MACNA DALLAS 2012

MACNA DALLAS 2012 リポートはMACNA初参戦のLCCちゃうちゃうLSS、O社長のBlogをご覧ください。インターズーかと思うほど買い漁っていますよ。 


MMCも一緒に来た方がよかったんちゃうん?と思うほどあちこちで声かけて買いまくっています。


インターズよりもこじんまりしていて、その場で業者もホビーストも購入出来るし商品に対して意見が交わせるのがMACNAの面白いところです。


また、優れたホビーストはスピーカーとして講演依頼があるので学者や、マリンバイオロジストでは無くても素晴らしい水槽を長期に渡り、維持し写真やビデオ撮影したり、水質データーなどを正確に記録し、公表することで所属する都市や街のリーフクラブが主催する講演会などにひっぱりだこになるし、雑誌などの記事も担当するようになり有名になり、著書を出版したりするようになる。


そして、自らの会社を立ち上げる者もいます。 どんな形であれMACNAに招待されるという事はアクアリウムに係わる人としてはとても栄誉な事になります。
私は13回のルイビルMACNAに招待された日本人1号の水野さんのお手伝いで初参加しました。
それから、フォートローダデール、ボストン、ピッツバーグ、アトランタ、オーランド、デモイン、ダラスと参加しました。
そんな私もMACNA20周年Atlant大会にSpeakerとして招待されて初日の最後にKeynote Speakerとして600人の前で緊張した講演をしたのを思いだします。
そして、今年のMACNAのAQUARIST OF THE YEARはLive AquariaのデレクターKevin Kohenさんが選ばれました。

彼ともMACNAで知り合いになり、時折情報交換をする間柄で1昨年にはLive Aquqriaの本社のあるウィスコンシンを見学させていただきました。まったく規模の違う大企業のFoster&SmithのAquarium部門の総合責任者でありアクアリストの彼が今年のAQUARIST OF THE YEARに選ばれた事はとてもうれしく思います。

また、来年は25周年の記念大会をMaiamiで開催される事が決まりました。そしてそのスピーカーにタイのChingChai氏が選ばれた事が発表されました。 これまた、うれしい発表で早速ChingChai氏にお祝いのメールを送りました。


とにかく凄い水槽を長期に渡り維持している、彼は心からサンゴを愛しています。残念ながら今年タイに行った時は水槽の調子が良くないので私に見られたくないといって見せてくれなかったが、今は絶好調なのかな?

最後に初MACNAを満喫したO社長、来年LSSがMACNAに出展を計画しています。
なんでも日本人の綺麗なモデルを2,3人連れて殴りこもうか?とそのうちモデルオーディションをするのかも?審査委員長は私がします。 
本当にO社長は成長したな、あと数キロで三桁突入まさにアメリカンサイズに成長しています。

Party night!

MACNA2012の講演で一番の人気を集めていたのはSANJAY氏の光についての講演でした。

昨年に較べるとどの講演も人の入りは少なめであったがSANJAY氏の講演は大盛況でありました。
彼はペンシルバニア州立大学の教授です。2006年にはMASNAのAwardを受賞しています。

昨年はLEDの照明についてその仕組みや、素子の種類やLEDで維持されているReefTankの紹介などをしていました。 
今年は、一歩踏み込んでCoralReefTankに適したスペクトラムについて、測定データーを用いて詳しく説明していました。

水深によるPARの違い。
サンゴの持つ蛍光タンパク質の役割や、タンパク質の蛍光励起についても最新号のMarine Aquaristの記事水槽サンゴ学 光特別講座にある内容とほぼ同じようなデーターが用いられていました。


メタルハライドランプ14000K、T5、のスペクトルデーター、ラディオン、API、キャノン、Mazara、KR91PAなどのスペクトルデーターやPAR、lxなどの測定データーを公開していました。
しかしこれが良いとか悪いとかは一言も言いませんでした。


