ドイツより帰国し翌日には関東某所に工事に行きました。 昨年夏に見たときにかなり危険な状況であったゴージャスな水槽のろ過システムのリスクを解消する為である。 ドイツ入り1週間前の最終打合せの際に危うく全滅してしまうような漏水をしていたあの配管を全てやりかえる為である。
リスク①
サクションホースは材質がPVCの為、屋外での配管や光の当たる場所、圧力の掛かる箇所での配管には不向きな為全て取り除く。止むを得ず使う場合は定期的に交換出来るように配慮する。
リスク②
ポンプの入口出口にバルブを取りつける。万一故障した際にポンプ交換する時の漏水を最小限にする。
リスク③
配管をスッキリと解り易くする。 ポンプが5個あって何処に何が行ってるのか解らないようでは非常時に困る。 漏水を起こしている部分が解らない。 流量と流速に見合った配管をすればポンプの数は減らす事ができる。
リスク④
濾過槽サンプは触りやすく、メンテナンスしやすくする。 有効面積一杯に造ると手も入れられないようになる。 今回はEcoSystemのハイブリットタイプですが希少な魚が多い水槽なのでデトリタスをサンプに溜めないようにEco部分以外は全て洗い流せるように設計。
リスク⑤
殺菌灯、使用するポンプの流速に見合った最高級の性能の物にする。 2度と手に入らないような魚を病気から守る。
つづく