1000000ドルの夜景
日曜日から急遽香港に行って来ました。当然ⓔco-lampsのミーティングの為という事ですが、もっと詳しく商品を知りたいのと、これからお付き合いが始まる相手とのコミニケーションがうまくいくのか?などがより良い商品を開発出来る事に繋がると思う。
香港国際空港に着くとアルバートさんが出迎えてくれていました。ありがたい、2泊3日のスケジュールのアレンジをお願いしたので、時間の無駄がないように来てくれていた。
もう4年ぶり?になる香港のアクアリウム業界はどう?と聞くとダメ全然アカンと言っていた。
何がアカンねんと大阪弁で聞くと安売り競争しすぎて利益が取れないのにどんどん家賃だけが上がっているからお店が1階から2階3階と上に逃げるか潰れて無くなると言っていた。そういえばAqua-Zoneも最初の会社が潰れて彼が買い取り経営するようになっている。あの当時紹介してくれた,若いお友達たちはもう金魚街から消えていない様だった。
自然淘汰と言うべきか自業自得と言うべきか?お魚のビジネスは労働時間が長く、利益が少ないのは日本も同じで、結局夢だけでは食えないのが実情である。
他業種から趣味が高じてお小遣い稼ぎみたいに隙間を突こうとする人は、後を絶たないが5年10年と継続し少しずつでもお店を広げてお客様を大事にお付き合いしている店主になれる人はいったいどれくらいいるのだろう?
結局、その場しのぎのお金に振り回されて義理や仁義をおざなりにして行き場を失って逝くんだよな?そう俺のまわりもそんな人達がもう何人も消えて逝った。
淋しいけど、自分で自分が器用だと思う人ほど居なくなる。そんなもんなのか不器用な実直な人ほど生き残る。
香港の若いパワーが消えてしまったのは残念だが、確実に世代は交代する時は来る。
ホテルにチェックインした私にⓔco-lamps社のCharlesさんが早速合流し、広東語、英語、日本語の怪しい会議をした。初回ロット20数台の内唯一の点灯不良が有ったTetsuo氏のKR93-12を渡し、どれくらいの確率で故障が有る?と聞くと200台の内の一つで大体が輸送時の振動によるハンダの剥離や基盤のずれで、パーツ交換で直ぐに修理が出来るものだという。
ⓔco-lamps社は主に商業施設や家庭で使うLEDの照明を生産している会社でヨーロッパやアメリカに向けて販売している。一般照明が90%で10%がアクアリウムの照明で工場は中国に有るがLED素子やACアダプターは台湾製だと教えてくれました。ISO140001を取得している工場は次回に見学させていただくことにして、一緒に金魚街に行きました。ここで、香港の代理店をしている日旺水族館(ヤットウォンアクアリウム)のリチャードさんと会う。お互いに名前は知っていたが会うのは初めてだった。