Sexical Violet No1

一昨日帰国してEiji氏の第一声「空気がきれいなぁー日本生きて帰れてよかった」 

行きしなの機内で中国は100m先がもやっとしていると話すと大げさに言うてると思ってたみたいだがホンマだったなぁー あんだけ空気悪いとみんな肺がんで死ぬんちゃう?と思うくらいだし、マナーの無い人種が車を運転するとどうなるか?ほんとうに並ばない人達が運転しているから車線変更禁止が無い交差点は命懸けで突っ込むみたいで冷や冷やになる!初海外かなり刺激が強かったみたいです。

今日店内で試作したSpot7W4機種をテストしてこれをモニターテストしてもらえるKRユーザーをレビューから探してみるとノーマル機種のユーザーでSpotに興味があり飼育の向上心が有り、ある程度の飼育実績があるユーザーということでEiji氏と話し合った結果かつかつさんにお願いしてみようかということに成りました。 


この場を借りてご案内させていただきます。
これはUV400nm x 3 BlueViolet420nm x 3 RoyalBlue 450nm x 1 のVital-Wave:COMP(Violet)と
Cyan 500nm x 3Blue 475nm x 3 RoyalBlue 450 x1のVital-Wave:COMP(Cyan)の2種類になります。

白色LEDと青色LEDの谷間にある窪みを埋める艶っぽい色彩になりより艶やかな発色を再現させるでしょう。 たぶん商品化はまだ少し先になると思いますがモニターかつかつさんの報告やアドバイスを参考に進めたいと思います。

店頭ではUV400nm x 2 BlueViolet420nm x 4 RoyalBlue 450nm x 1 FullViolet (セクシャルバイオレットNO1)
とCyan 500nm x 4Blue 475nm x 2 RoyalBlue 450 x1 FullCyanをテストしていますKR93P-36照明下のミドリイシ

製品名はどうしようか? Vital-Waveという名前考えたんだけどというEiji氏にセクシャルバイオレットNO1と口ずさむとそんな歌知らんが?誤差の世代のはずなのに? ほんまに知らんの?
はじめてカラオケしたのは16の時今から32年も前しかも8トラのカセットテープに歌詞本見ながららしなぁー 
CyanSpot

懐かしい、中国のカラオケは8か国語くらいあったかな? 今回はカラオケ無しのマッサージだけだったけど。 カラオケは岡部社長の本拠地工場で連れて行ってもらうのが一番良いと業界誌CFの裏話で聞いたことがある。
今日は、照明をフルスペの93SP-12Sを新年早々に買ったお客様がサンゴが調子よく開くようになったのでもう少し足してみたいとご来店されました。2週間でも、目に見える評価をいただくのはありがたい、こういう声を聴くと作る側は嬉しいものです。
VioletSpot

照明ひとつで、良くなったり、悪くなったりする、すべてに万能では無いが、少なからず太陽の恩恵を授かっている生き物にとって太陽光は最高のご馳走になる。
ただ、そこに含まれるどの波長がご馳走になるかは種によって違うが、太陽光に近いという事はその波長をカバーしているわけで波長のどこかに反応するはずである。
明るさを犠牲にしてまで手に入れた太陽光の波長は常に最善の素子を求めて造っていく設計者の姿勢をこれからも継続して行こう。
今回、現地ではいろんな試作機を作るに当たりEijiさん考案のLEDスペクトラを使い波長の計算をしました。

これでKR93SP-18Sを見ると64Wで2429lmと含まれる波長がわかります。
Mazera-P420-56Wだと2921lmと含まれる波長が分かります。
ReefbuilderのLED人気投票1位のRadion118Wは5644lmで波長もこうなります。
波長が足りなくても明るさで多少のカバーは出来るでしょうが偏る色合いになるでしょう。
これはEnglishでも見れます。 これで、市販のLED照明の波長も計算出来ますし、いくつかの機種は見ることが出来るように設定されています。
これから販売するモデルはこれで計算しながらLEDの素子を組み合わせて作っています。
℮co-lampでは使用する素子もすべて自社工場で性能を測定し品質を調整しています。
採用する素子の性能や情報を公表するかしないかはメーカーの姿勢ですが、採用されている素子である程度の計算が出来るのはこの装置を作られたEiji氏の努力の賜物で、しかも使用料も無しは凄い事です。これもアクアリウム業界の発展の為になればと考えて作ったのだとしたら本当にありがたい。


がんばれテンコちゃん!