ただ、最後に私の理想とするSpectrumとした表は公開されました。 

私はTwoLittleFishisのブースにFPDrを置いていたのですが、かなり皆さん興味があったのか、いくらで売っているのかと聞いていました。 今回は、アメリカの友人特にサンゴ飼育のスペシャリスト(Julian SprungさんCharles DelbeekさんJoe YaiulloさんSanjay さんとJake Adamsさんにだけ持ってきた、お土産分しかないのでMACNAで販売する分はないが、近い将来販売する可能性もあるだろう?
その夜7時からMA59号で取材させていただいたワシントンDCのジョンコッポリノーさんの部屋でワシントンのReefクラブの人たちと飲み8時からのカジノナイトの後、9時過ぎにはDallas World AquariumパーティーにJulian氏とLeng氏、LSSお社長VesselO社長と参加した。

今回のMACNAに一緒にLSS O社長が何故いるのかLeng氏は不思議に思い聞いてきた。
以前からFijiマッドとかミネラルマッドとか売ってるやろ?なんか最近ニンニク系のエサとかも手を出しているし、TLFのReViveやアクアボンドに海藻フードの類似品もやっている。まあどれもこのお二人のコピー商品を売っているので困った人物だと言わんばかりだった。 
そしてO社長にecosystemの商品も卸してみたいかと聞いたみたいで、O社長はずっとWさんにお願いしているのですが、M女史よりOKが出ません。Lengさんからも言って下さい。と言われたみたいです。

そこで、もうこれ以上コピー商品を売らさない為に、彼にWhole saleをさせてみればどうだと提案がありました。 
以前からO社長からの熱望事項でしたがJulian氏とLeng氏のTwoLittleFishis とecosystemの両オーナーから答えを取り付けたので日本に帰れば準備をしなければならない。


そしてパーティーから帰りホテルを歩いていると大声で盛り上がる団体につかまった。
ReefBuilderのJakeAdam氏にカリフォルニアアカデミーのリチャード、OnlineMagazin
のRandyさんとHouse of Finのマネージャーアダムさんであった。
もうすでに2時を過ぎホテルのレストランは閉まっているがGinやビールなどを持ち込んでいてKojiここにきていっぱい呑んでいけとSanjay氏にペットボトルにいれたGinのストレートを渡された。


Sanjayから日本の水槽でたくさんのスポットライトがあるのはなんで?と聞かれました。
LED?もそうだけどメタハラの丸いやつと言われたのでスーパークール115のことと理解しました。
スーパークールはHID6500Kがベースの照明でそれに反射板やガラスにコーティングされているのでいろんな色温度の種類の球があり日本のアクアリストはレイアウトするサンゴの種類によって使い分けていますと説明すると6500KBestスペクトラムといいました。ただし黄色く見えるので鑑賞には向いてない。


というがスーパークールはDeepBlue10000K、アクアブルーなどベース6500Kが隠れながらも綺麗なブルー系の多種のランプがありそれをミックスして使うことでサンゴの発色が綺麗に見えてきたを話しました。
そう、それは隠れたフルスペクトラムだよだから綺麗に見えるよね。とSamjay
そして、アメリカではまだフルスペクトラムLEDは販売されていないけどなんでかな?と質問するとブルー系のLEDを好むお店やホビーストがまだまだ多いし、赤いLEDで赤いハナゴイやベラが綺麗に見えるからどうしても赤LEDなどをミックスしたLEDが多い.


