MACY 5 !!Great Palau Sea!!

昨夜はインフルエンザで遠方よりの参加者ご欠席で少し淋しい中のMarine Aquarium Conference of Yotsubashi5でしたが!!

参加者は全員熱い思いをしてあっという間の講演だったと感じてしまいました。
自分もブログ用の写真を撮り忘れてしまうほど、夢中でお話を聞いてしまった。

Palauの海の魅力や綺麗な海の写真に珍しい魚!!世界初?となる未記載種の写真もご披露いただきました。 ジローさんありがとう!来週は世界魚類学会の為オーストラリアに行かれる。学会発表のプレゼンテーションも一緒にしていただいて本格的な講演を聴けた参加者は幸せだ。

2次会は鳥善で行なわれた、AZUさんの魚変態ぶりはジローさんも驚くほどであるのが良く解った。
お魚が好きな人にはたまらない時間だった。 フィールドで魚を見つける事が魚を飼う時の重要な情報に成ると言う事はジローさんと潜っていると良くわかった。

海からのメッセージの番組で紹介されていた魚の解説、ワーティープローを見つけるのに10年くらいオーストラリアに通ったとか、やはり新種はフィールドで見つけてはじめて論文が書ける。学会後にまだ未記載種のニセスズメを学術記載されるのだろう。

レイズダムセル

いよいよ、トワイライトゾーンへの扉を開いたジローさんの今後の活躍に期待しよう。

喜びも束の間

先週、入荷したオレンジマージンバタフライは喜びも束の間の状況である。

入荷時3匹の内1匹が減圧気味で残り2匹は輸送疲れはあるも見た目には、大丈夫に見えていたが
翌日、見た目に大丈夫そうな2匹のうち大きい方が寝てしまっていた。 

よく見ると黒く染みが浮いている。 昨日は、何も無かったはずが・・・・・ 結局夕方には★になってしまった。 

減圧気味のお腹も少し膨らんで見える。  浮き袋に針を刺すしか無いのだろうか? 圧力鍋で減圧チャンバーに出来ないのだろうか? とりあえず★の個体を解剖して浮き袋の距離と方向を探る。

せっかく楽しみに引き取りに着てくれたお客様の目の前で空気を抜く。 刺しどころを間違えたらどうすんねん? だけどこのままではどないもならんで! これも経験しかないがしびれてしまう。 
今まで、採集の現場でダイバー達が目の前でしてきた事、見てきたことを試すだけ。

前日、今一度水中で刺すビデオを見てみたが水槽で浮くのと水中で膨らんでいるのとでは妊娠5ヶ月と臨月くらいの差が有る。 解剖の結果を見て刺してみた。 
なんとか完全ではないが抜けてくれた。

暫く、悶々とした日が続くだろう。 152mで採集してきた魚ゆえに心配していた事が現実になった。
リスクを恐れていては究極のチョウチョウは飼えないが価格も価格である。 過去に2度入荷した時はこんな事はなかったので安心していた。 それでもハワイの152mは沖合いの何も無いブルーウォーターダイビングの中である。キュラソーやパラオでは浅瀬まで根が続いている。 本来なら少しずつ引き上げて針を刺す事はしないほうがいいだろう。しかし、外洋のハワイ沖水深152mではそうはいかない。

Change!!

先日、EcoSystemでReefTankを楽しんでいたW林の水槽のバージョンUPに行きました。

設置当日

元々はミドリイシにカエルアンコウなどを飼育していた記憶が・・・・

最近はタコアシ、キサンゴ水槽になっていた。

タカアシガニ
クモガニ


おまけに、タカアシガニやクモガニがいる為サンゴを落としてしまうのでカニの水槽を更に低水温で飼育出来る様にクーラーZC-1000をもう一台追加して水槽内循環しメイン水槽から少しだけ海水を送ることにした。

メイン水槽より水温を低くするカニ水槽から冷えた海水がオーバーフローしてメイン水槽に戻るのでメイン水槽のクーラーの負荷も低減するだろう?


Art2!

イタリアでガラスの技術を勉強してきた。 その成果を試すべく水槽の製作に掛かる。?

2重底のガラス水槽

ベネチアのリアルと橋

ベネチアの夜景

現代アートにネイチャーアートが融合する芸術品を造る。 
金網を抱きたくなる

簡単にいうほど簡単にはいかないだろう?

それでも、水槽は900Wx600Dx650H+300Wx600Dx350Hが一つになり、リーフとマングローブ干潟を再現する予定。 

どういう仕組みを組み込もうかな?干潟は干潮満潮させたいし、リーフはサンゴも育てたい、かといって有り得ない水中景観にはしたくない。
 

明日から、理事会出席の為に足摺に行くのんびり旨い魚を食べて考えよう!

