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ぐでんぐでん!

設置工事が1週間延びたので急遽関東出張に行きました。 月曜日は、関東アクアリウム業界人と千葉県某所で飲み会に参加しました。 

価格競争に走り、生き残りを掛けたサバイバル競争に将来はあるのだろうか? ボチボチやばい取引先の情報交換や海外の仕入先の情報など狭い業界の中の狭い話の情報収集と分析、定期的には必要な飲み会になる。
利益を度外視しても実績だけが欲しくて、無理をしている輸入業者や、ストックする水槽も無いのにしきりに生態を輸入販売したがる器具の輸入会社など、モラルのかけらも無い輩に引っ掻き回されている。安けりゃいいやんかで本当にいいのだろうか?

翌日、朝から業界最大手のカミハタ東京支店に見学に行く。小ロットで小まめに輸入している分割高だがバリエーションは豊富と聞いていた。先週入荷したクック便の魚達は袋で1匹ずつストックされていた。 入荷直後の魚をストック水槽に掘り込む勇気は無いのは仕方ない。 長旅の疲れで表面の粘膜が弱っている故に集中濾過の水槽に潜んだ病原虫や細菌に襲われたらひとたまりも無い。

薄いナイトフラゾン系の薬品を溶かした新しい海水でパックし毎日海水交換している。
小売店が同じ方法でストックしていたらよっぽど安くしないと売れないだろう? そんな方法で、客集めして特価販売していた小売店もあったがどうなったんだろう?
我々も、入荷直後の魚は水槽には入れずに毎日新鮮な海水の交換をしながら濾過器の無い大きなポリ容器で調整します。 その際薬品は入れませんがエアーレーションだけでも海水が濁る時と濁らない時があります。 濁りが中々無くならない時は問題を抱えている魚がいるときが多いのでグリーンFを使うことがあります。

昼間、B-BOXでジャイアン店長のリクエストでZensuiクーラーの分解清掃を桑原さんとTGに伝授する。分解清掃した店内のZC1300がゴミ詰まりでいかに効率悪くなっていたのか改めて実感する。
ついでに、Fan電源の取り出し作業も教受する。顧客に対する、サービスや付加価値、保証、緊急時の対応が今後重要になると云う認識の元で器具のメンテナンスをある程度は自分たちで手がけることが大事です。少しおかしい、冷えが悪いと着払いで送られてくるクーラーの大半がゴミ詰りで、それすら解らないショップ店員は恥ずかしいと思いなさい。

夕方、関東のアクアリストの大御所達と都内某所にて宴会。私がこの仕事に従事する前からのアクアリウムの先輩たちのアクアリウムにかける情熱や知識には頭が下がる。

こういう人達から学ぶ事が、良い結果を生むことになると思う。ショップを経営する人はお客様ありきで、顧客の満足をどうして得られるのかを考えて行動するべきだと実感する。

翌日は、群馬に行く為にさいたま新都心で宿泊する。
週末からずっと飲みっぱなしである。

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2009年06月10日 10:56に投稿されたエントリーのページです。

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