悪魔のささやきブログ（ダイジェスト）

メリークリスマス！21日からEcoSystem　Leng氏が来日していました。来年発売予定のEcoMini水槽とAMAドイツの発売しているボーリングメソッドについての説明を受けました。

Balling Method
1970年代初めに、ドイツ人のアクアリスト、Peter Wilkensによって、この分野の大躍進は起こされました。彼は炭酸カルシウム水溶液をアクアリウムに使うことを提案しました。彼の方法では水酸カルシウム飽和水溶液をチューブで、一滴ずつアクアリウムに添加する方法でした。しかし、この方法は水槽内のpHを上昇させる副作用がありました。

1994年、ドイツのErnst Pawlowsky が後に米国で有名になる新しいカルシウム添加方法、2種類のカルシウム、カルシウムAとカルシウムBを添加する方法導入しました。
同時期に、ドイツのRolf Herbbinghausはカルシウムリアクターを世に紹介し、Hans-Wermer Ballingはカルシウムの補給方法、Balling Methodを開発しました。

1996年、Balling Methodは引き続き改良され、カルシウム、マグネシウム、アルカリ度を維持するためのリーフタンクへの添加方法のひとつの選択肢となりました。この方法を正しく使用すると、カルシウムは420mg/L、マグネシウムは1300mg/L、アルカリ度は7ｄKH等、主要な微量元素の濃度は一定になります。また、この方法は人工海水の中に含まれる一般的なミネラルの多くを補充します。
現在ドイツでは多くのサンゴ愛好家がカルシウムリアクターを使わないでサンゴを成長させ、発色よくキープしているそうです。　AMAドイツの顧客のMarkus Reschさんはまったく海水魚の飼育をしたことのないビギナーでEcoSystemでリーフタンクを立ち上げ、Balling Methodでサンゴを育てました。

ショールームのEco水槽でテストして販売を始めようと思います。　添加剤で水質を維持してサンゴを育てる、そして色揚げも行います。

そういえば堀場製作所カレンダー販売していました。手に入れたい方はこちらに直接コンタクトして下さい。

今日、健康診断で再検査の為に病院に行きました。どうせなら内蔵脂肪のCTと胃カメラと大腸癌の検査をしようということになり、前日から食事制限をして下剤を飲み緩々の下半身で病院に行き検査を受けました。　内蔵脂肪のCTは余裕もなんも寝ているだけ、胃カメラは鼻から内視鏡を入れるので喉を通る時に苦しかったが大丈夫でしたが,
大腸はまるでSMの拷問を受けるように穴の開いたパンツに履き替えてお尻の穴にチューブ突っ込まれて空気を入れて風船膨らまし、バリウム流し込んで逆さにされたり斜めにされたりと20分くらいいろんな体制でレントゲンを撮りました。

幸か不幸かなんとなく健康で少し痩せる努力が必要ということで、健康お祝いとして嫁と娘達とでOutBackにリブステーキを食べに行きました。明日からは野菜と魚中心の献立にすると言われました。

今日は明日設置に行く水槽の準備day。　２年位前に６００ｘ４５０ｘ４５０の水槽で始められたお客様のウズマキがタテキンになり狭くなってきたので新居を作ってもらうことになった。

しかし水槽が出来上がるとサンゴが飼いたくなってきたみたいで新居に行く事はないようだ。
１０００ｘ５００ｘ６００HのクリスタルラグーンM夫妻の水槽のサイズ違いで余分に作っていた物をEcoSystem仕様キャビネットにZC-700Eクーラーを組み込みスッキリと収納しました。
こちらのお客様はカミハタ殺菌灯は良く漏水するのでサンプに収納を希望されていました。

以前使用していた殺菌灯もたびたび漏水したため今回はこんな取り付けになりました。
クーラーは吸い込み側に強制ファンを取り付ける事でオーバーヒートを防止する高温対策になります。
クーラーは現在の水槽のものをそのまま使う為に、分解清掃する必要があります。

12月は東北と東京に営業周りに行きます。　5日に秋田に入りし6日仙台7日8日は東京周辺の予定です。秋田ではスーリンの半年経過した水槽拝見しようと思います。
その前に、フォレストさんと沖縄に来週行きます。　この温度差は白点になるかもしれません。

EcoMini水槽の打ち合わせの為に香港入りし空港からシャトルバスでEMCOの中国の工場に来ています。朝食後ピックUPされて工場に入り、商品の完成度や不具合を入念にチェックする。

