇー
ここでもETSSはおりこうさんです。

昨夜、食べたふぐが養殖実験されていました。昨日は何匹皆で食べたか聞いていました。初めて食べたてっさが気に入ったので実物のとらふぐの質問もしていました。

アクアカルチャー沖縄のカルチャーライブロックを見て、作り方を質問していました。

キーウエストで彼らのライブロックはライムストーン(土に埋まっている化石サンゴ岩)を使っているので重くて丸いから、アクアカルチャーライブロックは興味深いを話していました。 その後、美ら海水族館に行き、魚類課の戸田課長にゆっくりと案内していただき、彼の目的を伝えました。 アメリカの水族館では、まだマンタの展示がされていないのでアメリカ人にマンタを見せてあげたいと言うのが彼の計画でその為のリサーチをしたいました。今年、美ら海水族館で生まれたマンタの赤ちゃん、残念ながら数日で死んでしまいましたが貴重なデータが解りました。生まれたマンタの体長が1.9mだったそうです。昨日、海遊館で9年飼育されているマンタが高知県足摺で捕まった時は1.6mだったそうでそれからすると、生まれて間もない赤ちゃんマンタだったことが判明したみたいです。赤ちゃんと言えばジンベイザメの赤ちゃんは60cmくらいで1度に300前後まれるみたいです。60cmやったら水槽で飼えるサイズや何とか手に入らないかと考えてしまうのでした。

Forrest in Osaka!

今朝10時に新大阪駅にForrestさんを迎えに行きました。 
オオサンショウウオに興奮するF

そのまま、海遊館に行き海遊館スタッフMさんにバックヤードを案内してもらい一般ルートを見学し、お好み焼きを食べて午後から西田館長とミーティングをしました。 
1.8mから3mまで成長したマンタ


西田館長はエイの研究をしておられるのでForrestさんは輸送や飼育、餌の種などについて詳しく聞いていました。
マンタを移動するケージ

約1時間半のミーティングの後少し時間が有ったので奈良の大仏さんを見に行きました。
アメージング

 東大寺といえばジュリアンスプラングを思い出す。ジュリアン来日の時にも行きましたが少し遅かったので着いたときには既に閉まっていて、警備員に尋ねると朝6時開館だから明日又来いと言われ、たまたま郵便物を取りに出てきた東大寺の坊さんに彼はアメリカで有名な作家で東大寺の庭の池のリポートに来た。明日早朝の飛行機でアメリカに帰るので何とか見学さして欲しいと頼んだら快く勝手口から入れてくれました。扉の閉まった大仏殿は真っ暗で見えにくかったが照明を点けると勝手に入れたのがばれて怒られるのでフラッシュだけを頼りに撮影して帰りました。
ここでも彼は人気者だ!

1250年前に建造された建物を見たアメリカ人はたいていアメージングという。 彼は歴史も好きなようで熱心に英語のガイドブックを読んでいました。
夕食会に遅れないように飛んで帰りホテルにチェックインし6時にショールームに来てもらい、水槽を見てもらいヒースのギアナBFとご対面しました。
思い出の魚と再会するF

マスクドくんが12月3日に嫁いでしまうが、それまで水温が違うタンクで飼育する事になり急遽引き上げた水槽を昨日汲みなおしました。22度が1ヶ月続くと粘膜がおかしくなり先週白点病に侵されて危うく死にかけていました。 Yukako嬢とNoriko嬢の献身的なケアで何とか持ち直し、20度の水槽に話すと餌も食べだしました。Forrest が来る前に落としてしまったら一大事だとみんな必死にケアしてくれたお陰です。 さすが我がスタッフだありがとう。 流浪の旅を続ける事が出来るのはDevilをサポートしてくれる素晴らしいスタッフがいるからです。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました

今夜はアメリカ人は必ず嫌がる食べ物フグ鍋を選びました。はじめは恐る恐る口にしていましたが、美味しさが解りてっさ、ゆびき、鍋と☆3個いただきました。 
バージョンUPされたたこしげ水槽

その後たこしげに行き彼が捕まえたラッセバスのペアと対面し、ただいまキャンディーバスを買うと彼のサイン入りDynastyTシャツがプレゼントという約束をもらいました。 彼は今朝4時半から築地卸売り市場でマグロのせりを見てアクアマリン福島の館長アベさんと6時半から寿司を食べて新幹線に乗ってやってきました。 そろそろ眠たいと思われたので早めに二人でたこしげを後にしてタクシーに乗りもう一軒だけ見学して帰りました。出口ではファブってもらわないと家に帰れない最後でした。

中国のトレードショー

帰国前日、広州で開かれていた中国のペットショーに行ってきました。 滞在している深圳のホテルから車で高速道路を乗り継ぎ2時間半の新しい国際展示場で開催されていました。

