水族天地 Aqua-Zone2011春号に特集されていたMichaelさんの水槽を見学しました。
水槽サイズ 2290Wx910Dx610H アクリル製
サンプ 1470Wx470Dx430H ガラス製
総水量 約1400L
照明 Aqua-Light Galaxy-LED 4x100W(12000K) 2x10W(Blue)
冷却器 1馬力 投げ込み式チタンチラーx2 ZC-1300
メインポンプ Powerjet 16000 毎分260L 水中ポンプ
水流ポンプ Vortech MP40wES x 2
Aquabee 3000
底面水流 IWAKI MD30Rx2
プロテインスキマー Bubble Magus
設定水温 24
照明設定 10Wx3 ブルーLED 12:00~15:00 21:00~0:00
100Wx4 12000KLED 14:00~22:00
この水槽は九龍の高層マンション群の中でも高級なセキュリティーのしっかりしたマンションの17階にあります。
ご存知の通り香港では一軒家はほとんどありえないくらいのお金持ちしかありません。
このマンションもかなりハイグレードで地下駐車場にはBMW,BENZ、PORSCHEのショールームかと思うくらい勢ぞろいでした。
マンションの17階にこんなでかい水槽を置くか?
今の地震列島日本では考えられないですが香港では100年に1度くらいしか揺れる事はないそうです。
それにしても、ダイナミックな水景は色鮮やかでハナダイやヤッコ、スズメダイ、クマノミ、ベラ、キイロハギ、ハゼ類などいったいどれくらい入っているの?と思うくらいの凄い量だ。
これだけカラフルなレイアウト水槽はどこか懐かしい気がする。
Michaelさんの夢は水族館員になる事だったそうです。今も、よく水族館に行くのが楽しみだという彼の一番のお気に入りはモヨウモンガラドオシで餌の冷凍オキアミをトングで挟んで持っていくと岩穴の奥から出てきて食べます。
香港ではマンションの水洗トイレの水は海水を使用しているそうで、この水槽はトイレの水から分岐してフィルターで濾した海水を水替えに使っているそうです。
これは、多くのアクアリストが行っている事みたいです。
香港も日本以上に暑い都市なので水温の維持が難しいみたいです。室外にクーラーの機械を設置し冷媒配管を水槽の下まで引き込み投げ込みのチタンチラーに接続しています。この方式が一番効率が良い冷却方法ですが、以前はメタハラ250Wx3灯も使っていたのでそれでも冷えが心配だったのでZC-1300を予備で追加したそうです。
現在はドイツ製のAqua-Light Galaxy-LED100W12000Kx4灯10WBluex2に変えてその心配もなくなったみたいです。
ⓔco-lampsの実験水槽
そういえば、Eco-lamps社の実験水槽も休日や夏休みにエアコンを切っているがクーラーのオーバーヒートはまだしたことがないと言ってました。
メタハラの発熱量は半端なく凄いから、LEDに変えると水槽のクーラーの作動回数が減るのは当然です。