とある事情で7月から毎月USAに来ています。8月のMACNAは1年前から決まっていたが今回もMACNAの時(8月末)には決まってなかった出張です。
行先はNew Yorkと言えば聞こえが良いがそこから車で数時間の田舎町ですが、一人では行けそうにないのでコネチカット州のGreenwhichにある全米屈指のハイエンドストアHouse of FinsのオーナーRobertさんにアシストしてもらい連れて行ってもらう。
House of FinsについてはMA最新号にて特集しているので見てください。
折しもあの台風18号が日本を縦断した月曜日の19時過ぎに2時間遅れで日本を経ち、アメリカ時間当日の19時にNewArk国際空港に到着後ハイヤーで1時間超のGreenwhichに2泊とはいえ実質1日で水曜日の朝にはHonolulu行の飛行機に乗る為にハイヤーで移動し10時間半のフライトでハワイ時間の夕方18時過ぎにホノルル入りし木曜日朝8時からある人に会い、9時にFrank博士が迎えに来て、彼の研究室を見学し一緒に海に行きプランクトン採集をした。
彼は今、ハワイの海の水面を漂う卵や仔魚を採集し育てるという研究に嵌っている。
一見?????と思うがこの実験結果が凄い!!写真はいっさい撮らせてもらえなかったが、今年の学会で一部を発表している。スズメダイやカレイ、ハタ、やハコフグに混じり未記載種と思われるディープウォータードラゴネットやなんとイエローアンティアスやチョウチョウウオも育てている。
年中いろんな魚が産卵しているみたいでそのデーターさえ揃えば親魚を飼育しなくてもブリーディングが可能になる。恐ろしい企み、というか研究であり、また結果を残している。
発送の転換とはこういう事なんだろう?DeepWaterのお魚も卵や仔魚は水面を漂うと言われてはいたが正に証明した。