Los Angels

前から棚上げにしていたアメリカ出張の日程が決まったのは串本の帰り道。
目的はNewYorkの某所なのですが、NewYorkとは名ばかりの田舎町だから行くのが大変だからとりあえずLAに行ってからアレンジしてくれそうな人を探そうと、Lengsyに土曜日にLA空港に迎えに来てと連絡した。

飛行機の空席の関係で慌ただしく来たLos Angels,だから特に予定は無かったし、週末は問屋も休むので、Lengsyのお手伝いでSanDiegoまで水槽のメンテナンスに行きました。

立ち上げて6週間目の水槽でまだ安定してはいないと思えるがそれなりの状態であった。
システムはもちろんecosystemでスキマー付。去年ミラクルマッドのスキマー付で1日6時間スキマー稼働が一番状態良く飼育出来たと実験結果が出たという事でここでもそれを実践しています。


この水槽は室温での管理という事でエアコンが22度くらいの設定です。当然熱の出ないLEDということでRadionが4灯でも充分な明るさでSPSも育ち始めていました。


それにしても、相変わらず魚に派手に餌をあげるのが彼のスタイル。
結局土日は、ゆっくりと過ごし、月曜日は早朝から4軒の問屋を回り魚を物色しました。
まず1軒目はとりあえずお魚だけご紹介します。


パッサー、


コルテツ、


ジャックナイフ、ブルースポットジョー、


ポップアイカタルファー、


そしてクラリオンにパッサーxクラリオンのHybridがいました。

しかし、わざわざシップメントするほどの収穫は無く世間話で終了しました。
そして二軒目はSeaDwellingCretures通称SDC。本当はownerScottさんのSとDは忘れたけどCはfamilynameのCohenからきています。

到着して廊下を歩いているとScottさんがSDCシャツを持ってきてFacebookでおなじみの今日のシャツをリクエストされました。 


なんか、たまたま自転車通勤で熱い日にさっらと心地よいCairnsMarineからプレゼントされたシャツを着て遊び心でUpした写真が好評で、明日はどこのシャツ着るのとか言われるので続けているとみんなシャツをくれるので、私もBHシャツをプレゼント返ししています。

それから、ScottFellmanさんのUniquecoralに行きました。 


ここは、Flagに力を入れているお店でほとんどが分割されてインターネットが主流です。

綺麗なオーストラリアサンゴはいっぱいありますが、ここの共同経営者のJosephさんがなんとあのストロベリーショートケーキと名付けた人なのです。

彼とは先月シンガポールのパーティーでもお会いしましたが、今回持ち込んだVitalWave7Wspotシリーズが気にいたみたいで、水中に照度計のセンサーを突っ込んで測りまくっていました。
とりあえず、サンゴは送れないから見るだけ見たら終了。


そして、最後はPacificAquafarmそうWaltSmithのfijiやトンガのサンゴをメインと思われますが、私が行った日はBaliのサンゴでした。ここはソロモン諸島も扱っていますが何処も日本に送ると30時間以上掛かるために躊躇してしまいます。


そうだよな、アメリカでも高価なオーストラリア便が大ブレークしているくらいだから輸送時間は重要です。夕食をownerデーブさんにご馳走になりLA空港にチェックインするとFirstクラスのシートに自動的にUPグレードされていました。 

画像の確認
やったゆっくり寝れるというのも22時45分発NY行きはNY時間では+3時間なのでNY時間では深夜2時前の出発で朝の7時にNY到着という飛行機なのでFirst水平に寝れる?
それは、夢で少し広く座り心地は良かったですが少し斜めに成るだけの席でした。

