悪魔のささやきブログ（ダイジェスト）

２００６年３月にはじめて行われたワールドベースボールクラシックで

アナハイムでの予選で苦戦しながら準決勝に進出した日本の準決勝と決勝がこのサンディエゴのPETOCOPARKで行われました。

予選で韓国に苦杯をなめさされた日本が此処で上原、福留の活躍で巻き返し勢いにのり決勝ではキューバを粉砕して第一回の優勝を飾った記念すべき球場です。

治安も良いところで安心出来ます。

今年のＡＰＰＭＡのトレードショーは少し寂しかった。来客も少なく商談も少なかった、去年の方がまだ賑やかだった。サブプライムローンの影響がこの業界にも押し寄せているのだろうか？
アクア業界の大手エーハイムは健在だがテトラ、マリンランドアクアリウムシステムなどはユナイテッドペットグループに吸収されている。

マキシージェットの名前は消えてマリンランドのポンプになっています。ＫｅｎｔＭａｒｉｎｅもコーラルライフ、オーシャニックなどと一緒にセントラルペットガーデングループに吸収されている。こうなると、どんどん売れる商品だけ残して、売れにくいが必用な商品は切捨てられる。アメリカらしいといえばそうなんだけど・・・

スーツを着込んで格好よく商談をしている人達の何人が来年残っているのかある意味楽しみだ。TwoLittleFishiesはＤａｎｙ社長が引退して新社長に就任したジュリアンがKentもコーラルライフも名前は残ったが会社は無い、売ってしまった。と言ってました。

日本も鑑賞業界の全体の売上は１９９６年の１４００億円から２００６年には７００億円を切ってしまっているそうです。年商１４０億の売上を誇り、株式上場までしたニッソーが３０年数年前にガレージでオガクズに砂糖水かけてカブトムシの餌や昆虫マットを作っていたマルカンに買収されてしまっている、経営方針を間違うとこうなってしまう。
ここ数年はホームセンターや大型ショッピングセンターのINSHOPとして観賞魚店が組み入れられている為に全体的には業績は上がっているそうですがエキスパートのいないお店に良いお客様がつくのか疑問です。　什器を作る時にあまりややこしく作るとアルバイト、パートでは無理やからと２０年前と大して変わらない事を未だにやっている。　時々そんなお店から相談があるが、かなり努力しな無理と言ってしまう。

我々のビジネスはスモールビジネスなんで、当たり障りの無い商品を売っているのではない。しっかりとした結果を顧客に示さないといけない
EcoSystemのブースにはヨーロッパの顧客でロシアのペットショップが来ていました。ロシアの金持ちは凄いらしいで。ドイツAMAが窓口なので羨ましい買いっぷりやった。

オーストラリアのAMAの顧客も来ていました。オーストラリアも未だこれから延びる国です。
日本はもっと従業員のスキルアップさせないとあかんな。日本からブースに来てくれたのはコトブキの瀬川社長くらいや、ほとんどの日本人は犬猫の業者や、ショーが終わり皆で打ち上げにスシバーに行きました。　

CPRの金社長のはからいで日本食をお前の為に予約したからと言うことだったが、ジュリアンもレンも笑っている。そう刺身や寿司は嫌いなのを知っている。これはイジメ？でもうどんや天ぷらもあるから私は大丈夫。それよりドイツ人はきつかったみたいや、アルバート、クリストフ、イアンはすき焼き注文してあげた皆トーフ食べられへんと言うとる。ほんならワシが食うがなと金社長が平らげていた。ジュリアンも和食好きでウニ、イクラ、サバ、ヒラメ、マグロとガンガン食べて日本酒飲んでいた。

２次会は俺の部屋に来いと金社長がいうので、彼が５日間１２００ドルで借りたテラスハウスに行って
飲みなおした。二人で泊まっているとは思えないほどのモダンな部屋で皆驚きだった。

