Coral Sea Ventralis!!
今週、2度目のCoral Sea Ventralisが届きました。
前回に較べればかなり状態が良くなってきた。
Coral Sea の水温は今水深60mでも26度程あると採集してくれたダイバーは教えてくれました。オーストラリアは真夏です。
本来なら先週届く予定であったがケアンズをサイクロンが直撃したために送れなくなっていた。
かなりヤキモキしたが、天候には勝てない。
ケアンズからボートで8時間から12時間のCoral Seaまでほぼ毎週遠征している。
Coral sea Ventralisは67m付近で採集し最初に47mまでゆっくりと持ち上がりその場所に6時間減圧停止をしています。その次に29mに4時間置いて16mまで持ち上がり一晩置いてから翌朝6時に8mまで持ち上がり10時に4mまで上げて11時30分に船まで引き上げた。
こうすることでデリケートなVentralisに針を打つ事はしなくて済む。
Coral Sea Ventralisの特徴はオスになると良く解る。メスは一見クック産に似ているが背びれの下の赤いラインの入り方が少し違う、オスはトンガ産によく似てはいるが全体に小ぶりに思える。クックに較べると圧倒的にオスが少ないと思われる。
もうすでに冷凍ブラインシュリンプを食べている、かなり良い。オスが3匹にメスが13匹だがすでに2トリオが売約になっています。
今回の入荷便で楽しみにしていたフーデットラスのオスと勘違いしていたのはRoy-fin Fairy-wrass Cirrhilabrus bathyphilus 本物のフーデットラスの未成魚のようだ。CoralSeaからの採集なので間違いはないだろう? 微妙であったが成長し立派なオスになればバヌアツ便とはまったく違った発色を見せるだろう。
Australia便はサンゴも徐々に良いものが集まって来ている。 今回はアクロポラも良い物が送られてきている。
もうすでにいくつかは売り切れてはいますが、少しずつ集めていきたいと思います。
インドネシアやフィジーともなんとなく色や形も違うしポリプのいろも違ってたりするのが楽しみなのかもしれない。
直接の買い付けによるリスクはコミニケーションで解消されるだろう?今週はオーストラリアから担当者が来日する予定だもう少し要望を出してみよう。