北信越の水族館

この夏休みに北陸や新潟にお出かけの方におすすめの水族館をご紹介します。
まず、富山県の魚津にある魚津水族館は日本海側ではもっとも古く今年で100周年になります。


コンパクトな水族館ですが、富山湾の深海生物の展示にも力を入れているのでちょっと変わった生物が揃っています。
 

富山で宿泊した先で夕食に出ていた地魚が見れるような水族館です。
此処には、日本一古いアクリル製のトンネル水槽もあります。 


マツカサウオの発光を発見したのも、この水族館です。なんでも停電で見回りに行った飼育係が偶然見つけたそうです。

私は、ここに新しく出来たサンゴの展示水槽にETSSPro1200を設置していただいてからお付き合いなのですが、日本海では見る事の無いサンゴ礁の生き物、サンゴの展示は小学生などにサンゴは動物という事を知ってもらう意味では重要な展示だとお聞きしました。

此処にはキサンゴの展示水槽があります。低水温13度から15度の綺麗なキサンゴは富山湾の深海で見られるそうです。 是非夏休みにお出かけください。

そして、新潟市水族館マリンピア日本海が15日からリニューアルオープンします。


リニューアルに30億円以上が費やされた日本海側では最も大きな水族館です。

此処もやや低水温のお魚やシュモクザメやイワシの大群やカツオが泳ぐ大水槽は迫力満点です。

私は、ここではサンゴ飼育水槽の水流装置とプロテインスキマーのお仕事をいただきました。


TunzeMasterStreamの大型機種が4台どこかに隠れていますので探してください。


オープン1か月前にようやく引き渡されたので珊瑚水槽はまだまだ完成度は低いですが、徐々に良くなると思います。

サンゴ水槽はどの水族館もちからを入れている展示なので今後が楽しみです。

AQUARAMA 2013

先週末シンガポールのAQUARAMA2013に行って来ました。

 当初、行く予定無しでしたが、SINGAPORE REEF CLUBとタイのSIAM REEF CLUBの合同パーティがあり、アメリカからReefbuilderのJake Adams氏とJuliannSprung氏Manhattan AquariumのJoseph Caparatta氏AMBRAD社のVuncent Chalias氏も来るから是非来て欲しいとChingchai氏連絡が有り、急遽参加して来ました。 


パーティーは約50名くらいの参加者があり、みんな憧れの人にいろんな質問をしていました。
AQUARMAの後アメリカンチームはBALIに行く予定でVincent氏がアレンジメントするみたいです。

アクアラマはアジアの観賞魚の見本市ですが規模的にはJAPANPETと同じくらいです。しかし、来場者は世界各国のシッパーや問屋が来るのでいろんなミーティングが可能です。

私も今回はLiveAqualioのKevin Koen氏やQuartyMarine Chris社長、Tropocal Marine Center PaulデイレクターやCairns Marine Juliann氏等といろんなお話をしました。 

他にも公表は出来ないいろんな方々と秘密のお話をたくさんしました。 
シンガポールは有意義な旅になりました。


Stress of transport 

長時間の移動による、疲れは人間でも大変ですが、サンゴや魚にとっても輸送時間が長いのはストレスが多くダメージが大きい。

以前はよくBaliに買い付けに行きました。その時は数日間バリ島の空港近くのCVDinal本社のからBali海側ファームやバニュワギ、などを回り目ぼしい物を本社に集めて日本に送ってもらっていました。

出荷前日や当日早朝に各ファームから届いたサンゴを早朝よりパッキングし、午後から夕方にかけて空港に持ち込んで飛行機に載せて翌日早朝か午前中に到着するので、空港に引き取りに行き、午後に開封開始となります。
ざっくり、パッキング開始から30時間で開封になります。


ところがフィジーやトンガ、バヌアツ便の場合は飛行機の飛行時間が乗継便の関係で30時間前後になる為、パッキング開始から出荷待ち時間開封時間をトータルすれば40時間を超える事もある。


