Marine Aquarium Conference of Yotsubashi 第7回 

Marine Aquarium Conference of Yotsubashi 第七回 

題目 「スーパーフォトテクニックとDeep Water Fish」

講演者 円藤 清

開催日 9月26日 土曜日 18時30分 

会場 ブルーハーバーショールーム

定員 20名  予約順

会費 ¥1000-

懇親会 20時30分  会費¥3500-

申し込み

マリンアクアリスト編集長 円藤 清氏の水槽写真のテクニック講座です。 デジタルカメラ持参で実演練習を行ないますのでデジカメ持って集まりましょう。


今まで水槽で撮影したレアな魚は数知れずで、BHに入荷したレア種も殆ど撮影されています。
BHカレンダーの写真も円藤さんが撮影してくれたものが殆どです。

日本の現在のベルリンシステムの創生期に雑誌社としていち早く取り組んで普及した人です。
当時はサンゴを飼育したければ濾材を抜かないと駄目ですよというと気違い扱いされるような時代でした。
インターネットはまだ普及し始める前で一部のお金持ちしか環境はなかったのとメーリングリストでの情報交換が中心でした。海水魚をまったく飼った事のない初心者の人が立ち上げたベルリン式水槽でベテランが飼えなかったミドリイシを育てたりして話題になったりもした。

こんなに格好良く撮りたいな

そういう私も、海水魚を飼育した事のないままショップを開店した一人です。
ベルリンで魚が飼えないという都市伝説みたいな事を未だに言う人も居ますが、濾過層から濾材が無くなるということは凄い出来事でした。それらの疑問が、MA9号水槽サンゴ礁学からはじまるナチュラルシステムへの取組みが日本のアクアリウムに大きく影響を与えました。
アキリン氏はライブロックに着いて来たカーリーをイソギンチャクの赤ちゃんと思い大事に毎日餌を与えて育てて数千個にしたくらい情報が無かった。
それ以前の雑誌の水景とそれ以降の雑誌の水景がこうも変わるのかと読み返す度に感じます。
水槽は自然の海のように綺麗なサンゴにライブロックでレイアウトされた水景にこそ美しさを感じます。
その岩の隙間を心地良さそうに出入りする魚達に癒されます。
円藤氏の、マニアックな魚の趣味は数多くの日本初入荷の魚を収集しています。 
それらが世界に類を見ない貴重な魚の写真として膨大な資料、データーベースとしてアクアリウムトレードフィッシュの魅力を伝えます。

銚子上々!!最終日

とりあえず試運転までは無事終わり、やっとゴールが見えてきたので、昨夜はお客様からご夕食をご馳走になった。 毎回、出張工事は慰安旅行の宴会みたいな夕食会になり、楽しい一時はあっという間に過ぎていく。
水流をチェックするお客様

工事部長モッくんも電気屋下ちゃんも絶好調に生ビールを飲み干しているが今回の出張ではなんと!

イカの大漁揚げ

飲めないはずのMASAまでが生ビールをお代わりしている。 いつのまに? 「最近寝る前に飲むと朝スッキリ目覚めるので飲み始めました」というMASA。
イメージ通りに仕上がり満足な出来栄え

こいつがビールをお代わりするのを見るのはアポロビル以来ではないか?あの時は俺が帰るまでは大人しかったのが、帰った後にオネェちゃんに誘われるがままに次から次ぎに3分3000円5分5000円とダンシングタイムにカード切りまくるくらい弾け倒していたと聞いた!!

照明の200V配線はこの中

中には同じ娘と3度も消えていった人もいたけど、一般的には違う娘とダンシングタイムだろう?
こんな事を書いているとMASAのママからそんな悪いところに連れて行った社長の下ではうちの息子は働かせられませんとか言われるんだろうか? 
緑の線にセンサーを引っ掛けて引っ張ればいい

それとも、ママに叱られたMASAが無理やり連れて行かれて酔わされてお金を使わされたとスケープゴートにするのだろうか?ママから付き合っちゃ行けませんよ良い子だからといわれて言うとおりにする男なのだろうか? MASAはもう大人だからそんな人のせいにする様な女々しい男ではない。
この5年で20Kg増と随分成長した。
アポロビルネタを書くと又痛い思いをするかもしれないがエンターテイメントとしてはすばらしい。 
若くて、綺麗なお姉ちゃんのダンスやショーを楽しめる。仕事で疲れたお客さんに元気を与えてくれる。お姉さん達も閉店後の深夜に必死にポールダンスの特訓をしている。若くてスタイルが良くて可愛い子ばかりでそれだけでも充分なのに営業時間外に特訓をし傷だらけになっている。そんな、エンターテイナーを侮辱してはいけない。彼女達はProとして誇りをもっている。残念ながら、当局の手入れを受け営業停止中になっている。一時も早く頑張って再開してほしい。 ビアーバスケットが待ち遠しい。

