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Party night!

MACNA2012の講演で一番の人気を集めていたのはSANJAY氏の光についての講演でした。

昨年に較べるとどの講演も人の入りは少なめであったがSANJAY氏の講演は大盛況でありました。
彼はペンシルバニア州立大学の教授です。2006年にはMASNAのAwardを受賞しています。

昨年はLEDの照明についてその仕組みや、素子の種類やLEDで維持されているReefTankの紹介などをしていました。 
今年は、一歩踏み込んでCoralReefTankに適したスペクトラムについて、測定データーを用いて詳しく説明していました。

水深によるPARの違い。
サンゴの持つ蛍光タンパク質の役割や、タンパク質の蛍光励起についても最新号のMarine Aquaristの記事水槽サンゴ学 光特別講座にある内容とほぼ同じようなデーターが用いられていました。


メタルハライドランプ14000K、T5、のスペクトルデーター、ラディオン、API、キャノン、Mazara、KR91PAなどのスペクトルデーターやPAR、lxなどの測定データーを公開していました。
しかしこれが良いとか悪いとかは一言も言いませんでした。


ただ、最後に私の理想とするSpectrumとした表は公開されました。 

私はTwoLittleFishisのブースにFPDrを置いていたのですが、かなり皆さん興味があったのか、いくらで売っているのかと聞いていました。 今回は、アメリカの友人特にサンゴ飼育のスペシャリスト(Julian SprungさんCharles DelbeekさんJoe YaiulloさんSanjay さんとJake Adamsさんにだけ持ってきた、お土産分しかないのでMACNAで販売する分はないが、近い将来販売する可能性もあるだろう?
その夜7時からMA59号で取材させていただいたワシントンDCのジョンコッポリノーさんの部屋でワシントンのReefクラブの人たちと飲み8時からのカジノナイトの後、9時過ぎにはDallas World AquariumパーティーにJulian氏とLeng氏、LSSお社長VesselO社長と参加した。

今回のMACNAに一緒にLSS O社長が何故いるのかLeng氏は不思議に思い聞いてきた。
以前からFijiマッドとかミネラルマッドとか売ってるやろ?なんか最近ニンニク系のエサとかも手を出しているし、TLFのReViveやアクアボンドに海藻フードの類似品もやっている。まあどれもこのお二人のコピー商品を売っているので困った人物だと言わんばかりだった。 
そしてO社長にecosystemの商品も卸してみたいかと聞いたみたいで、O社長はずっとWさんにお願いしているのですが、M女史よりOKが出ません。Lengさんからも言って下さい。と言われたみたいです。

そこで、もうこれ以上コピー商品を売らさない為に、彼にWhole saleをさせてみればどうだと提案がありました。 
以前からO社長からの熱望事項でしたがJulian氏とLeng氏のTwoLittleFishis とecosystemの両オーナーから答えを取り付けたので日本に帰れば準備をしなければならない。


そしてパーティーから帰りホテルを歩いていると大声で盛り上がる団体につかまった。
ReefBuilderのJakeAdam氏にカリフォルニアアカデミーのリチャード、OnlineMagazin
のRandyさんとHouse of Finのマネージャーアダムさんであった。
もうすでに2時を過ぎホテルのレストランは閉まっているがGinやビールなどを持ち込んでいてKojiここにきていっぱい呑んでいけとSanjay氏にペットボトルにいれたGinのストレートを渡された。


Sanjayから日本の水槽でたくさんのスポットライトがあるのはなんで?と聞かれました。
LED?もそうだけどメタハラの丸いやつと言われたのでスーパークール115のことと理解しました。
スーパークールはHID6500Kがベースの照明でそれに反射板やガラスにコーティングされているのでいろんな色温度の種類の球があり日本のアクアリストはレイアウトするサンゴの種類によって使い分けていますと説明すると6500KBestスペクトラムといいました。ただし黄色く見えるので鑑賞には向いてない。


というがスーパークールはDeepBlue10000K、アクアブルーなどベース6500Kが隠れながらも綺麗なブルー系の多種のランプがありそれをミックスして使うことでサンゴの発色が綺麗に見えてきたを話しました。
そう、それは隠れたフルスペクトラムだよだから綺麗に見えるよね。とSamjay
そして、アメリカではまだフルスペクトラムLEDは販売されていないけどなんでかな?と質問するとブルー系のLEDを好むお店やホビーストがまだまだ多いし、赤いLEDで赤いハナゴイやベラが綺麗に見えるからどうしても赤LEDなどをミックスしたLEDが多い.


でも赤いサンゴに赤LEDを当てても綺麗に見えないし、ブルーLEDだけだと数週間から数か月後にはブリーチング(白化)するサンゴもある。
RadionにもUV400nmが搭載されたけど、基本RGBで造られた色温度はフェイクに近いから、人の目で見える水槽の色に反応しているサンゴも限られるよねと聞くと、そうベストはサンライトと言いました。


そんなSanjay氏にKR93SPフルスペクトラムについて聞いて見ました。400nm 420nm 450nm 475nm 500nm 8000K 4000Kが21素子で1ユニットになり斑なく混じるようにブレンドしているので、白チャンネルと青チャンネルを出力調整しても波長が破たんしない様に配列しています。と説明すると、凄いとても興味があるので1台わけて欲しいと言われました。 私たちは、照明のスペクトラムをLI1800で測定していると話すと彼も俺と同じだよその機械といいました。 彼は大学の先生なので自由に使えるがもうかなり古い機械なのでそろそろサポートが終了するのが困るねと笑っていました。

現状ではアメリカはAcanLightingがeco-lampsの商品をAcanブランドで販売していますが、フルスペクトルタイプはまだ発売されていません。Euro圏では少しずつ発売されています。
そう、フルスペは世界に先駆けた日本発のLED照明です。

九月の私の選ぶBestレビューはMKさん

選考の理由としてはすべての項目に対して大人の余裕を感じさせる、ご報告をいただきました。
特に「ちなみに「イルミネーションもできる」と説明して「デモモード」を女性に見せると絶賛されます。初めは「デモと雷は使わないかも」と思っていましたが、意外なところで大活躍。名付けてイルミネーションモード。今では、なくてはならない機能です。」これは粋なちょい悪感、素敵です。

二人目はきよちゃん。FPDr400nmだけでもこの効果なら早く揃えていただきたいという気持ちに成ります。

そして特別賞にTankさん なんと3台個別にレビューがあり、12S934閲覧18Sは105閲覧、24Sは47閲覧とトータル1086回の幅広い閲覧をいただきました。

九月のDevil賞MKさん、きよちゃん、Tankさんお好きなFPDrを送らせていただきます。
ご連絡くださいませ。

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2012年10月06日 01:22に投稿されたエントリーのページです。

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