千葉に行く予定の水槽

12周年!!

早いもんで、6月1日でブルーハーバーが12周年を迎える。 がむしゃらに走り続けた12年、正直よく体力が持っているなと自分でも感心してしまう。最初は、小売り店舗としてスタートし、ベルリンシステムにいち早く切り替えた水槽システムを組み込み。プロテインスキマーやカルシウムリアクターなどのベルリンシステム器材を輸入しはじめて、卸売りも始める。
葛西水族館バックヤード

数年間はベルリンシステムの水槽や器材の販売を主にしながら、生体は問屋さんから供給を受けるが、しがらみと需要と供給のバランス調整が合わないので、自ら収集することも試みて海外のシッパーと直接取引を始める。 

自分の顧客の水槽に入れたいサンゴや魚を自分で捜し求めて旅をし、時には一緒に潜り、ダイバーの苦労も分かち合い、獲たレアな魚を飼う人にそのディテールをお話ししたり、その魚が元気にしている水槽の話を採集者に報告する。水槽も生き物も売りっぱなしにしていれば、良い付き合いは出来ないだろう。
イエローアンティアス7cm
減圧症でまっすぐに泳げない


先週、入荷したオレンジマージンBFについて1匹はおそらく、もう大丈夫だと思う。 もう1匹は、昨日再度ニードルを刺し空気を抜いた。 あんな魚体から10泡くらいの空気が抜けてきた。

痛くなかったか?ごめんな。先週より少し太い針を使った。 パカロロの木島さんに横からも抜けるけど感染症になりやすいし鱗が飛んじゃうから注意が必要だよと聞いていた。

ある意味、水槽で減圧症の魚の空気を抜くことのほうが海中で抜くことよりも難しい。
減圧は治まった様子?

海中だと破裂しそうなくらい膨れているので少し刺せば行きよい良く抜けていく。しかし、採集深度は150mだ気圧に直すと16気圧になる。 どいうことかというと、水深150mで浮き袋の空気がパチンコ玉1個分としてみた場合10m浮上するたびにパチンコ玉が一つずつ増えていきます。一度も浮き袋の空気を抜かないと16個のパチンコ玉と同じ大きさの浮き袋になります。当然そんなに膨らむことはないので途中で抜かないと破裂して死んでしまいます。
この2匹は途中2回抜いたと聞きました。 それで、これくらいの症状になるのならもう少し慎重に減圧処置をする必要があるだろうと、私達は話し合いました。
昨日の収穫

昨日、HAWAIのダイバー達は再度460フィートのDiveに挑戦してきた。 
インスピレーション内部右から酸素、キャニスター、希釈用空気の順

前回の減圧処置では完全に減圧仕切れなかった為、今回はより慎重に減圧処置をしたと聞いた。
キャニスターとO2センサー


460フィート約150mへのダイビングは所要時間5時間以上になる。 それは、彼らの使用しているリブリーザーインスピレーションの活動限界でもある。約7KgのソフノライムがCO2を吸収する事が出来るタイムリミットになります。 
CO2吸着後は紫色になる


ソフノライムがCO2を吸着出来なくなった場合は緊急時に使用するナイトロックスのボンベに切り替えて浮上しなければなりません。 現時点では吸着剤の限界を知らせる装置は無い。私が、トレーニングで30mから40mに潜る場合2日間で4Diveして交換している。
使用後のソフノライム

潜水時間は最大水深にどれくらい滞在し、呼吸していたかをDiveコンピューター感知し減圧に要する水深と時間を算出し、途中その指示通りにしなかった場合は新たに指示を書き換える。
魚は浮き袋の処置でいいが、人間はそうではない。窒素と酸素の両方に注意しないと事故になってしまう。Curacao島でForrest達と潜った時は130mで約3時間であった。あと20m深くなると2時間も減圧時間が増えてしまう。
彼らの使っている水中バイクは2分で水深150mまで連れて行ってくれます。フィンキックで行けば8分から10分の時間を要する水深まで一気に潜り採集しながら浮上していきます。沖縄でもそうですが、100m以深には3mを越えるタイガーシャークがうじゃうじゃいる。 ちょっと好奇心旺盛な鮫に出くわしたらひとたまりも無い世界になる。そんな危険な挑戦を続けている彼らの夢はいつかは新種を見つける事でもある。

そんな彼らの採集した逸品のイエローアンティアス7Cmから8Cmを12周年記念特価で¥198000-で販売します。 3匹限定となります。 この機会に是非手に入れて下さい。

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