話は、脱線しているがこんなにしこたま飲んで部屋に帰ると工事部長モックンから明日は8時出発で仕事開始にするという。 燃料満タンになり余計やる気が出ている頼もしい。  
スキマー、殺菌灯もユニオン接続

最終日は、試運転後の水漏れが無いかをチェックし糊忘れや接着に不備が無いのを無事確認し水を抜き掃除をして新たに海水を入れてスキマーや水流発生機器の調整を行なった。
器材は、どんな優秀なものでも故障することがあるので、その場合に取り外しが可能なように取り付ける。ポンプ、スキマー、殺菌灯、クーラーとすべて取り外し出来る様にユニオンで接続し配線も混がら無いようにCD管で器材から配電盤までピンポイントで結ぶ。 
ROは日焼けしないようにこの中に収納

今後、IKSコントローラーを取り付けるのでセンサーの線を引き込みやすいように濾過層に穴を開けてCD管を回しておいた。スペースにゆとりがあるから出来るのだが後でお客様がご自身で取り付けるのが面倒にならないように準備はしておこう。

予定よりも順調に仕上がり午後1時半には銚子を後にし海タマゴに寄り約700Kmを走破し11時過ぎにモックンに家に着いた。

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水流動画


水槽スペック

水槽         クリスタルリーフ1800Wx700Dx700H+上底80H 強化ガラス19ミリ 700L
樹脂製キャビネット  1800Wx700Dx700H アクリル塩ビ合板
サンプ          1200Wx600Dx500H 上げ底 Ecoシステムハイブリット
              ミラクルマッド4.5KG袋 x 3 
              コトブキツインライト600 x 2 

ポンプ         イワキ MDH400 50Hz 屋外仕様 
殺菌灯         イワキ RU-W-4
クーラー        Zensui KDAー1000
ヒーター        イワキ 1KW チタンヒーター3相200V
スキマー        ETSS 800ジェミニ
照明          MT250S x 3灯 200V配線 タイマー3系統
水流          RMD201 SCWD x2 フローアクセレーターx2
OSCIモーション Tunzeストリームポンプ
コントロール     IKSアクアスター 
浄水器        エキスパートマリン140G RGダッシュ 
自動給水      Duplaフロート RO用電磁弁 SKドーサー

遠征

明日から、千葉に1800x700x780Hクリスタルリーフ強化ガラス水槽を設置にいきます。
キャビネットはサイドボード仕様になってます

既に水槽キャビネット濾過層などは昨日の夕方にトラックチャーター便にて出発し、今夜からMASAと下ちゃんがハイエースで向かいます。1800のクリスタルリーフは約300kgの重量となり応援で関東AMAの大谷さんに来てもらい、暇だったらNARITAから数名が来てくれる?なんて甘いよね。

私と、工事部長モックンは明日の昼のぞみ号で東京入りし高速バス犬吠号で銚子を目指す。
今週も水曜日は名古屋に日帰りで18日に設置したCoral21さんの水槽のチェックに出かけました。

立上げ時のライブロックが状態が良くなかったみたいで水質が上がらないとお電話をいただいていた。
夏場のライブロックの輸送ではしばし着状況が芳しくない場合も有り、心配であったのでお客様のご希望に沿う容でライブロックと海水の全交換を施した。今回ライブロックは200Lのポリタンクに海水を張りエアレーションと水中ポンプで攪拌しながら輸送しました。 

どんな状況でも最善を尽くす事ができればその仕事に後悔は無いと思うので大事に至らなくて安心しました。

その後、新規取引先のLapazさんにご挨拶にうかがった。 オーナーの川口さんは半田水園で長年勤務されていて独立されたそうです。
オーナーの川口さん

お店の売りはジョーフィッシュでイエローヘッドジョーは毎回40匹くらいは入荷するようです。 

現在は、海水魚専門店舗に移行中ということでますますパワーアップされることを期待します。

飲んでもええけどやることはやらな!

