神戸須磨水族園のサンゴ水槽直径160cm水深120cmで先月からメタハラ250Wx4+1000WHIDの合計2000WからKR93SP-30 120W KR93SP-36 150W KR93-48 200W の合計470Wフル点灯時
に変更してどこまでサンゴの維持が出来るのかを実験していただいています。
変更当初は光量不足?か一旦は調子が悪く見えたサンゴも10cm水位を落としたら機嫌良く色上がりも見えてきたと飼育係の岩村さんが教えてくれました。
一番上にあるエンタクミドリイシがKRとの距離約70cmくらいです。
スギノキのブルーは少しブルーの発色が良くなっています。 底にあるナガレハナサンゴやチヂミトサカ等はきれいに発色しているので、サンゴがだいぶ光に慣れた感じがします。
今後は少しサンゴの種類を増やして確認したいところです。
一般の水槽よりも水深のある水族館の水槽での実験は新たなヒントやチャンスをくれそうです。
須磨水族園では亀崎館長主催のサイエンスカフェなるイベントが行われています。
館長自ら下記のお誘いをいただいたのですが海外出張中の為参加出来ません。
もしお時間のある方はご参加下さい。 夜の水族館でビールを飲みながらウミガメの神秘的なお話が聞けます。
寒風が身にしみる今日この頃です。
さて、今回も須磨水で一杯やりませんか(サイエンスカフェ)
というお誘いです。
実は4年ほど前から、ウミガメ関係者が必死に格闘していた
日本初のウミガメの教科書、「ウミガメの自然誌」が東京大学
出版会から、ようやく出版されました。
そこで、出版祝いもかねて、執筆者の講演を聞こうではないか、
という企画を立てました。12月16日の日曜日です。
生物に記録計をつけて様々な調査をすることで有名な東大
大気海洋研究所の佐藤克文さんや、美ら海水族館の獣医
柳澤牧央さん、さらには日本ウミガメ協議会の松沢や石原の
話を聞くことができます。
話を聞くだけなら2000円、本を購入していただけ
るなら5000円で入場できます。何しろ、この本の定価が5040円
なのです。本を買っていただけるなら、ただで飲める訳です。
16日は日曜日です。夕刻、暖かい格好で須磨水にお集まり
いただき、ウミガメの話をききながら年を忘れましょう。