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疑惑の調査!

先週、京都の11月5日の予定の月に1回のメンテナンスが急遽繰り上げになった。 原因は下吹き出しのエアー混入だ! 濾過槽の海水も減っていないし、途中の配管の漏れも無い、しかし細かいエアーが吹き出しから出ている。「 なんでや?」場所は右手前だという。
マルチハイブリッドとゴールデンハムレット

「まあ魚の為にはちょうどええのかな」と言う大御所に原因箇所は水流用のポンプでSCWDで交互に分かれるように分岐しているので、恐らく水流ポンプのキャピテーションだと思いますが、念のために水流用のポンプの電源を抜いて頂く事をお願いし翌日メンテナンスに行きました。

 ネオンラス

キャピテーションとはポンプ吸込側は低い圧力 (真空) となるため、液体から気体に変化しやすく、ポンプ内でこの現象が発生することをキャビテーションといいます。吸込側のろ過槽の目詰まりや、バルブの閉塞 (吸込を細くしたとき) などにより起こります。イワキポンプ
キャビテーションの弊害
振動や騒音を発生するとともに、吸込み不能やさらにはポンプ損傷をまねきます。

防止方法
ろ材の目詰まりを防ぐとともに、バルブの開閉は吸込側でなく吐出側で行なってください。また吸込配管は太く短くし、できるだけ押し込み配管(ポンプが水面よりも低い)にしてください。
以上、イワキHPより参照

予想通り!!

どういう事か簡単に説明するとポンプの吸い口側にシッタカやヤドカリが吸い込まれて水の吸い込みが減少すると高速で回転しているインペラー内部が気化しやすくなりエアーが発生します。 
この状態が長期間続くと、インペラーが加熱、変形、破損という最悪のシナリオを迎えます。
バレバレやのに?

特にこの水流用の配管は水槽のコーナーボックス内部の下部から引き込んでいる為、ポンプの破損による漏水はほぼ全量の海水が溢れる大惨事に繋がる恐れが有ります。 
とりあえず、ポンプを取り外し、吸い込み口を覗いて見ると予想通りの貝殻が詰まっていた。
水槽内部の配管にはいろんな生き物が混入してしまいます。 入れた覚えの無い招かれざる客も多く、
そいつらが、思わぬ悪さをしでかしてくれます。

久々のコスタデルソル

ポンプの流量を絞りたい時も同じで、出口のバルブで調整しなければいけません。 どっかのCAリアクター大容量のポンプで攪拌を売りにしていますが、何時の間にかポンプの空転サーマルストップになったりしてません?根本的に間違ってますよ。
サラダランチがお気に入り!


最後に、今回ネット上で議論が交わされた一連の騒動に関しまして、
弊社のお客様ならびに関係各位の皆様には、大変ご心配をお掛けしましたことを、
心より深くお詫び申し上げます。

また、この件の詳細につきましては、弊社以外にも対象となるショップ様と連携を取り、
各社の措置と今後の対応策をまとめたものを、件の経緯のご報告も兼ねまして、
今月中に弊社より正式にコメントさせていただく所存です。

尚、ご不明な点やご意見・ご相談等ございましたら、info@blueharbor.co.jpにて承りますので、
皆様のご理解とご協力のほど、何とぞ宜しくお願いいたします。


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2008年11月01日 12:26に投稿されたエントリーのページです。

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