Evidence from theory 

リチャードさんのもう一つのお店海洋世界水族館オーシャンワールドアクアリウムにKR92の初号機で維持されたサンゴ水槽がある。


2年前に発売されたKR92をずっと使っている水槽でSPSも成長しているし発色も良い。1200x450x450くらいの水槽にKR92-36(92cm)のLED150Wだけでこの状態である。 


この実績を見れば疑う余地はないだろう? 
論より証拠が優先して当然だ。 


もちろん照明だけでは維持できないのでショップの日常管理も良いからなのだが使えない照明も多々あるから2年間故障の無いKR92は良いLEDシステムライトだと言い切った彼の言葉の意味は大きい。


この店にはまだ香港でしか販売されていないⓔco-lampsの他のLEDもあった。
これらは早速サンプルとして日本に送られてくるだろう。

こうして香港やタイで実績を目の当たりにした私に、彼らはLEDの利点として発熱量を上げていた。 メタハラ多灯は消費電力も凄いが発熱量も凄いので熱い香港やタイではクーラーに対する負荷が軽減される。

私も大阪の真夏は香港やタイに負けない暑さになるので帰国後すぐに一番奥の水槽のスーパークールを外してKR92-36Bに交換しました。
エイジさんもスペックの紹介をしてくれていましたが、1WのLEDの利点を最大限生かした設計で作られています。高出力のLEDを使えばオーバーヒートのリスクがより増してくるのでKRシリーズには両サイドに2個ずつファンが装着されています。
これらは出力が50%以上になると自動的に動くように設定されています。


ムーンライトモード
KR92だとムーンライトモード、朝日モード、デイライトモード夕日モードと成ります。

夜明け夕焼けモード


朝日が徐々に明るくなる



デイライトモードで徐々に明るくなっていくときに動き出し、夕日モードに向かう徐々に暗くなる時に止まります。



それぞれの時間は内臓タイマーにて設定できるようになっています。KR93はそれぞれのモードの時の明るさを%で調整出来ます。

海を潜れば解りますが、ミドリイシなどのSPSとは違い、LPSのメタリックカラーは浅いまぶしい6500Kがまともに当る場所にはまずお目にかかれません。


どちらかというと朝日や夕日などの斜めから差し込むような光が届く場所や水深に多い。
温帯域と亜熱帯域では水質も微妙に違い季節による透明度にも差があります。
すべてのサンゴに対して万能であるとは思えませんが、サンゴにも適応力があるので、
LEDでサンゴを飼育する場合は照度や時間設定などで細かくサンゴの機嫌をみながら微調整すると良いと思います。
ⓔco-lampsではLED 6500K = 130lm x 1W LED 12000K = 95lm x 1W
と換算しているそうです。KR92-18はLED素子63個のうち12000Kが39個でBlueが24個中ムーンが1個で調光されています。30cm当り50WのLEDで最大約40000lxを灯します。

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