Japanese Style!1

今年の春のお客様、ハワイのDeep Diver ルファスさんとガールフレンドプラさんを連れて京都に行きました。この不景気では御茶屋接待はさすがに難しいがせっかくなら祗園の春の都踊りを見せてあげようと馴染みのお茶屋さん泉政に電話してチケットを抑えていただきました。

せっかくなので、お昼ごはんを御茶屋で食べようとお願いしたらさすがに予約で埋まっていたので歌舞練場前の杢兵衛で会席をお願いした。 

その後、清水寺に桜を見に行きホテルにチェックインし夕食後、Saloon Bar BLUE FISH AQUARIUMに行った。 彼は、日系4世なので箸使いもうまく普段から釣った魚を捌いて食べるそうなので日本のカウンター越しに見える刺身の切りかたや、盛り付けを興味深く観察していた。そして、あの包丁が欲しいと刺身包丁を見て指差していた。またかよ? 

以前Forrestさんもそんなことを言っていた! ハワイではドイツ製の包丁セットは売っているが日本料理に使うようなものは手に入らないから、是非買いたいというので、観光地で高価ではあるが清水寺の商店街で品定めをした。このような包丁は、研ぎ方が大事だとお店のおじさんが片言の英語で一生懸命教えてくれるので刺身包丁と三徳包丁の2本と砥石の荒目、中目、細目と三種買い揃えた。

 やっぱり、熱意が伝わるようなアドバイスに耳を傾ければこの人から買いたいと思うのだろう。俺も、家に帰って包丁研ぎたくなってしまうような説明であった。

翌日朝から舞妓の衣装と男物の着物を借りて嵐山を散策し、彼の捕まえた魚が泳ぐ水槽を案内した。

彼は、BHにマスクドエンゼル、イエローアンティアス、ネオンラス、オーロラバスレット、ブラックバンドAやハワイアンロングフィンアンティアスなどのハワイの固有種を捕まえて送ってくれています。
我々は、捕まえた水深や温度環境を詳しく彼から聞く事が出来るので入荷時の受け入れ態勢を作ることが出来ます。
 

今週、久々にまとまって入荷したハワイアンロングフィンアンティアスはTMCBasslets本ではハワイ島では25から30m生息とあるがオアフ島では50m以上で時々見かけて80mから90mで多く現れると聞いた。恐らく、水温の差だと思うがそれを聞くだけで、強い光は好まないし、高い水温も好まないのだろうと推測がつく。 

つづく

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