LI-1800/22 波長別光エネルギー分析装置
今年の2月に、黒潮生物研究所が10年以上前に購入したこの器械が今ほとんど使われていない事を知り、ここは理事の特権でお借りする事にしました。
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ただし、相当長い間使われていなかったので、販売元に持ち込みメンテナンスをお願いすることにしましたが、アメリカに送り最新のソフトにアップデートしたりバッテリー交換などで15万円ほど費用が掛かりました。しかし、この器械の当時の販売価格は約800万円程でそれを交渉して600万円くらいで購入した当時の報告を思い出せば15万なんて、これからの実験の為には安い出費と思います。
この器械は当時国内に数台しかない光の波長を測定する器械で、当時はトヨタ自動車と、こんな器械が有ると教えてくれた国の某研究機関しか所有していませんでした。
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そんな素晴らしい器械を手に入れることが出来ましたので、この器械を使いアクアリウム用に販売されている照明の波長測定を先週からはじめています。
まず、はじめにKR93SPフルスペクトルは本当に設計の通りのスペクトルになっているのか?
それを、確かめに金沢よりやって来たエイジさん測定結果を見て設計通りドンピシャにニンマリしていました。じゃマザラはどう?と持ち込んだ、Mazarra P+420の初期ロットをさくっと計測、ふーん?
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それなら、MT250の灯具でコーラルグロー250Wから10000K14000K16000Kはどうなっている?げげ!!知らなかったこんなところに隠れた山があるなんて、ではフルスペがお手本にしたスーパークール115マリンブルーの波長は?アクアブルー?サンホワイト、ディープブルーにミドリイシの色揚げには絶大なる人気のシエロコバルトブルーの波長はスーパークールとどう違うのか?
挙句はT5のATIとKZの球の波長の比較など?都市伝説?いやまだ公表出来ない、不都合な真実が見えてきた。 VertexやRadionも測りたいなぁー どれくらい凄いかすぐに解るのに岡部社長貸してくれたらただで測定してあげるよ。SPSが飼えるLEDのデーター欲しいでしょう?
この器械は、サンゴの吸収する波長や反射する波長も測定出来るみたいなのでこれからいろんな事が解る事になるだろう?
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ベルリンシステムが普及するまでは水質や濾過について曖昧な常識?がいっぱい有りました。
それらが、水質も数値目標が公に成りそれを維持するための方法が普及しサンゴの飼育が確立されていきました。 そして、これから光について調べていきたいと思います。
何故、フルスペで色上がりするのだろう? それは必要な物だけで作られているからなんだよ。
今日第2ロット追加分KR93SP-12S、30S、36S1ケ月遅れで入荷しました。ご注文いただいてるお客様明日より急ぎで検品出荷していきます。 そして、少しだけ応援市場に在庫上がりました。 今ならほぼ待ち時間無し、ゴールデンウィーク納品可能です。 ちょっとだけよ、お急ぎください。
AussieAcroporaも3週間ぶり入荷しました。
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ツルケンナイトに照準を併せた訳では無いのだが、お買い物ツアーの皆様はグッドタイミングです。