今回の工事のテーマーは安全性と機能性それに伴うランニングコストの削減である。 事前ヒヤリングした時に動力の容量が一杯でパンク寸前と聞いていたので回線を30Aから倍の60Aに入れ替えました。
自宅でも相応の電力の消費をする大型水槽の場合ほとんど動力を引き込んだ方がお徳になる。
初日 8時45分現地到着、前夜際の余韻に浸るも、既に東電が動力回線工事の為にクレーンが上がっていた。素早く、我々も段取りどおりに撤去に掛かる。 チームデビルは大阪から私を含め4人関東AMA大谷氏と関東電気工事部隊4名の9名で降り止まぬ雨の中黙々と作業した。
①屋外の貯水槽、ポンプ全て撤去しサンプ濾過槽を屋外に新たにEcoSystemミラクルマッドリフジウムとスキマーのハイブリットシステムを作り、水槽そこに70W殺菌灯を2系統分取り付ける。ポンプの流速と配管の圧損から計算して通常のワンランク上の機種を選定し出来るだけ抵抗の少ない配管を心がける。 生体に影響が出ないように架設の400Wクーラーを屋外に窓からホースで配管する。
②新設のクーラーは環境に優しい新冷媒3馬力の国産ユニットにチタンフレキシブルチラーをオリジナルのチラータンクに投込んで、凍結防止センサーを付け組込み外部に設置した樹脂製濾過槽の上に据付けた。
万一の保険にリフジウムの配管に以前使用していた1馬力のクーラーを組み込む。
配管が終わるまで、生体に影響が出ないように架設の400Wクーラーを屋外に窓からホースで配管する。
③スキマーの移設MT250Wの安定器畑に収納されていたHSA3000を濾過槽上部に収納BOXを作り移設。
④カルシウムリアクターの取水をを配管から分岐出来るように分岐バルブを3箇所作る。リアクターには強制注水する事で内圧を安定させCo2の圧力調整を簡単にさせる。排水のPHをIKSで測定しCO2電磁弁でリアクター内のPHを6.5から7に維持する。
⑤メインポンプはMDH4001台で充分、これは以前にHSA3000に使用していたものでHSAにはMD100Rで配管の口径をサイズアップして接続することで充分パワフル。
⑥水槽内循環水流用ポンプをRMD1001に変更しインバーター制御で照明点灯時間中60Hzで夜間50Hzに運転するように組み込む。
午後11時40分にとりあえず配管は無事終了しクーラーの試運転を残し初日は終了した。
某氏のご馳走になりホテル帰宅は午前2時、明日も頑張るぞ!