黒潮研究所の10周年祝賀会に来て下さった、地元の漁師さんから宝石サンゴ漁で一緒に網にかかってくるライブロックを少しもらいました。
黒潮の支流が当たる高知県大月町沖水深150mから100m付近から上がって来るわりには多孔質でごつごつしていますがずっしりとしています。
光のほぼ届かない海底にそびえる岩壁でプランクトンの豊富な新鮮な海水が当たるような場所に生息している宝石サンゴと同じ環境のライブロックです。想像するだけでわくわくしますね。
きっとすごい、良いバクテリアのコロニーがいるのかと期待します。 石灰藻は無く地味ですが、深海のお魚達はさぞかし落ち着くんではないだろうか?
ウォールアイバスレット5cm¥90000-
確かに深海100mから150mの水景をビデオで見ても赤い石灰藻に覆われているのは見ないのでちょうどこんな感じなのでしょうか?
ウォールアイバスレットも気持ちよさそうに隠れています。
明日この水槽にまた150mより珍しいお魚がやってきます。 今週来週とかなり熱い予感がします。
以前水槽で古くなりリン酸や硝酸塩をたっぷり吸収した、ライブロックを数日間天日干しして半年から1年間水深15mから20mに沈めていたものを先日持ち帰り、バケツに新しい海水に入れて一晩エアレーションしてから水質を測りましたがリン酸、硝酸塩もまったく検出されずアンモニアや亜硝酸も出なかったので。 海に浸けてリサイクルすることは可能だと思います。
ルリハタ23cm49800円
船を出してもらったり、洗って天日干ししたり、沈めたり、引き揚げたりと新しい人工物を沈めるよりも手間がかかるので、ご協力いただく漁師さんにそれなりの費用は生じるでしょう。
それでも、BHのお客様の水槽でも年間それなりに不要になったライブロックが出てくるので産廃処理に出すのならリサイクルを考えて対応しないといけないと思います。
捨てるのに困った古いライブロックや飾り岩を引き取る事を考えてみましょう。
深海ライブロックやリサイクルライブロックにご興味のある方はお問い合わせください。