でも赤いサンゴに赤LEDを当てても綺麗に見えないし、ブルーLEDだけだと数週間から数か月後にはブリーチング(白化)するサンゴもある。
RadionにもUV400nmが搭載されたけど、基本RGBで造られた色温度はフェイクに近いから、人の目で見える水槽の色に反応しているサンゴも限られるよねと聞くと、そうベストはサンライトと言いました。


そんなSanjay氏にKR93SPフルスペクトラムについて聞いて見ました。400nm 420nm 450nm 475nm 500nm 8000K 4000Kが21素子で1ユニットになり斑なく混じるようにブレンドしているので、白チャンネルと青チャンネルを出力調整しても波長が破たんしない様に配列しています。と説明すると、凄いとても興味があるので1台わけて欲しいと言われました。 私たちは、照明のスペクトラムをLI1800で測定していると話すと彼も俺と同じだよその機械といいました。 彼は大学の先生なので自由に使えるがもうかなり古い機械なのでそろそろサポートが終了するのが困るねと笑っていました。

現状ではアメリカはAcanLightingがeco-lampsの商品をAcanブランドで販売していますが、フルスペクトルタイプはまだ発売されていません。Euro圏では少しずつ発売されています。
そう、フルスペは世界に先駆けた日本発のLED照明です。

九月の私の選ぶBestレビューはMKさん

選考の理由としてはすべての項目に対して大人の余裕を感じさせる、ご報告をいただきました。
特に「ちなみに「イルミネーションもできる」と説明して「デモモード」を女性に見せると絶賛されます。初めは「デモと雷は使わないかも」と思っていましたが、意外なところで大活躍。名付けてイルミネーションモード。今では、なくてはならない機能です。」これは粋なちょい悪感、素敵です。

二人目はきよちゃん。FPDr400nmだけでもこの効果なら早く揃えていただきたいという気持ちに成ります。

そして特別賞にTankさん なんと3台個別にレビューがあり、12S934閲覧18Sは105閲覧、24Sは47閲覧とトータル1086回の幅広い閲覧をいただきました。

九月のDevil賞MKさん、きよちゃん、Tankさんお好きなFPDrを送らせていただきます。
ご連絡くださいませ。

Dallas World Aquarium.

MACNAの合間にDallas World Aquariumに行きました。 最近のMACNAは地元の水族館が何がしかタイアップするのが多いが、今回は入場料の割引くらいであった。


Dallas World Aquariumは外見からは想像もつかないくらい立体的で展示内容も充実している。
昨年いったOMAHAの水族館もジャングルの滝や渓流から海につながるような作りこみで全体が温室になっている。

熱帯植物園、動物園、水族館がひとつにパッケージされた水族館は通路もジャングルの小路を連想させるように細く、入り組んで迷路のように作られている。そんな中にオオハシやフラミンゴがいれば陸ガメやナマケモノにスローロリスもいる。 

川には大きなワニもいれば大型のアロワナもいる、それが自然と同じような環境を再現しているので展示されているように見えない。
これは、アメリカの動物園や水族館の展示の主流で、日本でも少しずつ採用されつつある。


そして、水族館としての魅力は狭い中にも随所に表れています。


1548000Lのサメ水槽の底にあるトンネル水槽や、世界の海を個別に展示した水槽のエリアでは日本の海にはユウゼンやトサヤッコにキンチャクダイ、マダラハナダイ等のマニアックな魚がいる。


たしか6,7年前にこの水族館にハナイカ、レンテンヤッコ、ユウゼンを送ったことがあるがその時のユウゼンなのかは定かではない。


ロードハウ水槽にはさすがにバリナエンゼルはいないがコンスピが3匹もいるし、マックローキーやワイドバンドクマノミもいればリーフィーシードラゴンの水槽もある。

確か数年前にリーフィーのブリーディングに成功し、一部を販売したという話を聞いた事がある。 それくらいこの水族館はレベルが高い。

私は、ここ数年アメリカの水族館をたくさん見てきました。ワイキキ水族館、アトランタ水族館、ボストンニューイングランド水族館、NYロングアイランド水族館、NY水族館、LAロングビーチ水族館、デンバーオーシャンジャーニ、サンディエゴ水族館、SFステインハーツ、Omaha水族館そのどれもが個性的で特色も豊富で展示に趣向を凝らしていました。 


そんな中でも、かなり熱い水族館がDallas World Aquariumです。 もし、ダラスに行く事があれば是非立ち寄って下さい。

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