Ching Chai氏の水槽の凄いところはミドリイシも浅場、深場と水槽のレイアウトに合わせてうまく配置していること。
ウスコモンサンゴも自然界のままに成長している。
浅場のミドリイシを自然の状態を保つのはそれほど難しくは無いがDeepアクロポラのそれは、私がBali島の水深25mから35mで見た深場のミドリイシのワイルドの形状をそのまま維持し、発色はそれを凌駕するものに色上がりを見せています。
恐らく、4隅に置かれたWaveBoxとStream 6301 x 2両サイドStream 6201 x 2 背面がTunze Multicontroller 7095により複雑に入り組んだサンゴの森に澱むことのない水流を与えているようです。
ライティングは400W12500Kが6灯でVHO140Wの蛍光灯Actinic Blue bulbsとT539-watt Actinic Plus bulbsをタイマーコントロールし成長に合わせて影になる部分にはスーパークールタイプのスポットHQIで補っています。
これらもタイマーで各ライトの点灯時間を調整し有効波長を効率よく吸収させています。
彼はこのシステムライトを自作しました。いくらかかったと聞くと10000ドル以上だよと言っていた。ステンレスをふんだんに使い反射効率を上げています。
カルシウムリアクターはシュランですが、この水槽には役不足のサイズですがカルシウムの供給はボーリングメソッドで補給しているのでこのリーフタンクはより自然に近い成長を見せています。
自然界の珊瑚礁のKHは7と言われています。過去にベルリン全盛時代にはKH10から12で成長させることを楽しみに飼育していました。
しかしこのKHではソフトコーラルやLPSは不機嫌になりミドリイシは成長しますが歪な形状になります。最近の標準はKH7から8で減少する前に補給するためにドーシングポンプを使うのが多くなっています。
カルシウム450mg マグネシウム1300mg KH7から8 を維持し鉄、ヨウ素、ストロンチウム、NFメタルを添加するこの数値が一番効率よく吸収されて効果があらわれる。
「意味不明な持論を展開するよりも世界で認められた方法を実践する方が簡単で分かり易いし良い結果が伴うでしょう。EcoSystemは世界中で実践されたものを推奨しています。」
彼は、私にミラクルマッドリフジウムの海草を刈り取るからお土産に要るかと聞いてきたので袋いっぱいをいただいた。
最先端のアクアリウム機器にEcoSystemは良くマッチしている。
ドイツで見た綺麗なEco水槽よりドイツ的な精巧なシステム私はタイ料理より強烈な刺激を受けた。
彼は他にもソフトコーラルタンクも持っている。
これもEcoSystemだ。
濾過槽にミラクルマッドそして今一番お気に入りの海藻はホソジュズモ、バンコックのショップでボール1杯約200バーツで売られているという。 ほとんどマッサージ2時間分?
これ10杯でバスルーム付SPマッサージ2時間分? バンコックの物価はわかりづらい。
これより先は会員サイトで御覧いただけます。