BonnetHead Shark.

週末の金曜日にフロリダキーズのDynasty Marineより約8年振りにBonnet Head Sharkの子供が入荷しました。

当時、大阪では「サメちゃんとお風呂はないないない」というTVCMで大人気となったスパワールド世界の大温泉の4Fに造られたアトランティスというアクリル製のお風呂の底にもう一つ水槽があり底に泳ぐサメを見ながら入浴するというものであった。 その水槽に目玉として迎え入れたのだが他のブラックチップシャークなどの方が大きく、ストレスが多く虚食になり★になった。
先月そのアトランティスのサメ水槽は撤去となったが4mの海水魚水槽は壁際に移動させて埋め込み新しいお風呂となりました。 ボンネットヘッドシャークは名前の通りアメ車コルベットスティングレイの様な形をした頭の小型のシュモクザメである。
 私は幾度かDynastyを訪れた際にフロリダキーズの海で格好よく泳ぎまわるボンネットヘッドシャークを見てきました。 成長しても1m弱の小型のシュモクザメはなんとも言い難い美しさを感じます。 そしていつかは飼ってみたいと思うようになり、新店舗の2階にその為のスペースを作りました。 
 
新店舗に移り早3年目になる来年、やっと当初の計画の通り2階の2m楕円水槽に念願のボンネットヘッドシャークを無事搬入する事が出来ました。

1mx80cmの円柱水槽に約250Lの海水とサメを密閉し電池式エアーレーションを上蓋に取り付けて断熱材を巻き付け長時間用保温カイロを周囲にぶち込み木枠梱包で50時間以上の長旅を無事に到着しました。


このサメは産卵期のメスを生け捕りにしDynastyの25mプール型生簀で飼育し産卵させた子供です。今年は10匹ほどが産卵し、なんとか2匹を手に入れることが出来ました。

8年前に較べると2倍の価格になっていますが、無事元気に泳ぎ、がっつりと餌を食べるのを見ると時間を忘れて眺めてしまいます。


先週は他にもオーストラリアのサンゴもたくさん入荷しています。特にカクオオトゲやナガレハナなどのLPS類は極美とカラーバリエーションが充実しています。

水中ハウジングで動画を撮って見ましたご覧ください。

2013 BlueHarbor Calendar

Mery xmas ! 今年もあと1週間になりようやく来年のカレンダーが出来上がりました。

表紙はコーラルシーで採集されたブラックスポットエンゼルです

毎年、来年は無理と思いながら10月11月になると、今年もそれなりに良い魚や新種、新入荷があり作れるかも?という事になり 写真を集める。
 
1月は5月に入荷したタヒチの新種のBodianus、5匹入荷したうちの1匹が赤白であった、もっとも小さかったので幼魚は白いのかも?と仮説をたてていたが予想通り5か月後の11月になり赤黄色になりました。

10月のスカイヤーラスも思い入れのあるイトヒキベラです。
大半はMA編集長円藤氏が撮ってくれた写真が使えるがラスト1,2枚がひょっとしたら来週、来月入荷するかも? となり待っていたが時間切れとなった。

まあ来年のお楽しみ! というか来年はもう目新しいレア種の入荷は見込めないだろう?


いっそう綺麗なサンゴ水槽のカレンダーでもと考える年の瀬である。

このカレンダーは店頭通販共に5000円以上お買い上げのお客様にプレゼントしています。
あとデビル会員更新のお客様もプレゼント。

販売価格1500円です。

 

Protection of endemic species

Hawaiの固有種の魚の保護がそろそろ現実味を帯びてきました。 

先ごろ採集して良いとリストアップされた魚にティンカーBFやフレームラスは入っていましたが、ブラックバンデットエンゼル、イエローアンティアス、マスクドエンゼル、オレンジマージンバタフライ、ネオンラス、オーロラバスレットなどは載っていませんでした。


