当ブログを見て海水魚が飼育してみたくなったというS藤さんの水槽を木曜日から土曜日で仕上げる為に安曇野に行ってきました。
先月に、水槽の納品を済ませてシステムとして命を吹き込む作業を二泊三日で行う。 ある程度準備しておいても、現地での多少の変更や加工が必然的に出てきます。
1800x700x780Hの強化ガラス水槽にMDH400(280L毎分)のポンプでスキマ-ジェミニ800を将来的には電動ボールバルブで制御し殺菌灯RU-W-5を通した海水が屋外の1馬力のクーラーで冷やされて水槽に送られます。 水槽の下に約60cm配管スペースを頂いてそこで底面8箇所SCWD水流切り替え装置2個付けて、コーナーBox2箇所の配管を行います。水槽上部オーバーフロー反対側からシースワール13を2個水槽内循環で水槽上部水流として配管する。
いずれの配管もSCWDやポンプのメンテナンスが必要なので出来るだけ取り外しが簡単なように配管する。 今回はリビングがウッドで統一されているので急遽、エンビの板で漏水用の受け皿を作り底に穴を空けて床下に受ける為のプラチックBoxを入れて置いた。
自動海水交換システム、IKSコントローラーでの比重コントロール、カルシウムリアクターのPHコントロールやオゾナイザーの制御も可能となっている。
今回は、施工打ち合わせに工務店設備関係者の協力が多く、埋設配管もすばらしく管内抵抗が少なく私の予想を上回る水量が循環できていました。
一通りの調整を終えて、無事作業終了となり、後は微調整を本格始動後に行うことにしました。
このような工事で現地に3日4日と滞在してお客様に、心温まるおもてなしを受けることが多くその都度もっと良いお仕事をしなければと痛感いたします。
仕事でお忙しい中、わざわざご夕食、ご昼食をご馳走いただき、悪魔のさらなるささやきを聞いていただきありがとうございました。
海水魚不毛地帯に新しい水族館が出来る事を楽しみにしています。
来週は海開き!