MACY6

サマーイべントの串本ツアーとMACY6がコラボレートした。


第6回 Marine Aquarium Conference of Yotsubashi in 串本

日時 7月25日 土曜日 17時より90分

会場 株式会社 串本海中公園 研究所2階講義室

定員 20名

講演者 野村恵一 (株)串本海中公園 水族館課長代理

プロフィール 19**年北海道生まれ、中・高は東京で育つ。1982年下関水産大学校卒業、同年串本海
        中公園センター入社、現在に至る。海中公園ではテッポウエビ類の分類を専攻するが、
        サンゴの分類にも大いに興味を持つ。残された人生の目標はテッポウエビ類100種の新
        種記載、サンゴ分類学者の育成、70才までは研究ができる頭と体を維持すること。

        http://comet.plala.jp/kushimoto/wadai/wadai.html


題目「テッポウエビと串本の海」

懇親会 ご本人の体調管理のためご欠席となります。

食事会  民宿高岡 バーベキュー広場にて 19時30分より
宿泊者は 酒代のみ その他の参加者は¥3500-です。

今年の夏久々に串本に遊びに行くので、どうせならMACY6を串本海中公園の野村さんにお願い出来ませんかと元串本海中公園センター研究員で現黒潮生物研究財団専務理事岩瀬さんに聞いて貰ったところ条件付でOKとなった。

その条件と言うのは「(講演は)お受けしますが以下の条件を出させてください。無法者は相手にできませんので。和田さん他主催責任者の同意が得られれば喜んでお引き受けします。区域図を添付しておきます。
海中公園地区内は国立公園法によって生物の採取が禁止されていますので、区域内での採取はできません。
また、串本海中公園センター周辺での採取はご遠慮下さい。さらに、串本沿岸域は2005年にラムサール条約湿地に登録された自然保全海域であるということをご理解の上活動されてください。」ということであったので参加者の皆様や、この夏串本で磯採集をお考えの皆様はこの区域図をご参考にし区域外での磯採集を行なって下さい。

串本ツアーは7月25日26日27日の3日間現地に宿泊可能です。 

宿泊料金 1泊2食付 \7.875
1泊朝食付 \5.775
1泊夕食付 \7.350
素泊まり \4.725

体験DIVEも可です。 

参加申し込みはこちらhttps://www.blueharbor.co.jp/factory/fmail/


オセロ?

Artな水槽の仕上げはROシステム。

今回はシンプルにマーフィードのマリン140ファイナルシステムを使用しました。
やっぱり信頼のブランド?

今回は蒸発水を補給するのではなく干潟水槽との連結で毎日干潟が干上がって干潟の水が排水されて、満ちてきた時に補充し干満を再現する。調整では1時間かけて干上がり1時間は干潮のままになり満ちてくる。
ショールームから育てたマングローブを輸送

出来れば満ちる時も時間を掛けたいが何分30cmx60cmx35cmの水槽にそこまで過剰な設備を組み込むのも予算の関係で難しい。後は、計算どおりに水がゆっくりとマングローブ水槽を流れて泥が流入するのをいかに抑えるかが微調整の難しいところ?
サンゴを飼うのも干潟の再現も水流は生命線になる?
 

とりあえずは、想像していたようなゆっくりとした流れが再現出来ているし、引潮も干潮も計算通りになった。ただ、経過日数により、変化してしまうので微調整がその都度生じるだろう?
その微調整をあの人に少しお手伝いいただき良い作品に仕上げて行きたい。
いきなり山ほどの生体を入れて記念撮影するような愚かな行為をするのではなく、ゆっくりと経過を見守りじっくり仕上げたい。 
ひょっとしたら想像どおりには行かないかもしれないが修正を加えながら楽しみたい。
この水槽はウミウシに魅せられてウミウシが飼えればいいと言われたのが飛躍して、お任せするから好きなものを作ってと言われて造った作品であり、依頼者の意向は殆ど無く貴方のアート作品でいいよとと言われて製作している。 それは、凄い重圧でもあり名誉でもある。
水槽右側が貯水槽

この水槽のシステムは、年末にこの水槽システムとウミウシの本になって発売される予定なのでその時に公開しよう。 趣味で飼う水槽の自作は安全対策まで考えないのが多いが、仕事で造る水槽はそうはいかないからたいへんだ。 この水槽も貯水槽が海水をいつでも補給できる状態になっているのが前提でシステムが動く。 貯水槽は下限と上限をセンサーが感知して器機に動作の信号を送る。
 貯水槽裏の配管

