そんなおめでたい日に大混雑する那覇空港より凄い魚が届きました。
沖縄の外洋の水深120mより採集されたCirrhilabrus lanceolatusヤリイトヒキベラの立派なオス先日柏島でみたヤリイトヒキベラはメスというのがはっきりとわかる立派な色合いだ。
この魚を初めて見たのは平田 智法さんが柏島で撮られたフラッシングしたオスの写真でとくだ旅館の食堂に飾ってある。
その見事な写真はFairy&Rainbow Wrasses and their relativesの40ページのBにも使用されている。
この印象があまりにも強烈で今まで数度とヤリイトヒキベラを見かけましたがどれも印象は薄くいまいちであったが今日届いたヤリイトヒキベラはまさにそれに匹敵する見事なオスの個体だ。
イヤールズラスもオスのフラッシングした瞬間の稲妻のような閃光もすばらしいが、あの写真のような見事な瞬間を見てみたいものだ。
それ以外いには、Pseudanthias sp.ダイバー間では通称スジチガイハナダイと呼ばれている。
尾鰭に優雅なスレッドが6から8本伸びる、スジハナダイとは別種で近々新種記載される種といえる。
これも同じ水深120mから上げられている。柏島では60m付近にいるのが沖縄では120mだ。
更にOdontanthias unimaculatusイッテンサクラダイも減圧の影響も無く無事に到着した。 日本のイエローアンティアスともいえる体高のあるがっしりとした綺麗な体型をしている。三重の方で稀に釣りで上がった物が流通しているが、今回は120mのDeepDivingで採集され大事に減圧されて上がってきた。
ブルーウォーターダイビングに近い外洋の300mから立ち上がったドロップオフの120mでの採集、正に命がけだ。
その他、アカトラギスSPこれも120mからだ。
どれも既にクリルを食べるくらいコンディションが良い。