大晦日の仕事が終わる頃にエマージェンシーコールが鳴った。
数時間前に年内最後のメンテナンスとお正月用にライブロックを組み直しサンゴをレイアウトし、投入したレンテンヤッコの幼魚5cmのテンコちゃんが同時投入のフィッシャーペア?に追いかけられパニックになりハタゴイソギンチャクに突っ込んでしまった。

テンコちゃんがハタゴに食べられそう!! なんとか剥がしたけど痛そうで半身が刺胞毒で白くなり呼吸が早い、幸い近くのメンテナンス先で点検をしていたZ君が帰りに引き取りに行き、お正月はグリーンFで薬浴していたが、なかなか刺胞毒が強くどんどん体が溶けていき1/4がなくなったところで止まった。それでもテンコちゃんは冷凍ブラインを少しずつでも食べていたので水槽に放してリハビリを開始しました。
 

自然界なら、逆にボコボコニされて殺されてるか?肉食魚の餌になってるかもしれんと思いながら、毎日水槽の横を通るたびに気になり餌を与えてしまう。 
オオバナやアザミハナガタの水槽やからまだ少し水質を気にしなくても良いかな?と思いながらせっせと与えている。早く回復しろよ、何処まで元に戻るかなと気になるが、最近では覗くと恥ずかしそうに餌くれと見に来るみたいで可愛い、出張で餌くれない日はオオバナかじってもええで!

今日はBali便のサンゴとAussiのサンゴの入荷があります。
正確にはAussiは深夜なので明日ですが・・・
あるかなぁーストロベリーショートケーキ?

Strawberry short Cake Fair

私の大好きなイチゴのケーキは帝塚山のポアールのシャルロット・オ・フレーズです。


ここのケーキは甘さを控えてあるのでとても安心して食べられる。
3人の娘達や妻も良く、ティータイムにわざわざ行くみたいで、京都に住む長女も帰阪の度に行きたがるお気に入りです。
今日は、ポアールのイチゴショートケーキの魅力についてご紹介したいのですが・・・・・

オーストラリアから昨夜届いた、もう一つのストロベリーショートケーキがたくさんあるのでそちらの魅力的な写真を少しご紹介しましょう。


こうして準備している間にどんどんなくなっていく・・・・


今回のAussiのアクロポラの極美は群を抜いている、リセット予定のZezevitが完成してしまったと思うほどの美しさだ。
左KR93SP-30B右KR93-30S


Julianさんすばらしい、出荷をありがとう! 来月日本に来た時はご馳走しなければいけませんね。

ごめんなさい、でもありがとう!!

週明け急用ができ広島に行きました。 アートな水槽が撤去することになり無茶ブリでメンテナンスをお願いしていたダニ氏から連絡を受けて工事部の予定がここしかなかったので月曜日の夕方に広島入りして、ダニ氏のお勧めのお店で食事後ダニ氏の自宅の水槽を拝見しました。 
すでにCoral Fishなどでご紹介されている水槽ですが実物見るのははじめてです。 

最近今一で調子の悪い水槽を見られるのは嫌だなというダニ氏の自宅にお邪魔して、観察開始各所にダニ氏の工夫が施されているのが良くわかる、照明もMT1502台とMax-sの(初期ロットモニターとしてテストしている)。にVolxレディオ21ヤフオクLED?(不良品もらい物修理して使用中)をカクテル光線のようにして照らしている、特に気になる事はたくさん聞いたが書いてはアキマセン。
ただ、写真をよく見れば解る人にはわかるでしょう、それは翌日にはそういう現象が起こったというショッキングなことらしい。 


LEDでサンゴは飼えないとかくブロガーなら喜びそうな話ですね、でも故障交換はすぐにしてくれる対応の良さが売りか?(いったい原価がいくらやねん)とまともな商売をしていると考える。
そもそもLEDにもいろいろあるので、すべてを一緒にまとめてLEDでサンゴは飼えないと書くのは止めたほうが良い。材料も品質も性能もすべてランクがあるのだから一纏めにするのは論外です。
飼えるサンゴもあれば飼えないサンゴもある。そのLED照明の持つ波長や明るさが原因と成るので特性をもう少し把握する必要がある。

そして見た目の色温度で綺麗と見間違えるのも止めたほうが良い。カラーLEDをミックスしてそれらしく見える光には反応しないサンゴも多い。

そのことについてもっと詳しくわかりたい方はTAKAさんの質問を見て一緒に学んだほうが良い。
この人ほど熱心に質問する勉強熱心なアクアリストはこないだの講演聞きに来ればよかったのにと思う。最近のHPにAussiのミドリイシが紹介されている、競争率の高いアメリカで良く手に入れられたものだ!流石ReefBuilderJapanだ! 

