マリンアクアリウムの趣味は経歴や経験が長い程、うまく飼育できるとは言い切れない。
これは、水槽をセットする側から見た場合良く解る。
ReefTankの場合サンゴはルール違反を犯したら直ぐに死んでしまいます。魚に較べて病気の少ないサンゴは水質や照明、餌など決められた活動限界があります。
H田さんは約10年前のベルリン創世記に水草水槽からいきなり初めての海水がベルリン式Reefタンクであった。初めて立ち上げたReef水槽も綺麗なReef水槽であった、当時、ちょうどモーリシャス便の入荷が有り、オシャレハナダイやウーンデッドラス、ホツマツアAなどが飼育されていた。
この数年間は水槽も安定し、触ることも少なくなると関心も薄れてしまう。たとえが悪いがまるで結婚生活?の様であった。
ついついアクアエンゲル係数が下がり赤い跳ね馬に入れあげてしまっていたが、アクシデントが発生し、リセットするくらいならという勢いで、今回遂にEcoってしまった。
水槽を作るのはは2度目であるし、サイズUPするのでいろいろこだわりを入れて見たかったようです。
御自信の日曜大工の腕前もたいしたもんで、水槽上の棚、配線を落とし込む壁も自分で作り、IKSのディスプレイモニターの配線も埋め込んでしまいました。
ECOサンプ付樹脂製キャビネットも側面をリフジウム部分のみクリアでくり抜き覗けるのと夜間の明り取りの役目も果している。
今回のバージョンUPで動力ポンプもインバーターで制御し夜間を50HZに落とし昼間は50HZと60HZの間欠運転になるようにインターバル制御も組み込んでいます。
当然のように、殺菌灯もRUW-4でスキマーはEcoSystemG1-Lをタイマーで夜間のみ運転できるようにコントロールしています。
作る前から今年の水槽OF THE YEARを目指すというくらいの気合が入っていたのでドーシングポンプも、IKSの収納も無駄なく収められています。
機能的で美しく高性能な水槽はまるで彼の愛車のようであった。