ありがとうございました。

先週末は私のうだうだ話にお付き合いいただいた参加者皆様ありがとうございました。
いつもの皆様初めてご参加の方もお付き合いいただきありがとうございました。

既にZEZEvitでスギノキミドリイシの色上がりについて報告されていますが、補足をしたいと思います。
ベルリンストック水槽のスギノキ

先月、ドイツのKorallen Zuch社のZEOvit水槽を見学し、そこでサンゴの販売をしているのを見ていろいろお話を聞くことが出来た。そのときに、ひょっとしたら今までのZeZevitはちょっと違う事をしていたのかもしれないと思った。 
右がそのままいれたスギノキ

ショップで色落ちしたサンゴの色揚げをして再生させるのは非常に時間を要するしライティングや水質も従来のベルリン式水槽に馴染んでいるためにZeoの環境に馴染むにはかなりのストレスがあるみたいだ。 

だが、自然の海とZEOvitの水質はそれほどの差が無くむしろストレスが少ないのかもと考えてみた。そこで、同時期に入荷したバリのスギノキミドリイシをZeZevitにひとつ入れて試して見た。一週間後には茶色い部分がブルーになったので、通常のベルリンにストックしたスギノキを横に並べて1週間経過を見た、少しだがブルーになってきた。 だが、そのままZEZEvitに入れたスギノキに比べると変化が遅い? 水槽はベルリンもZeZevitも互いにPO4は0.014以下デルテックの試薬です。 やはり、自然の海水に近い水質と彼が言っていたようにサンゴにとってはストレスが少ないのかもしれない? 長旅で暗いストック場や箱詰めされたサンゴには強化照明や高KH高CAの水槽はストレスが多いのかもしれない。
ZEOvitの本社は月に2回BALIより直輸入したサンゴを淡水浴しそのまま10tの水槽に入れて調整し販売している。おそらく2週間で入れ替えるくらいの物量である。

海開き!

今年の海開きに例年のごとく黒潮生物研究所に行きました。 
梅雨の晴れ間

昨年の秋の終わりにリサイクル出来ないかと送りつけたリセットでお客様の水槽から引き上げたライブロックを海に浸けていただいていたものを台風が来る前に引き上げて状況を確認する。

水槽で沢山吸着したリンや硝酸塩が放出されて、良いライブロックとして再生していれば2年や3年でリセットする水槽に再利用出来ると思いませんか? 

けっこう小魚が住み着いている

店舗で、年間リセットや撤去で引き上げるライブロックや飾り岩を捨てるのにも費用がかさむ為この試みが上手く行けば、多少の手間が掛かってもゴミとして捨てる前に、大量にストックするための場所を用意する事も無い
いったん屋外で陰干しをしてから沈める

(産業廃棄物扱いとして破棄するのには少量では費用がまかなえないので軽トラック1台分くらいになるまで保管している。)
水深10m

そんな思いで研究所にご協力いただいている漁師さんにお願いして水深10m付近に11月に沈めていただいていた。行方不明にならないように網に入れて岩場と砂地に分けて置いていたものを引き上げてみた。 

流石に石灰藻に覆われてと言う状態ではないが、見た目には問題はなさそうなので研究所に持ち帰り
海水につけて保管してもらおうと、陸に揚げて箱詰めしていると豆ダコが4匹もびっくりして出てきました。ほかにもゾウリエビの子供や流れ子にヤドカリ、ヒトデやテッポウエビなど玉手箱のように箱の底にはこのライブロックに住み着いた住人がいた。

サマースクールまで生きてるかな?
今日は、半年振りのダイビングで浅い水深にもかかわらず気分が悪くなり、ご迷惑をおかけした。

窒素酔い?

朝からリサイクルテストライブロックの引き上げをして久々のDivingで体調不良となり、昼飯をゆっくり食べて休んでいました。昨日までの大雨が嘘のようにすかっと晴れているので、このまま休むのも惜しくなり、無理をして潜ってしまった。

柏島はまた6月から漁協とダイビングショップが上手く行ってなくてクローズされているポイントが多い。
キッカサンゴ?