Acropora spathulata15000円
あそうそうこないだのAussi少し残っていますケントパパ程ではないが将来が楽しみな逸品がまだありました。
15000円

スゲブルー14000円

ウネコモン13000円

ホソヅツ14000円


15000円
この水槽のサザナミヤッコは三年前の串本ツアーのときに採集した小指の先ほどの大きさから成長したものだ。

翌日九時から撤去を開始して昼過ぎに終わったのでKR93-SPユーザーのTank氏の水槽を見に行きました。1200x450x450の1/3を占拠するくらいに成長したタコアシサンゴや隙間なく成長したミドリイシなど、愛情が注がれているのが伝わってくる水槽で、見た目よりも生体の為に配慮した照明の配置なども愛情が伝わってきます。 機械の不具合などにも遭遇せずに成長し続けるサンゴ達は日常的なメンテナンスのおかげなのだろう。

こういう方こそ雑誌にご紹介して、初心者のお手本となってもらいたいと思う。どうせならだに氏を中心に飼育レベルの高い人が多い広島水拝ツアーをしてみよう!!
来週の月曜日の夕方に広島に行こう!! 
どうせならMarineAquaristの取材にしよう、CFは女子会ネタの方が似合っている。

UnKnown Fish

今年も1月がもう終わる。 新年早々2匹も未記載種?と思われる珍しい魚が入荷していた。
一つは沖縄の深海から採集されたPlectranthiasの仲間でアプリコットバスレットのような色合いだがニシキハナダイを少し細長くしたようにも見えるしイズハナダイSPのような色彩でもある。

去年バラハナダイを入手したお客様の低水温の水槽にすでに嫁いでしまったが、元気良くしている。
最近、少しずつだが低水温の綺麗な魚を集める人が増えている。

定置あみで巻きあがるアカグツのようなゲテモノやマツカサウオのような珍しいがクオリティのわからない当たり外れの多いものではなく、丁寧に採集されて餌食いも良い状態に仕上がった色鮮やかなハナダイやバスレットを密かに楽しむ大人の飼育スタイルである。

ニシキハナダイ

このような魚は水温と浮き袋や、腸内の細菌や酵素の調整が微妙に影響が有ると私は考えている。
この事はもう少しまとまった時に触れたいが、インドネシア便で良く来るリオプロポマSPは23度前後では良くお腹が膨れて浮いてしまうが、19度から20度だと普通に泳いでいる。 
特にリオプロポマは敏感に感じる。ハワイのオーロラバスレットもそんな感じがする。

採集した人から水深や水温の情報を得るのは重要なことになる。魚は服を脱ぐ事で体温を調整する人間と違うので自分の快適な水温の水深や環境に移動する。トワイライトゾーンの魚を集めるには真冬が一番チャンスが多い。
水面と深場の温度差が少ないので浅い場所まで上がって来ることが有るためだ。真夏は27度や28度もある太平洋側も今は18度くらいまで下がっている。
レンテンヤッコの幼魚も今は18度前後の海にいるのです。これから2ヶ月は一番水温が下がる季節ですが熱い入荷が見込めるかもしれない時期でもあります。

中南米CuracaoのSubStationで採集されたLipogramma robinsiはまだこの魚がRobinsi なのかどうかがはっきりしないまま送られてきています。

この魚は、小型の潜水艦を使い200m近い水深で採集されています。そして、数十メートルごとに設置されたカプセルまで潜水艦でゆっくりと時間をかけて持ち上がります。それを数日間か続けて地上に持ち上がります。潜水艦ならではの作業です。 この魚はたぶんRobinth?Maybe Robinth?
Perhaps Robinthくらいにまだ曖昧です。 でも今まで見つかってない魚です。

学術記載があっても写真も無いし、標本などもないので学者の間でも議論が続いている。
常に塩ビ管に隠れているが、サクラエビの冷凍を与えると出てきて食べている。
明日は、撮影に円藤氏がやってくるので少し飾りつけを水槽にしておこう。
もうすぐ、ここに移転して2年が経つ、週末から2周年記念セールでも企画してみようかな?
来週も、今大盛り上がりのAussiAussiAussi Aussiが予定されています。グレートバリアリーフの上と下から2便が予定されていますが、私は週末はChingChai氏の水槽を見にBangKong行きます。
1年ぶりの彼の水槽はどうなっているのか楽しみです。

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