下限のセンサーが感知したらポンプの攪拌、温度コントロール、貯水槽から本水槽への足し水の電源供給をストップしROの電磁弁の開放をしRO水を作り出す。 そして満水になり上のセンサーが感知したらROの電磁弁を閉じて攪拌ポンプ、温度コントロール貯水槽からの足し水のポンプの電源を供給する。
どんなに良いシステムも電源が落ちれば作動しないし、故障の無い器機などないので最後は人が確認しなければいけない。

この水槽を置いた部屋はドイツ人のPeter POMMERERという画家が3日間かけて部屋中に子供のいたずら書きや落書きのような自由でユーモラスな絵を描いた作品です。
世界初ともいえる近代アートとネイチャーアートの融合作品として評価されるように仕上げたい。 
この水槽はReef側は白砂で干潟は黒い泥なのでまるでオセロのようだ!
オセロといえば、2000年秋に店内でTVの収録をした、

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ぐでんぐでん!

設置工事が1週間延びたので急遽関東出張に行きました。 月曜日は、関東アクアリウム業界人と千葉県某所で飲み会に参加しました。 

価格競争に走り、生き残りを掛けたサバイバル競争に将来はあるのだろうか? ボチボチやばい取引先の情報交換や海外の仕入先の情報など狭い業界の中の狭い話の情報収集と分析、定期的には必要な飲み会になる。
利益を度外視しても実績だけが欲しくて、無理をしている輸入業者や、ストックする水槽も無いのにしきりに生態を輸入販売したがる器具の輸入会社など、モラルのかけらも無い輩に引っ掻き回されている。安けりゃいいやんかで本当にいいのだろうか?

翌日、朝から業界最大手のカミハタ東京支店に見学に行く。小ロットで小まめに輸入している分割高だがバリエーションは豊富と聞いていた。先週入荷したクック便の魚達は袋で1匹ずつストックされていた。 入荷直後の魚をストック水槽に掘り込む勇気は無いのは仕方ない。 長旅の疲れで表面の粘膜が弱っている故に集中濾過の水槽に潜んだ病原虫や細菌に襲われたらひとたまりも無い。

薄いナイトフラゾン系の薬品を溶かした新しい海水でパックし毎日海水交換している。
小売店が同じ方法でストックしていたらよっぽど安くしないと売れないだろう? そんな方法で、客集めして特価販売していた小売店もあったがどうなったんだろう?
我々も、入荷直後の魚は水槽には入れずに毎日新鮮な海水の交換をしながら濾過器の無い大きなポリ容器で調整します。 その際薬品は入れませんがエアーレーションだけでも海水が濁る時と濁らない時があります。 濁りが中々無くならない時は問題を抱えている魚がいるときが多いのでグリーンFを使うことがあります。

昼間、B-BOXでジャイアン店長のリクエストでZensuiクーラーの分解清掃を桑原さんとTGに伝授する。分解清掃した店内のZC1300がゴミ詰まりでいかに効率悪くなっていたのか改めて実感する。
ついでに、Fan電源の取り出し作業も教受する。顧客に対する、サービスや付加価値、保証、緊急時の対応が今後重要になると云う認識の元で器具のメンテナンスをある程度は自分たちで手がけることが大事です。少しおかしい、冷えが悪いと着払いで送られてくるクーラーの大半がゴミ詰りで、それすら解らないショップ店員は恥ずかしいと思いなさい。

夕方、関東のアクアリストの大御所達と都内某所にて宴会。私がこの仕事に従事する前からのアクアリウムの先輩たちのアクアリウムにかける情熱や知識には頭が下がる。

こういう人達から学ぶ事が、良い結果を生むことになると思う。ショップを経営する人はお客様ありきで、顧客の満足をどうして得られるのかを考えて行動するべきだと実感する。

翌日は、群馬に行く為にさいたま新都心で宿泊する。
週末からずっと飲みっぱなしである。

祝8周年

今日6月1日はBHの12周年ですが、京都のEARTHさんも8周年を迎えました。

旧店舗の隣が新店舗

新店舗入口


今日は、大御所の水槽のリセットもあり、お祝いに行きました。
平野くん

EARTHさんは京都で、海水魚専門店として堅実な経営で8周年の今日遂に店舗拡張しました。 

初心者向けの器具や生体からマニアックな生体にプロフェッショナルな器具まで幅広く品揃えしています。 

新店舗では、水槽の展示販売に力を入れていきたいということでセット水槽の展示も多くしています。 
EcoSystemも展示中

大御所の水槽訳がありChangeです。
1500にマスクド君

12周年!!