冷蔵庫には彼の物と示す食べさしの果物があった。このおっさんおもろすぎや！今から昨日知り合ったFemale呼ぶからと電話していたが中々来てくれません。

一人二人とダウンしていくし夜中の１時になってもFemaleは来ません。明日早朝にLAに帰る為にお開きとなりました。

今日からサンディエゴのＡＰＰＭＡに出張です。関空からＬＡには直接飛んでいない為、伊丹空港から成田経由でユナイテッド航空で向かいます。数年前はタイ航空とＪＡＬが直接飛んでいた。

サンフランシスコなら関空から飛んでいるがこの季節は霧のサンフランシスコというくらい国内線が足止めされる為に避けたい。一昨年もＬＡからの便が足止めでサンフランシスコ到着が遅れたために1泊することになったから冬は行きたくない。　今日はＤｙｎａｓｔｙの便がアメリカ国内の空港で足止めになり明日到着するという。

こんな時に天候不良だからどうしようもないとカウンターで逆切れされるくらいなら初めから行かないほうが良い。ＬＡから車でサンディエゴに行く約、3時間のドライブだ。
成田発17時50分なのに伊丹発朝8時です。伊丹空港周辺の駐車場に9日止めると16000円以上も取られる。そんなら行きはＢ東さんのヤマト交通で伊丹空港に行っても6000円や帰りは嫁に迎えに来てもらうほうがよっぽどましや。

　昼にもＡＮＡの成田行きは有りますが、器材がとても小さいので予約が取れないので朝の便になりました。こんな時間潰しに第一ビジョンの成田支店は便利です。　9時過ぎに成田について第一ビジョンの木村さんに迎えに来てもらい10時には支店に到着。さぁー何かめぼしいものでも見つけようかと中に入ると、見慣れた二人がもう既にパッキングを済ませてコーヒータイムを取っている。一人は関東一の在庫量を誇るＢ－ＢＯＸの鈴木店長だ、昨年店長に就任して以来かなり精力的に動いていると噂を聞いてはいたが連日、深夜まで働き早朝から問屋に買出しに来ているとは正に恐れ入る。超一流店の店長は寝る間も無い、ストレスで体を壊さないように気をつけて欲しいと思う。もう一人はナチュラルを先月退社し近日にオープン予定で店舗を探している最中の塚本君だ。まだ物件の手当てはついてないが良い生態を自宅にストックして来る日の為に備えている。有名店のスタッフが少しでも良い生態を集めようと早朝から動いているのに、売れないと嘆くばかりの小売店舗はのんびりとお昼過ぎにリストを見て発注している。良いのはみんなＢ－ＢＯＸが持っていってしまうと愚痴る前に寝る間を惜しんで買い付けに来ている鈴木さんや塚本くんを見習った方が良い。たとえば発送で少しでも早く荷物を受け取る為に営業所止めにして引き取りに行くようなお店と、朝一に宅急便が配達しているのに閉まっている為に持ち帰ったりしているお店では生き物に対する姿勢が違うと思います。大体後者の方が死着報告が多い、それ故に問屋も稀少種の発送を見送らざる終えないと言えるでしょう。　それにしても関西空港はだらしが無い！関空に飛行機の乗り入れがちゃんとしていれば第一ビジョンも成田に支店を作ってなかっただろう。全ての物流が首都東京を目指し、そこで消費されていれば地方に送られてくることなど無い、自立再建など有り得ない。
帰りにハワイにより関空に帰ろうとユナイテッド航空にリクエストしたが昨年秋で運休している、ならば同じスターアライアンスのＡＮＡのコードシェア便でとリクエストするとそれも飛んでいない。結局帰りも成田経由になる。世界一、発着料金の高い空港はどんどん不便な空港になり利用者が遠ざかっている。
時代は変われど江戸時代の参勤交代と大して変わらない。栄えるのは東京を含む首都圏だけや！
新幹線も同じで全ては東京を目指している、東京から人や物が流れるのではなく地方から首都を目指すのである。地方を守るにはいっそう不便なままの方が良いのかもしれません。
しかし関西は少し変わっている、古都奈良、京都が控えている為に中々流失しないたとえば大学受験でも東京の有名私立に受験するより関関同立（関西大学関西学院同志社立命館）産近甲龍（京都産大近畿甲南龍谷）で７０％から８０％の受験者が集中する。その為に我が愛娘は厳しい状態である。
しかし、大阪本社の企業が本社機能を東京に移転するために人も税収も持って行かれる。　
関西再生には国が企業に税制などを優遇しなければますます地盤沈下してしまう。

