昨夜は、仙台のユニークフィッシュクラブ高橋さん、ナッシュビル朝日奈さん親子とナプコの東北営業所佐藤さんと夕食を共にし東北、仙台地区の現状を聞く。
今日は500km走り2軒のショップを訪問した。凄い効率の悪さだが、これはこの地区のお客様にも当てはまることになる。 なんとなくだがアメリカみたいな感じかな?
アメリカでももっとショップの数は在るよな。
だから、こんな冬の時期に一時間二時間掛けてショップに行ってもはずれだったらどうすると言う気になるから、それなら通販で買うことが懸命に思えてくる。 だから、お客は来なくなる来ないと売れないということになる。売れないから仕入れられないと言うことになる。
でもユニークフィッシュにはレンテンヤッコの10cmやスイスガードのペアが59800円で売っているし、ナッシュビルにはキャンデーバスレットのレッドタイプもプリビテラアンティアスも売っています。
だけど、HPに掲載されてはいないのか?HPを見ている人が少ないのか?一般的に通販でも十分に対応できる在庫が在るし、コンディションも申し分無い。
この問題を、解決するのは難しいが改善することなら方法は在ると思う。
そう、ショップが地域の顧客とインターネット等でコミニティーを作るのはどうだろう?
アメリカは各地域で愛好家のクラブみたいなものがあり、そのクラブ主催で不要になった用品や水槽で育てたサンゴを販売したりする催しがあります。ナッシュビルさんにも、ユニークフィッシュさんにも沢山の中古品の水槽や器材がある。それらも、そういう催しで欲しい人に格安で提供する。
或いは、お客様の水槽で綺麗に育ったミドリイシやウミアザミやディスクなどを引き取り商品と交換したり買い上げてあげる。そんな中で、金銭的に余裕の無い若い学生達にも不要になった水槽や器材を提供する人が出てきたりして底辺の人口が少しずつ増えて、ベテランアクアリストから指導を受けて、初心者の技術レベルの向上にもつながる事にならないだろうか?
ショップは何様?神様?どれだけの技術が今の日本のショップにあるのだろうか? 情けないがおそらく愛好家の水槽に負けていることのほうが多いのではないだろうか? だったら、地域地域で技術向上につながるようなコミニュティーをたちあげて底辺を広げる活動を出来ないものだろうか? そのコミニティーサイトにスポンサーとして、メーカーやショップや問屋は場所や寄付金をし地域の振興に努める。
地域密着することで、お客さんやお店の交流が盛んになり活性化につながると思う。
そんなコミニティーに近いのが山形の「海人」高橋佳恵さんのお店に集まる人達です。海水魚店のオーナーとしては珍しく女性である。 山形に出来た本格的な海水魚専門店に古くから海水魚の飼育を楽しむ人が応援するように暖かく見守っているお客様が居て。それに賛同するように他の、お客様も仲間に加わる。
前日に、訪問の約束をした私に会う事を楽しみにわざわざ3人のお客様が来てくれました。帰りの飛行機の時間がせまり滞在が一時間も無くせっかく来ていただいたお客様達とゆっくり話す時間も無くあわただしく海人さんを出ました。
このようなショップを中心にお客様同士がコミニケーションを重ねて親交を深めていきショップも成長していく、そんな仲間が一人増え二人増えて底辺が広がり技術も向上する。
100年に一度の不景気は皆の趣味を守る為にも力を合わせて楽しめるようにすることが重要だと思う。 今日は仙台から、大阪伊丹空港に19時に到着しそのままMASAの運転で350Km離れた島根県出雲市に明日設置する水槽を持って来ています。 明日のお客様にも満足していただけるような水槽を設置しよう。