今日は、暑かった梅雨の晴れ間は蒸し暑い! 来週の設置工事の愛知県一宮市のお客様の水槽を組み込みはじめました。

先週の広島の水槽と同じ様に1200x600x850Hの樹脂一体型キャビネットに900x600x650Hのクリスタルラグーン水槽(新古品)に300x350x350HのリフジウムにコントロールBoxを背面に作りPHモニターなどを収容予定、ライトハンガーはよっちゃんいかさんのようにR型を取り付ける。
将来的にはMT250Wも追加予定なので安定器収納棚も取り付ける。
クーラーは屋外なので少し配管抵抗はあるかも? 底面3箇所の内2箇所右奥と左手前はWaveポンプとSCWDで交互に水流が流れます。 メインから4箇所の内シースワールとリフジウムにも分配。
エルボではでかすぎる

BHでは出来るだけ工場で事前に組み込みをしてからお客様のところに持ち込んで設置します。
工場で組み込みは本当に暑い。 しかし、チョット穴あけ加工やパーツを作るのに便利で道具も揃っているのでお客様宅でゴミだらけになることも無い。

樹脂一体型キャビネットはサンプも木製キャビネットに較べて柱が無いため有効面積が多くアクリルやエンビの接着や溶接で加工が簡単なので使い勝手が良く耐久性が強く塩ダレの心配が無い。
サンプ内の湿気を取り除くファン

格好いい水槽に中身も負けないようにテンションあげてもらわないといけない。 明日もう一日組み込みをし電気の配線やタイマーリレーを考える。日曜日には広島に行きその足で黒潮生物研究財団に行きます。この度、当研究所に、ミドリイシ類分類の世界的権威であるCarden Wallace博士が来所し、四国南西部のミドリイシの調査をされることになりました。
R型ライトスタンドの為の補強

16日には研究所でミドリイシの分類学のセミナーを開催してくれる事になっているがそこまで滞在できないだろう?今回は京大のDNA研究者とサンゴのDNA鑑定をしているという噂??アクロポラ種子島エンシスを探す旅だそうです。 私は、最近は世界中を飛び回るより日本中を飛び回る事が多いが、その地方の名産やご当地グルメの接待で疲れる事も無く、休み無く楽しく過ごしています。 良い仕事をし、良いお客様に恵まれてより良い水槽システムを作る事が出来る。休みはのんびりと酒でも飲んでダラダラしたいなどと考えた事もない。もともと有休などないし、欲しいとも思わない。
そもそも、ゆとり教育や労働基準法がどんどん日本を駄目な国にしていると思う。自分たちが休んでも文句を言われない為に官僚が考えたシステムが国際競争で負ける原因になっているようにおもえる。

工事部長

義務を果さず権利を主張するものを保護する法律の為にどれだけ余分な費用や人件費が嵩んでいる事か?出来ない奴が中途半端なまま自己保身しても意味が無い。 出来るようになってはじめて人に認められる。その為の努力を惜しまなくしないと成長しないだろう。
自分も15年この仕事をしてやっと設備面ではアドバイス出来るようになったと思う。
自分の持ち場もこなせずに弱点をカバーする努力も怠っているようでは成長は見込めない。
チームデビル工事部長は一番遅くまで、浴びるほど飲んでいても朝からきっちりと仕事はしてくれる。

遠隔操作!

広島を襲った大雨にも負けずになんとか予定通りに試運転も終わり、ROのシステム以外は無事完了し
水槽に海水を張り、ライブロック、ライブサンド、ライブマッド?を入れて電源が入った時点で水槽システムも生き物になる。

今回Reefタンクの横にマングローブの干潟を再現する、出来るだけ自然に近い状態に仕上げたい為、干潟の泥も本物を手に入れた。それが、水質にどんな影響を与えるのか未知数ではあるが以前からずっと気になっていた事をこの作品で試してみたかった。
しかし、それをArtな作品に仕上げる為には、しっかりしたサポートが必要で、正直この作品は未経験のアクアリストには管理は難しいと感じていた。 だけど、これは造りたかったシステム故に譲れない。

しかし、そんな悩みを解消させてくれるベテランアクアリストが広島にはいる。 そう!ダニやんです

アクアリストとしてもすばらしい知識と経験をもち、電気の知識は本職だし、人間性も申し分無いときたらこれ以上の適任者はいません。 さっそくダニ氏に連絡を取り現場に来てもらった。 

早速システムを説明し、完成度を確認してもらい今後の予定を調整し次回広島に来る日に再度会う約束をしてながれ川にて食事をして解散した。

明日は仕上げをして帰阪するので、何かあれば早速走ってもらわなければいけないので申し訳ないというと喜んでお手伝いするよと言ってくれた。 

ありがたい本当に昔からのアクアリスト仲間に助けられていると感謝しています。
この作品は10月にはひとまず結果を出さないと失敗作になる。 責任重大な任務なので心強い!!

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