私の好きな勤崎、ひょっとして勤崎、松島に流れがきつくて死にそうになった蒲葵島と漁業調整でダイバーは締め出されている。
テズルモズルが30mにいた

日本のあちこちでダイバーと漁師との諍いは絶えないしこの島もしょっちゅうこうなっている。 
34m付近で見つけたアザミハナガタ

潜れるポイントだけでもそれなりに楽しいし、多くのダイバーは魚を見ているが、私は珍しいサンゴを探す。

ヤリイトヒキベラ

今ラスベガスというポイントにはヤリイトヒキベラが出ている。夕方にはクレナイイトヒキベラヤ、ピンテールツキノワイトヒキベラとお祭りになる。


ダイビングを終えて研究所に戻ると、中地主任研究員から悲しいお知らせがとどいたライブロックを循環させたのは海水ではなく水道水であったのでせっかくのライブロックがだめになっている。
アカネキンチャクも普通種のようにいるぞ
そんなぁまるでひどい窒素酔いのようだ


えひめ愛南お魚図鑑

とても素敵な本「えひめ愛南お魚図鑑 」をいただきました。 

柏島や大月町西海町の海では有名なダイバーであり写真家の平田智法さんの地元愛媛県愛南町の海で自らが潜り、撮影した魚を中心に生態編で643種、漁獲物編417種が収録されています。

全体の種数は157科849種の日本に生息する約1/4がこの本に納められています。この本のすごいところは、幼魚のステージも細かく追われているので、夏に磯採集したお魚がなんの幼魚か探すのにも役に立つでしょう。

平田さんは毎週休日に海に潜り魚の写真を撮り続けています。そんな平田さんならではの貴重な写真2300点で愛南町の海のお魚の紹介をした図鑑です。

図鑑といえばBH発行の「CORALS」クイックリファレンスガイドブックも飼育を中心に考えた世界初の珊瑚の図鑑です。 

飼育する際に必要な水流や光、エサやレイアウトの位置などについても解りやすく簡単な図で解説しています。 この本は水槽で飼育されている珊瑚を中心に、ジュリアンが世界中のホビーストの水槽で撮影したものと水族館やダイビングで見つけた逸品を学名で紹介しています。
日本語版は岩瀬文人黒潮生物研究所所長が翻訳し、和名と解説をしていただきました。
現在、国立大学図書館や国会図書館、専門学校では教本としても使われています。

お一人様!

今日からサンシャイン水族館のバックヤードで水槽の設置をしています。
ハナイカが卵産んでる!

今日は、一人でボチボチと考えながら組み込んでいます。
だいぶライブロックの苔も落ち着いている

ご存知かと思いますがサンシャイン水族館は8月31日で営業終了し、2011年の夏にリニューアルオープンをいたします。1978年に世界でも珍しいビルの屋上に造られた本格的な水族館で海獣からペンギンラッコなども人気の水族館ですがあらゆる部分に老朽化が進みこのたび32年ぶりの全面改装になった。

32年前といえば淡い中学3年生くらいかな最近はやりの同窓会も熱いな!あの娘はどうしてるの?と考えながら誰もいない特設会場のバックヤードにてお一人様を楽しんでいた。
2号機はアクリルです

4月にセットした水槽も順調に放置されていた。ぼちぼち来週あたりにはサンゴも入れてみるかというところに来ている。今組み込んでいる水槽もほぼ同じサイズでシステムも同様です。

今夜は飼育のOさんも設備のYさんも忙しくてお付き合いも無いのでサンシャインシティーの成城石井とローゼンハイムで食材を買い込んで日本代表を応援するぞ!めざせ夢のベスト4

週末は和歌山でF先生の新規開業の心療内科に水槽のセットに行く!

F先生の水槽

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