今回の関東出張の主たる目的、水族館でのプロテインスキマーの勉強会を午前中に終えた私は、日本橋にある珊瑚堂さんを訪問しました。
毎月、東京出張の際に帰り際に訪れるが今回は明日新横浜から帰阪するので、今日お昼間に訪問した。
珊瑚堂、塚本店長のEco水槽が徐々に良くなって来ているのを見るのは自分の事のようにうれしい!
。
そもそも、水槽は生き物を飼う入れ物ではなく、水槽そのものが生き物だということを理解していない人が多い。 管理する人の人柄が水槽に現れてしまうものである。
数年前に、チャールズデルビーク氏は大阪コミニケーションアートでの学生達へのスペシャルレクチャーでアクアリストにとって一番重要なものは何かと聞きました。
学生達は「情熱」「愛情」「根気」などと言いましたが彼の答えは「忍耐」でした。
そうアクアリストにとって重要なのは忍耐で、立ち上げて直ぐにも海草を買い集めスペースが無いほど引きつめたり、早く魚を入れたい、置き場の無いほど珊瑚を入れたい、人に良く見られたい等の自我のエゴをぐっとこらえて水槽の手入れに愛情を込め、徐序に成長する海草やマッドの熟成を観察し、ライブロックには余計な付着生物が繁殖しないようよくキュアリングしエビ、ヤドカリ、巻貝などのスタータキットの生物兵器による駆除をし、少しずつ、生態を増やし珊瑚なら成長出来るスペースを与え、魚には役割に応じたスペースを与える。
飼育したい魚は水槽に放す前に、検疫し餌付けし体力をつけてから投入するくらいの時間を持つ。 等のことが普通に守れないようでは生き物を飼う資格はないと言いました。
そういう意味では、彼のEco水槽はスペースの限られた店内で販売水槽として生き物を突っ込んでしまいたい気持ちを抑えながら、手入れを怠らずにシアノが出たら吸出し、茶コケが出たら擦り取りKHが下がればボーリングメソッドで調整し燐酸が増えればEcophosで吸着し、水質が安定するのを見守る余裕が良い水槽という生き物を育てます。
珊瑚堂さんの、Eco水槽は毎月見るたびに良くなっているのが判る、昨日は少し悲しいことがあったみたいだが、わかってくれるお客様が守ってくれるので、元気を出しましょう。
その後、府中のグリーンプランツさんに寄ったEcoModを販売いただいているお客様で、昨日関東営業大谷氏に通販でのトラブルがあったという電話が入り、ご挨拶をかねて話を伺ったが既に無事に解決されたようでした。
その後、私が東京に来ているのを知っている顧客の皆様が激励したいと言ってくれて埼玉県の某所にて集合した。 POE氏、閣下、ゴル氏、某氏皆さん仕事の帰りに急遽集まってくれました。
皆さんニュートラルで、決して信者達ではないが熱い激励と労いの言葉を頂き勇気づけられました。
判る人には判る、解らない人には解らない記念すべき日かもしれない。
長くアクアリウムをしているといろんな出来事がある・・・・
簡単に人を裏切ったり、貶めたりするような人間には理解出来ない絆で守られている気がした。
次は○○○を救出しよう!