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謹賀新年!

あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 

昨年はそれなりに希少種が手の届く価格に落ち着いた物も有り、喜んだ人口惜しかった人、それぞれ思いは有るでしょう? 中でもマダラハナダイは1/10の価格に落ち着き多くの人を魅了しました。
ロブストバタフライやマルセラバタフライ、アフリカヌスなども、今まではヨーローッパの業者がガーナや西アフリカの島に遠征に出かけて採集していたのですが、昨年中国系の資本で現地にシッパーが出来たのでコンスタントに入荷し価格は手頃になりました。 逆に世界遺産登録や自然保護の理由から入荷が途絶えてたり価格が上昇している魚も増えてきました。
パラオのオーバーハングで見たシマヤッコ

以前に較べて潜水技術の向上や採集者の管理状況が良くなってきているのか今まで飼育が困難と言われていたニシキヤッコ、シマヤッコ、スミレヤッコなども比較的に良いコンディションで直ぐに餌を食べだす個体も多くなりましたが、ニシキヤッコは別としてスミレヤッコ、シマヤッコ、コリンズエンゼルなどは主に水深20m以深のオーバーハングの下や洞窟などの岩穴を住処にしている為に、とても臆病で神経質だと言う事を理解して欲しい。 
コリンズエンゼルは洞窟の天井に張り付くように泳いでいます

先住者のいる水槽や隠れ場のない水槽や隔離ボックスではストレスで餌付けは難しいことが多い。 そもそも、自然海で育った魚がいきなり人工飼料を食べる事が偶然でしかなく、その魚の落ち着く環境を作り餌付けを楽しむ事も飼育の醍醐味ではないだろうか?

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2009年01月01日 20:58に投稿されたエントリーのページです。

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