それ故、一見元気に見えているサンゴも実は疲れていたりするわけです。

今、BlueHarborで力をいれているオーストラリア産のサンゴの場合、早朝5時よりパッキング開始で11時前に空港持込みで1時に離陸19時に関空到着で、21時引き取り22時開封と17、18時間以内の
輸送時間なんと当日に届く為コンディションが抜群に良い、しかもCairns Marineでは大型船による自社採集で帰港翌日の新鮮なミドリイシを送ってくれています。
色落ちしやすいブルーが維持したまま届きます。 
https://www.facebook.com/dr.licciardi#!/media/set/?set=a.485182848216663.1073741842.417969611604654&type=3

先週も新鮮なサンゴが沢山入荷しました。 残りも少なくなりましたが、良かったらお問い合わせください。

https://www.facebook.com/dr.licciardi#!/media/set/?set=a.485516494849965.1073741843.417969611604654&type=3


Great Coral Reef Tank

bangkok郊外にあるArtyさんの家に行きまず最初に驚いたのは警備員が門を開けてくれた事。
 

なんと、新聞会社の工場兼自宅? もうすぐ結婚する、フィアンセの実家らしい、BMW,PORSCHEの新車が並ぶ駐車場、プールがあるホテルの様な家。 
エレベータで案内されたお部屋にある、家具調に組み込まれた手入れの行き届いたアメリカンスタイルの水槽は日本ではあまり見る事のない水槽です。

気に成るスペック

Main Tank : 150cm x 60cm x 60cm
Sub Tank :  132cm x 60cm x 37.5cm

Lighting System :
Maxspect LED CREE XPG 400-160w ×2
Maxspect LED G2 800-230w x2
Eco Lamp KR99M Blue 60"× 1

Skimmer :
Reeflo Hurricone CAT3 plus Orca Gold Pump with custom pinwheel upto 3000 lts.

Wave Maker :
RR Wave Maker WM-A1-286 x 1 Tunze Turbelle Stream 6060 x 1 Tunze 6105 x 2-- Tunze 6205 x 2

Main pump :
Laguna Power Jet PT-348 Mx 9000L

Kalkwasser:
Deltec KM500T Kalkwasser Stirrer with Rowa Kalk.

Ca Reactor :
Schuran Jetstream 1 with Tunze pressure reducing valve 7077/3 and Co2

TankPhosban Reactor :
TLF Reactor 550 with NP BioPellets

Carbon Remover :
Deltec FR509 Fluidised with TLF CarbonPO4

Remover :
SI-AM OCEAN Model: SO-RE110-V2 with TLF Phos.

Water System :
Clarte RO/DI WP181RO

Reef Crystal France : Change 10% every week

BIO Digest & BIO Tim : 2 Digest & 2 Tim every week

C-Balance : TLF add 50cc every two day

DT Oyster Eggs : Two time a week


ALLLED、MAXSPECTで埋め尽くされた、底砂の無いベルリン式水槽、それは一目で長期間かけて育て上げたであろう、綺麗な発色のSPS群。


MAXSPECTでも埋め尽くすくらい覆えば十分な光量になるのか?綺麗なピンクのトゲサンゴや蛍光色のスギノキミドリイシ、さすがにブルー系は弱いですが、見事に健康的に綺麗な発色をしているし、成長点も発色していますです。

綺麗な発色のSPS、に少なめの魚しかし7年飼いこんだハイブリッドのサザナミヤッコが見事な体色をしている。
これこそ、生きていると、見た目に解る魚の体格と発色です。

長期間飼育しているお魚でも、生かされている魚と生きている魚の違いは歴然です。水質の良い水槽で大事に育てられたのが良くわかります。
一般的な労働者の月給が400ドルから500ドルと言われるタイではまだ日本以上にお金持ちの趣味のマリンアクアリウムです。


サンゴを輸入する事の出来ない国なので、コストが日本の比ではありません。それ故に大事に育てるのが当たり前となります。
かといってFlagを売買する程でもない市場です。日本では数千円で買えるブリードも入手困難です。


 

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