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SIAM Reef Club

今日、バンコクのJJマーケットに有るSIAM Reef Clubに着た。 

このクラブはReefタンクを愛するホビーストの会費で運営されている。

会員が管理する水槽

次々と集まる会員達


マグネットウミアザミ

バンコクも香港と同じようにペットショップがひとつのエリアに集まっています。 
市場が元気!

此処には熱帯魚、金魚、鯉、海水魚、爬虫類、犬、猫、その他哺乳類となんでも揃っています。

このクラブの中心的な存在のChingchai氏のReefTankは明日ご紹介するとして、バンコクもEcoSystemはReefTankの主流になっています。このクラブの会員も普通にEcoっています。
Ecoてます

この日は2ヶ月に一度開かれている、サンゴのオークションの日でした。此処では、ショップの輸入したサンゴや、ホビースト株分けして育てた指先サイズのサンゴが飛ぶように売れていました。

どれぐらい売れているかと聞くと一回で150万円から多い日は250万円くらいは有ると言うのには正直驚きました。タイではミドリイシ類は手厚く保護されているので販売は禁止されている。
オークションに行って空であった。

しかし、マニアは香港やシンガポール、台湾、遠くはアメリカなどから取り寄せているみたいで正規かどうかは聞く由も無い。 しかし、育てたサンゴを持ち寄り販売しその金でまた器具や生体を買うのはEcoの精神でも有り欧米か?でもある。
ライブブラインシュリンプ極上品だ!

私は、そのクラブの会員の自宅に水槽を見せてもらいに行きました。
スゲー金持ちや!

CHAVALIT SRINONさんはアフリカのコットンを輸入している会社のオーナーです。
CHAVALIT SRINONさん

世界バリバリバリューみたいになってしまうような豪華な自宅兼社長室の仕切りを兼ねた豪華水槽であった。
2400Wx900Dx1200H 3000Lの巨大タンク
此処でもEcoってますよ

彼は、最近このクラブのメンバーになった。それまでは業者に任せていたが余りうまく行ってなかったが
買い物で訪れたマーケットで偶然クラブの水槽を見つけ、その状態の良さに驚き自分の水槽もこのようにしたいと思い、会員となり情報を手に入れたという。
Redドラゴン$4000->デルテック


この数年の傾向として、5年前にアメリカで見たベルリンシステム+リフジウムがReefタンクの主流となっている。私が見た海外の綺麗な水槽もほとんどそうであった。 アジアでも富裕層は英語の読み書きや会話は普通となっている。彼らは英語を熟知し本やインターネットで情報収集している。
その情報収集と理解力は私が考えているよりずっと進んでいる。
若者達と会話するLeng

今日、此処に我々が来るのを待ちわびていた若者達が本物のMudman(Lengsy)とDevilと是非話がしたいとカフェに連れて行かれた。 ご注文はと聞かれ私がMiracleMudジュースというと大うけしたが店員は?????であった。
Clubの水槽

彼らは、それぞれが家族で仕事をしているが趣味が高じて4人で出資してアクアリウムの会社を興し、よりよい飼育環境を提供したいので協力して欲しいといっていた。
400Wx4の照明

彼らの師匠はChingchai氏だ!タイのReefタンクのレベルを上げる為に必死に情報収集しShopのレベルの低さに嫌気をさしているという。
Cingchaiタンク

この流れって、昔ベルリン式が日本に入ってきた時と似ている。情報に敏感な英語が堪能な人が始めたベルリンシステムの情報をHPに紹介しメイリングリストを立ち上げて、その会員がこぞって水槽を立ち上げていった。良い情報はネットでいくらでも入手出来た。

半信半疑で初めてサンゴを飼育したいと思った人がショップに行き、ベルリンシステムで飼育したいと言うと。気違い扱いで、その情報を否定していたショップはどんどん時代から取り残されていった。今の日本のアクアリウムショップもそうである。 

先日コーラルフィッシュのDVDを見た未だに否定的な意見を厚顔無恥に話している店主がいた。
低KHでサンゴが飼える?高KHは意味が無い?具体的な数値の説明は無い。

この人の指導で立ち上げた水槽で良い結果を残しているお客様はいるのであろうか?村上さんにはもっと具体的に突っ込んで聞いて欲しかった。次のDVDでは結果を是非見せて欲しいものだ。写真撮影の為に昨日レイアウトしましたというような水槽ではない、生き生きとしたReefタンクを紹介して欲しいReefタンクは最低限の決め事が有る。

その事が守られないと水槽は崩壊する。 日本人は私も含めて英語が苦手だ。それ故、情報に偏りが有るし、遅れている。カルシウムリアクター要りませんは意見としてはいいだろう。ではどうすれば綺麗に育てることが出来るかを説明して欲しい。 天然海水交換だけでは綺麗にはなりません。
ティラピアの塩焼き

海から取れたてのサンゴが褐色する前に売りさばくだけではブローカーと同じだ。

先日AMA関東営業の大谷氏からイーストアフリカさんに納品に行ったらボーリングメソッドを始めてサンゴがどんどん綺麗になり、ポリプが凄く伸びるようになったというお客様の携帯の写真を見せてもらったと聞いた。

その後、Pro60の注文で納品に再度イーストアフリカさんに行くとそのお客様であり、大変嬉しかったと聞いた。現在も情報に敏感なホビーストが先行している。 

ショップは売上げが至上では無いだろう?お客様より安く手に入れれるのにスペースが無いとか、説明が難しいと逃げ口上が得意では、お客様に喜んでいただけるようなシステムや情報を提供出来ないと楽しく無いのではないか?

良い水槽を見て刺激を受ける。こんな水槽を立ち上げてみたいと感じる事が重要。
凄い水槽だ

このままでは日本はアジアのReef後進国になってしまう。 
オールナイト3000バーツアジアの規準価格だ!

私は憂鬱な気分を紛らわせる為にパトロールに出かけた。

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2008年07月01日 23:14に投稿されたエントリーのページです。

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