世界の工場中国で開かれているペットショー。規模的にはジャパンペットフェアーよりも大規模で盛況に思えました。 商品には、日本で御馴染みのものから似ているけど違うかな?というようなものまで沢山有りました。
何故か近海産と思われるサンゴがあった。

今や、この国の生産力なくしてはペット業界も考えられなくなっているのが現状になっている。 それにしても中国の空は凄く、もやが掛かっているようで僅か100数十m先すらかすんで見えます。霧に咽ぶのではないので鼻毛が伸びるのが早い

 一通り見て歩き疲れてベンチに座っていると今や、中国製品の大御所ともいうべきLSS研究所岡部社長がR○Oポンプの社長と現地妻かと思われる女性通訳?を交えて密談をしていた。 昨日ブログ見たら中国に来ていると書いてあったんで会えるかなと思ったいましたと開口一番の饒舌ぶり、さすがセールストークは天下逸品だ、見習いたいが出来ません。彼の販売している商品も既に現地で生産している商品です。

香港製品や韓国製品がUSAやドイツで販売されていてそれを買い付けて安心していると製造元は中国の工場ということが多々あります。これは、アクアリウムに限らずどんな商品についても言えることになってきました。 
品番MDまでコピーしてあるポンプ

新しい商品は無い物かと探しはしましたがトキメク出会いは無くEmcoの工場に確認検査をする為に戻りました。
一つの製品を完成させるのにデザインを起こし、積算価格を見積もり、部品を作り、組み立てて試運転をし、調整し、取り扱い説明書を作り、商品のパッケージをデザインし販売価格を決める。 試作品を作り出して3年目にしてやっと販売が出来るようになりました。後は日本仕様を私が選定していくだけです。
工場スタッフと最後の夕食に出かけると、見慣れた軍団に遭遇してしまった。瀬川社長率いるコトブキ軍団ではないか?目が遭った瞬間になんでこんな所で会うのか双方とも驚きであった。
マングローブガニ

これより先は会員サイトでのみ御覧いただけます。

最後の挨拶

昨日、香港行きの機内で「Life天国で君に逢えたら」という映画を見ました。プロウインドサーファーの 飯島夏樹さんがピークを過ぎて自信を失いかけた時に肝臓癌と宣告されて、更に絶望の淵に追い込まれて自暴自棄になり、全てを失いかけた時に家族に支えられ勇気をもらい、全てを前向きにとらえ、HPで自らの闘病生活を公開する事で、同じような病気や身体的欠陥でイジメに悩みに苦しむ人にHPやエッセイを通じて前向きに生きようと励まして最後の時を迎えるまで精一杯メッセージを与えて生き抜いたという映画でした。 
 最後を過ごしたハワイの海
 
この数年、知人の事故死や自ら生きることを止めてしまったり、肺癌、や大腸癌による死を目の当たりにするようになり自分自身は最後の瞬間を迎えるにあたり、どのような形が一番理想なのかと考えてしまいました。
先日、亡くなった徳田の親父さんは早朝、お客さんを釣りに連れて行くために船を回してくる途中にプロペラにロープを巻き込みロープを切ろうとマスクをして海に入り溺れて死にました。普段なら有り得ない事で港の中の水深2から3mの場所でした。
当然、なんの準備も残された家族はしていませんし本人も死んだという意識が無いので港にまだいるのを見える人は見ているそうです。
香港上空

CPファームの阿出川さんの場合も最初は、私に「少し肺が痛くて、石垣の病院では検査できないから東京に帰って診てもらいます」といって翌週には末期癌で余命半年から1年と宣告されました。
宣告から半年後に身辺整理の為に石垣島に戻るのでCPファームの今後について相談したいというので石垣島に急遽出かけた時には抗癌剤の影響で痩せ細り、松葉杖か車椅子の移動がやっとの状態であったが今更悔やんでも仕方が無い、奇跡が起きるかもしれないので希望を捨てずに頑張りたいと話してくれました。
香港から中国に向う夕日

映画で伊藤美咲が妻の役で「だまって勝手に逝かないで、ちゃんと挨拶してちょうだい」と言っていたのが印象的だった。 余命半年と聞いて死ぬ前に身辺整理をする事が出来る、もちろん自殺する人も出来るであろう?しかし、自分がその宣告を受けたとしたら、前向きに捉える事が出来るのだろうか?
妻や子供達には、何をしてあげれるか?会社はどうする?死んだら潰れてしまうのか?それとも残ったスタッフで維持出来るのだろうか? まだ余命宣告は事故死に較べればありがたいのかもしれないと思ってしまいました。Divingで何時あの世に行くかわからへんし、元気な時は時間の大切さを考える事も無くだらだらと過ごしているのが楽しいものだろう? しかし生きていられる時間が決められしかも、不自由な体になって初めて懺悔の日々が始まる。そう考えると今からでも時間を大切にしなければと改めて思いました。

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