ゴニョゴニョ

10年前のリーフアクアリウムの3種の神器といえばプロテインスキマー、カルシウムリアクター、メタハラで有ったが最近はプロテインスキマー、水流装置、照明と成ってきた。 

特に水流装置はTunzeWaveBoxやストリームポンプ、ボーテーックMP40Eなどの目覚ましい発展でほぼ完成された感じがするが、照明はLEDがいよいよ主戦場となってきた感じがする。

当社で扱うようになったⓔco-lamps社のKR92、KR93シリーズは自社の工場でLED素子のパッケージングをしてその素子の品質チェックをして一定の品質以上の物だけを使用し、組み立てています。
ひとえにLED素子のランクといえども凄いバラつきがあるみたいで、私が工場を見学した時も1から50番くらいのバラつきを機械で点灯させて選別していました。

KR93UVとKR931,023E
ⓔco-lamps社はアクアリウムの業界に参入して3年しか経ちませんが自社の作る素子の中でも最高レベルの値の品質の素子をふんだんに使いKRシリーズを作っています。 
それ故に、明るくてバラつきの少ない安定したLED照明を作る事が出来ました。


そのⓔco-lampsのKR93-18をアクアLEDプロデューサーことエイジさんにカスタマイズして作っていただいた初号機が今日到着しました。 
アクアリウム用LED照明の可能性について誰よりも早く、深く、追求し勉強されていたエイジさんとLED照明専用メーカーのⓔco-lampsのコラボ商品が実験段階に入り今日から月末まで当社SPS販売水槽で実験点灯をしています。


この商品は水深3mから5mのベクトルを再現する為に造られています。 白色100%青色100%の設定時で3mから5mの明るい色鮮やかなスギノキミドリイシや、ハナヤサイ、ショウガサンゴ、浅場のコモンサンゴに好まれる波長を再現しています。


405nmのUV、420nmBlueViolet、475nmBlue,がサイドラインのBlueに変えて組み込まれています。 センターサークルの10000KWhite6ケから500nmCyan2ケとNeutralWhite4000K4ケに変更これらは白色点灯時に動作します。 
KR-93は出力調整が出来るので白色や青色の出力調整をすることで、波長の調整が可能になります。単に明るいだけのLED照明ではない可能性を見いだせるでしょう。


この商品はⓔco-lampsに来月発送し本格的な生産になるか限定生産とするか話し合いになります。
素子の品質の均一化と価格の上昇をどこで折り合いをつけるかいずれにしても少し先になるでしょう。


エイジさん、いろいろとご多忙の中ありがとうございました。 先日Volxさんにお邪魔した際にUVをアクアリウム照明に使う事の特許申請をアクア業界の発展の為にあえて控えるように説得されたと聞き、あらためて感嘆しました。 


それ故に品質、安全対策を無視した粗悪品が横行するのは困りますね。Volxさんも独占的なビジネスのチャンスを敢えてアクア業界の発展の為に放棄されたのに粗悪品が横行するような市場になっては困ります。 
根拠の無い無責任な言動に惑わされないような選択を出来るような商品を作りましょう。

近日発売予定の3連クリップ
それでなくても価格競争で中国製品は品質管理が大変です、下請け工場が勝手に品質の落としたものを使うこともありますし、見本は見本で本物と違うなんてことはいくらでもあるみたいです。
偽装したつもりでなくても勝手にやられている事も有るみたいです。
子供の粉ミルクですらやっちゃうくらいですから。

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