EMCOにとってもこの商品を完成させるに当たり技術開発部長が工場内の自室で淡水のECOMINIから海水のECOMINIまで６本水槽を立ち上げてチェックしています。　この商品はアメリカ、日本、ドイツで同時販売を狙っている為に各国に合わせた開発や基準を標準にする為細かい部分の調整が大変です。
EcoMiniはSmallSize（３７６ｘ４１６ｘ３５５H）の曲げガラスでベルリン式とEcoSystemの２タイプですLargeSize（５２８ｘ４８９ｘ４３８H)はEcoSystemとEco+スキマーのハイブリットシステムになります。先月はシカゴのペットショーで展示していたのは評判も良かったのでUSAでは早くも予約が殺到しているみたいです。　サンプルで急遽作った商品に問題点が有ったので修正すべく朝からミーティングを始め
今日の不具合を明日には解消しようと、開発部門のエンジニア達は深夜まで働いています。

当然我々も、昼飯と夕食もずっと一緒に摂りディスカッションしています。朝９時開始で終わりが２２時その後マッサージで部屋に帰るのが１２時過ぎる毎日で、大阪にいるときとほとんど変わらない状態ですが、終わりがマッサージで昨日はフットマｯサージで今日はフルマッサージとサービスが行き届いています。　

中国も此処は経済特区なので自転車で渋滞なんて見ることが無く、車で大渋滞になります。
今週は中国でアクアリウムのトレードショーがあるのでジェームスは世界中の顧客が来る為に大忙し
みたいで、昨日はテトラ、明日はフランスの会社とミーティングが詰っています。とりあえず今日はEcoMiniのミーティングの出てくれましたが最終の詰めがまだ掛かりそうな状況になりそうです。
Ecominiは専用のパーツが多い為、使い勝手の点検が重要です。

水槽は濾過システムを設計しても出来上がりは使って見て初めて良し悪しが解る為、使って気に入らない箇所を変更するのですがこれが大変です。大量生産する物に、別注品のような使い勝手を求めているのだから。　此処までは要らんのとちゃうかと思うようなオプションまで作っている。　工場を散歩していると面白い商品を作っていたりする為、これ日本で売れるやろうか？と考えてLeng氏に相談する。　Leng氏はUSAバージョンをクリスマス前には出荷する予定で中国でクリスマスを迎えるから俺にも来いと言う。　気違いか？アメリカ人でクリスマスを家族と過ごさないなんて離婚ざたやぞ！俺もクリスマスはいろいろ忙しいから無理やでといっていると隣で聞いていたベティ（ジェームスの妹）が１月は私の結婚式だから来るよねと言って来た。May be!May beと流しておこう。冬は寒い所には行かないで南の島に遠征するのが恒例になっている。彼は、２月のAPPMAサンディエゴで正式に販売を開始する予定で必死に詰めていますが中々妥協出来ない為に駄目だしのオンパレードに成ります。折りしも、チャイナフリー宣言をするような立派な輸入商品販売をしている会社が有る、ご時世ゆえにより丁寧に作る必要が大いに有るので同じく駄目だしをしています。このままやったら年内は完全に仕上げるのは難しいかもしれません。もう少しで完成が未だでけへんのが多くて困ります。最近は中国製品のバッシングが盛んになっていますが、工場での真剣な開発者の取り組みを見ていると時間が掛かるのも仕方が無いと思えます。時間を削りコストを削る為に諸問題が発生するのでしょう。案外粗悪品の中にも、もう少しで良品になるものも多いのではと思います。何故なら、本当にシステムを理解している人間が真剣に取り組んでいるEcoMiniとネーミングと価格だけで販売している似て非なる商品は作り手側が理解しているかいないかの差で、ビジネスオンリーかホビースト上がりかの差でLeng氏は長年に渡り、自分の水槽で良い結果を残して今が有ります。

どっかで似たものをコストの安い中国でコピーばかり作らしているのとは物が違います。スペシャリストが作る低コストな小型水槽って今まで有るようで無い商品です。

恒例の激辛焼肉が博多玄風館から届きました。

桜の頃と紅葉シーズンに博多のお客様H田様より毎年頂いております。感謝感激、でも今夜は雨振りは困ります。　少し寒くなったくらいがバーベキューには最適で早速公園で焼きました。

お客様にいただいたものをお客様が持ち寄せていただいた物と一緒にみんなでおいしくご馳走になる。アクアリウム、水槽を通じて知り合った仲間同士で楽しい一時を過ごす。　

今年もたくさんのお客様の水槽工事をさせていただきました。　自分の中では出来ているつもりでも日々進化する物を作りたいと考えています。　売ってしまいになるよりも水槽が存在感を輝き続けるように快適にしたいと思います。
11月は海外出張や海外より、友人達が日本に来るので大阪にいる時間は半分くらいになってしまう。