このまま法案が通ってしまうともう、採集禁止の保護された固有種になります。

魅力的なHawaiの固有種の深場の魚はもうまもなく飼う事が出来なくなるかもしれません。

今年はいままでにはないほど幼魚のブラックバンドが採集されました。 BHにも多い時は10匹ほど在庫していました。 

残り少ない幼魚も3cmから4,5cm前後まで成長しています。 このサイズでも個体差で体高のある男前の子とスマートな子もいます。  

以前、ワイキキ水族館でブラックバンドは自然界では12cmから15cmくらいのペアでいる事が多く人を見ても逃げる事が無い為に簡単に採集されて30mより浅い水深では生息数が減っていると聞いた。 
事実私が、一緒に潜った時には50mに潜っていた私のさらにした70mから80mで採集していた。

一般のダイビングでは採集出来ない水深の魚こそ流通する数は少ないので保護対象にしなくてもと思うのだがこのままだと市場から消えてしまうだろう。


今月の初めに入荷した幼魚のイエローアンティアス 3cm から5cm 4匹はもう減圧症の心配の無い状態に仕上がって来ました。

小さくてもイエローアンティアスの風格が漂います。  
 

イベント 

2012年も最後のイベント大晦日を残すだけとなりましたね。

フルスペ1周年キャンペーンも後2日となりました。 まだ思案している方お急ぎください。

円安にふれると価格に影響するかもしれないが日本経済の為には良いのだろうがアクア業界は痛手になるだろう?

フルスペの雷モードは意味が無いとか不要と言う声をお聞きしますが、自然の海にはイベントが必要不可欠な役割をはたしている。 

雷や嵐、台風等はサンゴや魚に大きな影響を与えています。 熱帯雨林ではスコールで気温や水温が上昇するのを抑えたりしています。
雷もピカピカしだしたらサンゴが危険を察知して気合い入れなおしたりするかも? 

後台風で澱んで温くなった海水の水温を入れ替えたりされています。 

水槽でもそんなイベントが必要だと考えられています。 
たとえばTunzeのマルチコントローラーにはStorm for desedimention (Storm cycle)という機能があります。

自然界で起こるような水流で沈殿物を取り除く機能です。 一定間隔で自動的に行われるようにプログラム出来、接続されたポンプを効率的で正確なリズムで制御されます。 

ゴミや沈殿物が水流により濾過槽に落ちて行き、沈殿物はスキマーなどで濾しとられます。
画像の確認

ランダムな水流をよりランダムに行き渡り易くするために開発されたSeaSweepを試してみました。

2013年1月中旬入荷予定Waveコントローラ対応型¥43000-と非対応型¥38000-があります。

Stream of time Thank you MT 250W

2012年最後の営業日の今日、店内最後のメタルハライドランプMT250W x 3灯 750Wを取り外しKR93-42S170WとKR93SP-30B120WとKR93-24B100Wに交換しました。 

昨年のeco-lamps LEDKRシリーズの発売以来ほとんどのサンゴ水槽の照明をメタハラからKR91 KR92,KR93,KR93SP,KR90,KR90DRと交換していましたが、入り口にあるSPS水槽1500Wx600Dx650HのMT250Wは唯一残していました。


しかし、来年には電気料金の大幅な値上げも避けられぬ状況となり、現状で月額30万超の電気代が
10%値上げでも3万円以上のコストアップになる。 

この1年半でめざましい発展を遂げ、数々の実績を残したKR92,93SPシリーズ、多くのユーザーからのレビューを見る限り疑う余地のない結果を残しています。

MT250は日本のReefタンクには欠かせない逸品として君臨していました。 
しかし、最近のLEDのめざましい進歩には、もはや対抗機種とは言えなく、その事実はMT250からKR93SPに交換した多くのユーザーが物語っています。


これも時代の流れと言うのでしょう。現状では間違いなく世界で一番進んでいるシステムLEDです。
スペクトラム、出力共に跳びぬけた商品に成長しています。
来年はSPとは少し違う明るさ重視のシリーズを作ってみようかと目下テストしています。
ユーザーの皆様SPの後継機種ではありません、心配しないでください。。

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