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今月、来月と公表の出来ない現場工事が多い今日も連休で出荷出来ない活魚タンクを引き取りに急ぎで滋賀県の竜王まで行きました。

スイコータンクは本社は尼崎市にありますが、商品は滋賀工場で作っている為に雪の中走りました。

スイコーは活魚用、農業用、工事現場用、漬物用や公園の滑り台などいろんなものが置いてありました。

１ｔの活魚タンク１４０ｘ１４０ｘ７０はハイエースに載せられないのでトラックのレンタカーでノーマルタイヤのまま名神高速を走りました。

帰りに京滋バイパスが早いと表示が有り向かうと降り積もる雪で久々死ぬかと思うほどツルツルで恐かった。雪はキライや！　最近魚全然見れて無い！　来週はあったかい場所に高飛びしよう。

今日でBigChanceの応募は締め切りになります。今年はどんなドラマが待っているだろうか？最大応募20口に限定された分当選確率は均等化するでしょう。

　昨日は帰国中のTAKAさんがご来店した。デンバーに在住で、地元の海水魚クラブに所属し最新のアメリカンスタイルを追及されている？

HPを拝見したがZEOvitをテスト導入しています。ZEOvitについては昨年ドイツの輸入業者からシステムを聞きましたが、結構めんどくさいというのが第一印象で、ドイツから取り寄せたゼオライトもTetsuoさんにあげて試して貰おうと思います。今年5月にドイツには行きます、その時に現物を見てこようと思います。　ZEOvitはアクア業界の著名人の間でも賛否両論あります、現状では否定的な意見が多いようです。日本人の飼育には向いていない気がする。なぜなら、ほとんどのお店やお客様も水質の測定をしている人が少ないので微妙な部分で失敗する人が多いと思います。

欧米の最近のリーフタンクの傾向としてまず比重が少し高め１．０２５から１．０２６に人口海水を溶かすとカルシウム濃度もKHもMgも少し上昇します。水槽の比重も１．０２５から１．０２６に設定します。

自然の海は昨年、インド洋やBali海、パラオや串本で計ったときも１.０２７から１.０２８有りました。その数字にあわせてしまうと蒸発してしまうと凄く濃くなってしまいますので安全面から少し下げるほうが良いでしょう。KHについては以前は１０を目標としていましたが今は７から８を目安にします。LPSのポリプの伸び具合は７くらいの時が一番気持ち良さそうです。自然界では６から７となっていました。　SPSを成長促進する事に以前は喜びを感じていた時代がありました。ある人は育てすぎて島を作ってしまいました。

育つことが普通になった今、そんなに育てなくて色揚げを楽しむ時代になってきたのでZOEvitのような色揚げ法が研究されています。USAで一生賢明にSPSを育てて色揚げしている人はネットなどで売買する事で収入を得ています。

そのような人たちはカルシウムリアクターなどを使いガンガンに育てようとしていますが、多くのアクアリストは比重を高めににしKH７カルシウム４５０Mg１４００PO4０．１以下硝酸塩５ｍｇ以下になるように添加剤やEcoPhos、活性炭などを使い足りない物を補給し余分な物を取り除くスローな飼い方にシフトしています。それ故に、指標と成る水質を測定しサンゴ達の変化を見極める事が重要になります。良い状態の水槽を見て気持ち良さそうなサンゴや魚を見る事が何よりも良い勉強になるでしょう。

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