昨年末以来のホノルルで前回はスタート地点でしたが今回は最終経由地となりました。
北ハワイ諸島の水槽
あの時公開の許可が取れなかったワイキキ水族館のバックヤードにはミッドウェーで採集されたマスクドエンゼルとレンテンヤッコにオレンジマージンバタフライがいました。そして展示水槽を作っているところでした。
三月にS先生が訪問した時もライブロックが入っただけで魚はまだであった。
そして先月にようやく公開されたのですが、その一番最初にその水槽を見たのがS先生であったのは偶然にしては出来すぎかも知れない。
北ハワイの展示水槽はマスクドエンゼルの展示水槽でタンクメイトはレンテンヤッコとブラックバンデッドAにポッターズAで温度も21度前後に設定しています。
強力殺菌灯
この水槽は特に殺菌灯を強化してあり120Wx101200Wの殺菌灯になる。当然特注品で水槽の水温が上昇しないように最新の注意を施してある。
実はあの時にお蔵入りしたBlogがこれである。
ワイキキ水族館に到着し入り口で名前を告げてアンディー館長を呼んでもらった。アポなしであったが出勤していたので快く迎えてくれた。 アンディー館長と気安く呼んでいるがアンドリュー ロシュターさんというイギリス人である。
ミッドウェーレンテン
アンディー館長は早速良いところに来たね、面白い物を見せてあげようとバックヤードに案内してくれた。そこには、新しく作られた検疫水槽に泳ぐ見慣れたレンテンヤッコとは少し違う感じのレンテンヤッコが数匹泳いでいる。 なんとなく小笠原かな?と思ったのはオスが比較的に小さいからである。しかし、いろがやや薄いので小笠原のではないように思う。
ポッターxフレーム
その横には、白い体に黒い顔の小ぶりのマスクドエンゼルが数匹いるではないか!!ひょっとしたら これは、噂に聞いていたミッドウェーにリチャードパイル達が採集にいった戦利品の魚達なのかとアンディーに聞く。
「そうです、今新しい展示水槽を作っているミッドウェーの魚の展示をする為の来年3月には公開できると思う」。と教えてくれた。完成したらまた見に来て、きっと良い仕上がりになっていると思うといっていた。
そして、オレンジマージンBFとそっくりなBFもミッドウェーの少し違う深い場所で捕まえたと教えてくれました。ワイキキ沖で採集されたものより少し黄色身がかっているもが違うといっていたが形はそっくりそのままである。
ミッドウェー水槽は約12000LでスキマーはETSS5000が準備されている。特筆すべきは特注の殺菌灯でこの筒に120Wの殺菌灯が10本も使われるので水温が上昇しないようにフローメーターで確認するように出来ている。今ハワイでは研究や水族館の展示用でもライブロックが入手出来ない為にこの水槽用にフロリダからライムストーンを取り寄せているがこれで立ち上げるのは難しいので、アンディーは交渉中であるといった。
ミッドウェーの水槽、10匹のマスクドエンゼルにミッドウェーのレンテんヤッコにブラックバンドAとはアクアリストなら是非見たい水槽になるだろう。
この水槽の担当者Richard Klobucharさんは魚を運搬してきた装置も説明してくれた。
大型のクーラーBOXを改造してスキマーやクーラーを取り付けたオーバーフロ式でミッドウェーから約3日ほどで帰ってきたと教えてくれました。70から74でキープされています。
前回と同じくワイキキ水族館でFrankとおちあい彼の家に行った。