夏休みにお出かけするのは良いが、水槽の様子が気になり気が気じゃないアクアリストも多いでしょう! 特に夏は海外に出かけている間に台風が直撃したりゲリラ豪雨に襲われたり、地震によって漏水したりと、不安を数えればきりがない。
特に今年ほど地震、台風、ゲリラ豪雨が活発化していると留守を預かる立場の我々もひやひやになる。 1週間の留守を預かる低温水槽のお魚達に2日毎に餌やりに行く、その間にメンテナンスもゆっくりと出来るが、大雨が降る度に停電が心配になり行く日で無くとも車を走らせる。
毎年の様に盆休み期間にクーラー故障が出るのは不思議なくらいです。最近は留守でも28度か29度くらいでエアコンをつけて出かける方が水槽のクーラーが稼働する時間が少なく電気代も節約されることが定着してきたので一昔前ほど水槽のクーラーが故障することは少なくなってきた。
これは当社に入る情報なので一般的にはまだ普及していないかも?ですがそれでも怖いのがゲリラ豪雨に伴う落雷で停電する事です。
いったん停電するとリモコンで操作するエアコンなどは自動復旧し無い為、留守中の家の中はかなりの高温になりクーラーがオーバーヒートすることになる。
水槽のクーラーは外気温が35度以上の時は熱交換が悪くなり効率が落ちてくる。ましてや狭いキャビネットにポンプなんかと一緒にびっしりと隙間なく入っていると尚更です。
エアコンが切れた室内で250Wのメタハラ2灯とスーパークール115が2灯で800Wの発熱が有れば24℃の水温もみるみる間に30℃以上になるだろう。
せめて照明がKR93のような明るいLEDに変更されていたらもう少し水温上昇は抑えられたであろう? 大切なお魚やサンゴの為には安全対策もトータルで考えて対策をたてましょう。
クーラーについてもう販売開始より10年近く経つ商品なのにどんどん品質やメーカーの対応が悪くなっている物もあるのでそろそろ買い替え時期かと思う方は慎重に検討しましょう。
今年、実際に遇った出来事で、3年ほどしようしていたクーラーの水漏れで新品に交換して故障個所の見積もり依頼をかけたところ、チラー入口にある温度センサーのユニオンからの水漏れであったので修理代の見積金額が25000円と来た。 部品明細はと聞くと無しであった。