先月の須磨海浜水族園亀崎館長特命水槽工事のカイメン飼育水槽「ザ.ポリフェラ」を見てきました。
地味な生物カイメンを飼育展示する珍しい水槽です。 それでも、飼育には奥深い物があります。
この手の生き物を飼育するには、どこまで自然の水流に近づけるかが重要になります。
この水槽のシステムは元黒潮生物研究所研究員の林さんの研究所時代に試行錯誤しながら確立したシステムに最新の水流装置ハイドロウィザードを組み合わせたものです。
林さんは黒潮生物研究所時代にサンゴの採卵からの種苗生産、育成を試みエンタクミドリイシを採卵し着床させたものを育て、その個体からの採卵着床、育成と完結させました。
現在、林さんはサンゴの蛍光タンパク質と波長の関係についてLI-1800波長別光エネルギー分析装置を使い長期実験をしています。その模様は、マリンアクアリストで数回にわたり報告されるでしょう。
これらの実験から得られたデーターはKR93SPやKR90DRなどBHがプロデュースするeco-lampsLED照明に活かされるでしょう。
そしてこの水槽には、リサイクルロックをメインに岩組をしています。
この水槽「ザポリフェラ」の完成記念 スマスイ サイエンスカフェ
沈黙の動物をネタにした明るい生物講義が8月9日に行われます。
「この世に動物が生れた頃の地球を想像する」
語り 伊勢優史さん 東京大学付属三崎臨界実験所 若手イケメンカイメン博士
鈴木瑞穂さん 琉球大学海洋微古生物学研究室 可愛い星砂研究者
司会 亀崎直樹 須磨海浜水族園館長
日時 2012年8月9日 18時から20時
場所 須磨海浜水族園本館3階 悠ちゃんコスモス
募集 50名
参加費 800円 ワンドリンクとおつまみ付 (別途入園料 要)
お申込み方法 Fax 078-733-6333 Email info@sumasui.jp
HQI2000W 点灯中
須磨海浜水族園のサンゴ水槽でKR93SPとKR90DRの点灯実験をさせていただきました。
この水槽はメタハラ2000Wでサンゴを飼育しています。
KR90DR24Sフルパワー50W点灯中
KR90DR-24S 50W
KR93SP-24S 100Wフルパワー点灯中
KR93SP-24S 100Wフルパワー点灯中
1.6m直径の円柱水槽の上から照らしてみました。どうです?水深1mより深い底まで届く明るさは
とても100Wや50Wとは思えないですね。
KR93SP-24S 100Wフルパワー点灯中
この水槽をお借りしてKR93SP約500w相当で珊瑚飼育を試してみたいと思います。