その後車で数分のORAに見学に行った。
ORAはクマノミの養殖が有名ですが、最近はドティーバックやゴビーも量産しています。
私は昨年2月にドイツKORALEマガジンの取材で来たときには無かったサンゴの養殖設備も稼動していました。
中は見学させていただきましたが写真は撮れなかったので公開は出来ません。水温対策に重点を置いたシンプルな設計ですが機能的でコストも抑えられた魅力的なファームと言えるでしょう。
ORAとプリントされたプラスチックにアクアジェルで枝状のサンゴを固定し土台に被覆し10cm前後で出荷しているみたいです。 アメリカでは最近このような小さなサンゴが人気が高いようで小さくても値段は日本で売られているインドネシアのブリードサンゴより高いくらいです。
水槽で育ったサンゴのほうが水槽で成長しやすいし、ワイルドのサンゴは寄生虫や悪いバクテリアを運んで来るという、淡水魚と同じような考え方が一般的になって来ています。
その為ORAのブリードサンゴは安心して買えるという支持者が増えているみたいです。 我々が見学している間にジュリアンはしっかりと持って帰るサンゴを物色していました。
持ち帰れない皆の分まで一人興奮してスペースが無いのに1ケースサンゴとシャコ貝を買って持ち帰りました。 飛行機の時間が決まっている私達は急いでORAを後にし一路マイアミ国際空港に向いヨーロッパチームを送り、彼の家に戻りサンゴを水槽に入れると思っていると、ゴルゴニアン救出にビーチに行くと言いサウスビーチに行きました。
ハリケーンで打ち上げられたカリブのヤギを救出する?バケツ片手に強風のサウスビーチを約30分歩き生存の可能性のあるゴルゴニアンをいくつか救出し彼の家の庭の水槽に入院させました。
彼はORAでセレクションしたサンゴを自宅水槽に入れる前に念入りにリバイブで検疫してからいれていました。
サンゴをしっかり検疫するのに魚はなぜか買ってきたまま荒い水あわせで買ってきた水と一緒にポチャンと入れているのに病気が出ていないのが不思議です。