早いもんで、6月1日でブルーハーバーが12周年を迎える。 がむしゃらに走り続けた12年、正直よく体力が持っているなと自分でも感心してしまう。最初は、小売り店舗としてスタートし、ベルリンシステムにいち早く切り替えた水槽システムを組み込み。プロテインスキマーやカルシウムリアクターなどのベルリンシステム器材を輸入しはじめて、卸売りも始める。
葛西水族館バックヤード

数年間はベルリンシステムの水槽や器材の販売を主にしながら、生体は問屋さんから供給を受けるが、しがらみと需要と供給のバランス調整が合わないので、自ら収集することも試みて海外のシッパーと直接取引を始める。 

自分の顧客の水槽に入れたいサンゴや魚を自分で捜し求めて旅をし、時には一緒に潜り、ダイバーの苦労も分かち合い、獲たレアな魚を飼う人にそのディテールをお話ししたり、その魚が元気にしている水槽の話を採集者に報告する。水槽も生き物も売りっぱなしにしていれば、良い付き合いは出来ないだろう。
イエローアンティアス7cm
減圧症でまっすぐに泳げない


先週、入荷したオレンジマージンBFについて1匹はおそらく、もう大丈夫だと思う。 もう1匹は、昨日再度ニードルを刺し空気を抜いた。 あんな魚体から10泡くらいの空気が抜けてきた。

痛くなかったか?ごめんな。先週より少し太い針を使った。 パカロロの木島さんに横からも抜けるけど感染症になりやすいし鱗が飛んじゃうから注意が必要だよと聞いていた。

ある意味、水槽で減圧症の魚の空気を抜くことのほうが海中で抜くことよりも難しい。
減圧は治まった様子?

海中だと破裂しそうなくらい膨れているので少し刺せば行きよい良く抜けていく。しかし、採集深度は150mだ気圧に直すと16気圧になる。 どいうことかというと、水深150mで浮き袋の空気がパチンコ玉1個分としてみた場合10m浮上するたびにパチンコ玉が一つずつ増えていきます。一度も浮き袋の空気を抜かないと16個のパチンコ玉と同じ大きさの浮き袋になります。当然そんなに膨らむことはないので途中で抜かないと破裂して死んでしまいます。
この2匹は途中2回抜いたと聞きました。 それで、これくらいの症状になるのならもう少し慎重に減圧処置をする必要があるだろうと、私達は話し合いました。
昨日の収穫

昨日、HAWAIのダイバー達は再度460フィートのDiveに挑戦してきた。 
インスピレーション内部右から酸素、キャニスター、希釈用空気の順

前回の減圧処置では完全に減圧仕切れなかった為、今回はより慎重に減圧処置をしたと聞いた。
キャニスターとO2センサー


460フィート約150mへのダイビングは所要時間5時間以上になる。 それは、彼らの使用しているリブリーザーインスピレーションの活動限界でもある。約7KgのソフノライムがCO2を吸収する事が出来るタイムリミットになります。 
CO2吸着後は紫色になる


ソフノライムがCO2を吸着出来なくなった場合は緊急時に使用するナイトロックスのボンベに切り替えて浮上しなければなりません。 現時点では吸着剤の限界を知らせる装置は無い。私が、トレーニングで30mから40mに潜る場合2日間で4Diveして交換している。
使用後のソフノライム

潜水時間は最大水深にどれくらい滞在し、呼吸していたかをDiveコンピューター感知し減圧に要する水深と時間を算出し、途中その指示通りにしなかった場合は新たに指示を書き換える。
魚は浮き袋の処置でいいが、人間はそうではない。窒素と酸素の両方に注意しないと事故になってしまう。Curacao島でForrest達と潜った時は130mで約3時間であった。あと20m深くなると2時間も減圧時間が増えてしまう。
彼らの使っている水中バイクは2分で水深150mまで連れて行ってくれます。フィンキックで行けば8分から10分の時間を要する水深まで一気に潜り採集しながら浮上していきます。沖縄でもそうですが、100m以深には3mを越えるタイガーシャークがうじゃうじゃいる。 ちょっと好奇心旺盛な鮫に出くわしたらひとたまりも無い世界になる。そんな危険な挑戦を続けている彼らの夢はいつかは新種を見つける事でもある。

そんな彼らの採集した逸品のイエローアンティアス7Cmから8Cmを12周年記念特価で¥198000-で販売します。 3匹限定となります。 この機会に是非手に入れて下さい。

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